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2005/8/2(火) ベクトルの和
日光への修学旅行(林間学園と呼ばれているけど)をはさんで
夏休みに入ってからこの方、
かなり頻繁にYはエ代表の練習に行っている。
一連の練習は、明日で一段落する。
一日休みをおいて、金曜からA島への遠征だ。
7回あった練習のうち、1回は日光で欠席したが
プール当番で1時間遅刻したのをのぞいて
あと残りは参加している。
昨年の第2エリア代表チームは
3回しか一緒に練習をしなかったそうだ。
チーム・メイトの名前もろくすっぽ分からないまま
本番のエリア対抗戦に臨んだ、というから
今年は相当、力が入っている。
でも思ったほど、シゴキではないようだ(苦笑)。
もっと走らされるのかと思っていたが
どうやらそうでもないらしい。
・・・・いや、Y本人が要領よく
サボっているのかもしれないけれど。
それで、昨日はベクトルの和を使って
センターリングの説明を受けたそうだ。
もちろん、「ベクトル」という言葉は使わない。
BOコーチは2本の「矢印」の図を描いた(そうだ)。
1本の矢印は、自分が受けるパスだ。
もう1本の矢印は、自分がそのパスを受けるべく走りこむ
コースと勢いを示す。
2本の矢印の力が合わさって発生する、新たな第3の矢印が
蹴り出されるセンターリングを表す。
サイド前方のスペースに縦パスが出るとする。
そのボールに向かって縦に直線的に走り込むと
上げるべきセンターリングは、ゴール・ラインのほうへ飛んでいってしまう。
(鋭角的にベクトル同士がぶつかるから、前方に行くワケね。)
センターリングなのだから、
ゴール・エリア内の任意のポイントを狙いたい。
縦パスにどういう矢印を足したら、ゴール前に蹴れるでしょうか?
・・・・というクイズ形式で練習は進むんだそうだ。
図も使わずに説明しているのが虚しいが、
おわかりでしょうか?
正解は、
外から内側へ向かってボールに入るために
ふくらんで走る、でした!
これまでにも、理屈っぽいコーチに教わったことはあれど、
ベクトルのたし算・引き算は初めてだな(笑)。
入射角と反射角までは考えたことはあるが、
ベクトルとはね。
しかも小学校6年生にね(笑)。
でも、Yは抵抗なく理解はしたようだ。
(その証拠に、親に図を描きながら説明もできる。)
理解はしたけど、そのとおりにやるのは難しいんだよ、
とYはちょっとグチっていた。
日光でいなかった日にも、ベクトルは出てきたらしく
矢印が2回目の子たちは
けっこういいセンターリングを上げるようになっていたのだそうだ。
・・・・ふふふ。
先々、数学でベクトルが出てきた時には
あんた、BOコーチに感謝するよ、きっと。
いろんな指導者に教えてもらうのは、
こういうことがあるから面白い。
できる/できない、はさておき
そういうサッカーの教え方もアリだということを
肌で知るのは得難い経験だ。
願わくば、
練習内容をノートに書き留めておいてほしいな。
きっと、いつか
役に立つから。
誰の役に立つのかは
よく分からないんだけどね(苦笑)。
2005/8/3(水) 使い勝手
で、ベクトル・センターリングの練習をした
第2エリアのエ代表たちは
昨日、よその地区の女子チームと練習試合をしに行った。
現地に引率でつきそっていたAZMのかなんちゃん母でさえ
いったいどこのチームと試合をしていたのか
最後まで分からなかった、というから笑える。
いや、別に相手が誰であっても
どーでもいい、っちゃいい。
Yたちエ代表は2戦2勝を0失点で終えたらしかった。
家を出ていくYには、
ベンチでも学ぶことはたくさんあるのだから
よーく試合に集中するように、
なんて声をかけて送り出した。
体力も技術も劣るYだから、
まぁ、サブだろう、と予想していた。
帰ってきたYの報告によると、
2試合とも一応スタメンでは出られたそうだ。
が、2試合とも前半のみで、後半はベンチだったそうだ(笑)。
Yは1試合目の前半は、3バックの右だった。
中央は、エ代表で一番ガタイのいい子が守り、
左は同じAZMから行っているはんちゃんだった。
2試合目前半のYは、
やはりはんちゃんとセットでWボランチを務めた。
はんちゃんにとっては、初めてやるポジションだろう。
これはもちろん、テストだ。
BOコーチたちは、誰をどこで使うか
この寄せ集めチームの現実的な布陣をさぐっているはずだ。
自分の率いるBBBの子たちのことは熟知していても、
他チームから来た子たちをどう使うか。
腕の見せどころでもある。
BBBの選手は、基本的に前のほうの子ばかりだ。
だから、BBB以外のチームから来ている選手も
守備陣で試合に出るチャンスはあるし、
どちらかというと守り重視で人選もされてきたはずだ。
AZMからエ代表に入っているのは全部で4人。
いりんちゃんは、まぎれもなくサイド攻撃の駒だ。
逆に言うと、他のところはできない。
多分、BBBの攻撃陣に疲れが見えてきたときに
スーパーサブ的に出てくるんじゃないか、というのが
HYコーチと自分の予想だ。
AZMのキーパーでもあるかなんちゃんは、
数少ない5年生選手だ。
BBBは、恐ろしく攻撃陣が強く、CBにいい子もいるので
ゴール・エリアまでめったにボールが来ない。
GK不在でもあまり困らないようなチームだ。
そのため、普段の公式戦には
超おチビちゃんの低学年GKを置いている。
気の毒なほどちっこい彼女を、でも
こういう各都府県からの代表チームの集まる祭典(?)に
連れていくわけにはいかない。
そこで、自ずとキーパーはBBB以外のチームから出すことになるが、
一番手と思われるEEEのGKが
学校行事とかぶっているため今回の遠征には不参加。
そこで1つ下の学年ながら、
AZMで正キーパーを務めるかなんちゃんが抜擢された。
昨日の練習試合でも
2試合ともかなんちゃんはGKでフル出場だったそうだ。
今回の遠征でかなんちゃん@GKは、確定だろう。
はんちゃんは、AZMの誇るCBだ。
長いのを蹴るのは上手い。
飛んできたボールをダイレクトで跳ねっ返させたら、
こんなに頼りになる子はいない。
最近では、空振りすることもめったになくなってきた。
単にクリアするか、前線へのフィードとするか、の判断は
必ずしも的確ではないけれども、
苦しいときに長く蹴り返してくれるのは、本当に助かるものだ。
が、はんちゃんは器用ではない。
詰めてきた相手FWをかわして短いゴロで縦パス入れる、
みたいなことはできない。
ついでに言うと、1対1にもあまり強くない。
体がデカいので抜きにくい印象を一瞬与えるかもしれないが、
ちょっとボールを左右に動かしてみれば
抜かれやすいDFであることがすぐバレてしまう。
それでも、置くならバック・ラインだろう。
飛距離のあるクリアを頼みに、
中央からカバーしてもらえるSBに置くのが多分、正解だ。
では、Yは?
彼女については、BOコーチも困っているだろうと思う。
なにしろ、特徴があっても
それがエ代表レベルの試合では出せそうにもないからだ。
どちらかというと守備、というのは確定している。
が、はんちゃんのように長いボールが蹴れない。
空振りだって、まだやる。
ボールに足をうまく当てられないので、普段からスカが多い。
はんちゃんほど背も高くはないし
体を入れて競るのが上手いわけでもない。
CBに置くには頼りないし、
CBは他にいい選手もいるから、SBか。
でも、1対1では簡単に抜かれる。
足も速くないから、高速ドリブラーでも来た日には
置く意味もない。
その点だけ見れば、はんちゃんとどっこいだが、
なにしろYは蹴れないのが痛い。
では、AZMでの定位置、ボランチは? というと
これはまぁ、慣れているという意味では無難だが、
なにしろ運動量の多いポジションだけに
あっというまにパワー・ダウンするのが目に見えている。
それなら、体力のある子を使いたいだろう。
Yの特徴である「声」も、
きびしい相手との試合ともなると、ぜんぜん出せない。
プレーするだけで余裕がないからだ。
それもこれも体力のなさが、圧倒的にいけないのだが
こればかりはそうすぐどうなるものでもない。
さすがのBOコーチをもってしても、
ブランク1年分の体力差はどうにもならないだろう。
なんとまぁ、使い勝手の悪い子を
選んじゃったんだろうね。
・・・・と、エ代表のコーチ陣は思っているにちがいない。
いや、ムリに使ってくれなくてもいいから(苦笑)。
自分は多分、
エ代表の試合は1試合も観ることはできないと思うけど、
もしも観に行けたとしたって
そんな強敵相手に、バスバス抜かれまくるYとか
やっぱ見てらんないもん。
BBBのお母さん方が「あ″〜っ!!」って絶叫するのを、
聞きたかないもんなぁ(苦笑)。
ま、昨日の練習試合はテストだとして。
この週末に控える「夏の祭典」in A島。
Yは、いったい試合で使われるんでしょうかねぇ?
怖いモノ見たさで、応援に行きたい気はするけれど
いかんせんA島は遠すぎる。
ホンマモンの遠征を、
Yは初めて経験するのだ。
使い勝手が悪すぎるくらいで
ちょうどいいかも。
かえってそのほうが
程よく楽しめるかもしれないもんね(笑)!
2005/8/4(木) おしゃべりな経産婦
042のSちゃんは
現在バリバリの育児中だ。
去年の全国大会なんか
親に預けてきた愛娘が飲むはずだった母乳を
搾り搾り試合に出ていたような子だ(笑)。
Sちゃんは、さらに
年間の大会日程を睨みながら
第2子の出産時期を計算しているようなツワモノだ。
万が一、今度の関東大会の初日に負けでもして
042が今年の全国大会を逃しでもしようものなら、
Sちゃんはスグにでも仕込みに入るだろう(苦笑)。
こういう身も蓋もない話は、
042の中でも特に体育大出身者からよく出る。
Sちゃんも、某体育大の体育会系サッカー部出身だ。
初めて彼女を見たときの印象は、
胸がデカイ、ってことだった(笑)。
授乳中だったんだから、ノーマルな状態でないのもムリはない。
胸トラップなんて、気の毒で目も当てられなかった。
ちなみに、今は少し落ちついてる。
実際に一緒にミニ・ゲームをやってみると、
初めて会う人なのに、ものすごくやりやすかった。
どちらかというと守備的な位置、下がり目にいたが
後で聞いたら、体育大時代はCBだったのだそうだ。
背はちっとも高くないのだけれど
後方からその広い視野で状況を判断していたのだろう。
そして、彼女のもう一つの特徴は
かわいらしい声がよく出ることだ。
うーん、声の質もかわいらしいんだけれど、
しゃべり方がかわいらしいんだな。
そういう彼女から指示が出たり、呼んでくれたりするので
一緒のチームにいるとボールがよく回るし
仕切られていても全くイヤな感じがしないのだ。
今年のSちゃんは、
母乳搾りのデューティーがなくなった分、
体が軽そうだ。
6月から1ヶ月以上かけて
隔週ペースで東京都予選を戦ってきたせいもあってか
1試合ごとに体のキレがよくなってきている。
この前の清水お呼ばれ大会でも
主に1ボランチに入っていたSちゃんが
ものすごく効いていた。
ピッチの中央部分を縦につなぐ役割でMVP級の大活躍だった。
ところで、その清水でのこと。
自分たちは「経産婦」のカテゴリーだった。
・・・・これも、なかなか身も蓋もない表現だが、
出場資格に明記されているので仕方がない(笑)。
で、同じ会場では
「一般」の部も行われていた。
年齢層は広くて、下は中学生から上はおばさんまで。
まぁ、女子の中でも一番レベルの高いカテゴリー、ってことだ。
その会場では
「経産婦」と「一般」の試合が、交互に組まれていた。
そこで、おもしろいことに気がついた。
「一般」の試合が始まると
とたんにピッチが五月蠅くなるのだ。
文字通り、ピッチのあちらこちらで
ガヤガヤしゃべる声が聞こえる。
誰かが声を出す、などというそんなものではない。
多分、22人全員が、常に何かしら
周囲とコミュニケーションをとっているようだった。
・・・・でなければ、あんなに五月蠅いはずがない。
およそ、そこいらのJの試合よりも五月蠅いだろうと感じた。
本当に、中がガヤガヤしているのだ。
そして、「経産婦」の試合になる。
相対的に、静かになる。
声は聞こえるが、ぽつり、ぽつり、だ。
こんなに違うかねぇ・・・・。
と、HYちゃんにもらした。
すると、彼女はこんな話をしてくれた。
私もそう思ったのよ。
それで、さっきSちゃんに聞いてみたのね。
どうやったら、声って出せるようになるのかなぁ、って。
(ここで、HYちゃんはAZMの静かな女の子たちのことを
念頭に置いていたのだと思う。)
そしたらね、Sちゃんは
「さぁ、どうやったらだろう?」って考え込んじゃったのよ。
しばら〜く考えてから、Sちゃんは
「声を出さない子なんて、周りにいたことなかったから
よく分からない。」
って言ったのね。
それから、もうしばら〜く考えてから
「声を出さない子は、上手くならないもん。」
だって!
聞く相手を間違えた、と思ったわよ(苦笑)。
・・・・たしかに、エリートのSちゃんに聞いても分かんないか(笑)。
でも、けっこう大事なことをSちゃんは言っている。
Sちゃんの、耳にすーっと入ってくる声は
そういう中で培われてきたものなのだろう。
042は、それで言うとまだまだ静かなチームだ。
Sちゃんもしゃべり足りない、と思っているのかもしれない。
彼女がどんなに語りかけても、
彼女が期待するほどには言葉が返って来ていないにちがいない。
でも、そうやって意志を通じ合わせながらプレーするのは
間違いなく、何十倍も楽しいはずだ。
Yが試合中に声を出せるかどうか、が課題になっているが
実はそんなのは序の口なのだろう。
本当は、Yだけがリードを取るのではなく
11人全員が、常に何かしらをしゃべり続けるくらい
仲間に何かを伝えようとするようになることが
目標なのだ。
そして、それができない子は
サッカーの本当に面白い部分を知らないで終わるのだろう。
キツイ言い方だが、それは自分にも降りかかる。
自分は、サッカーの本当に面白い部分を
知らずに終わってしまうのではないだろうか、と自問する。
せっかくSちゃんやHYちゃんのように
よくしゃべるチーム・メイトがいるのだ。
彼女たちとガヤガヤできるようになりたい。
042って五月蠅いね、と言われるようになってみたい。
Yのことばかりなんやかやと書いているが、
声の問題は、実は自分の問題でもあるのだ。
2005/8/5(金) 女子マネージャー
第2エリア代表チームを率いるBOコーチは、
負けん気の強〜い顔をしているが、
華奢でかわいらしい、とも言える。
細かいウェーブのかかった長い髪を
いつもキレーに編み込んで後ろにまとめている。
お嬢@3歳児の世話をしながら、よくそんな時間があるなぁ、
と思ってしまうほど、キレーにしている。
もちろん日によく焼けているので、
どちらかというとサッカーのコーチというよりは
湘南あたりの水辺に生息していそうな
今風の女の子みたいに見える。
間違ってもBOコーチを「経産婦」と呼んではいけない(苦笑)。
しかし、彼女が普段職業で指導している
エリアの強豪、名門クラブBBBの女の子たちときたら、
ぜんぜんBOコーチみたいじゃない!
今どきのサッカー少女は、短髪が多い。
それも、キレーに刈り上げていたり、キレーに立ってたり、
同じサーファー系でも石川みたいな髪型だ。
BBBの子たちも、ちょっと性別不肖だ。
今年のBBBは小柄で、体つきを見ても
まだまだどっちか分からない。
それで髪型がそんなだし、態度から口調から
(ついでにサッカーの中身まで)「男子」なもんだから
どっからどう見ても少年サッカー・チームだ。
A島に出発するYたちを送って
集合場所までついて行った。
同行していたいりんちゃん母が、首を傾げた。
「あれ、男子も同じ場所で試合なんだっけ?」
集合場所には、確かにどっかで見たような顔がそろっている。
BBBの男子だったっけな・・・・。
自分たちが知らないだけで、実は
A島での大会は、男女ともBBBが呼ばれているんだろうか?
「じゃ、出発しまーす」とBOコーチが声をかけた。
一同、エナメル・バッグを肩に掛けて
BOコーチの回りに集まる。
・・・・いりん母と、顔を見合わせた。
「・・・・女の子だ・・・・。」
2チーム分の人数はいなかった。
8割方の子供たちが、見事に「男子」だったのだ!
特にBBBの彼女たち、気合いを入れてか
この前見たときよりもさらに髪を短く刈っていて、
本山の before→after みたいな変貌を遂げた子もいた。
おとといまで毎日のように一緒に練習していたというのに、
1日たったら、Yたちにさえも誰だか分からなくなったらしい。
はんちゃんともう1人「カワイイ男の子かもしれない」のがいて、
そこまで含めると9割が少年サッカー部だ。
ただ2人、髪をゴムで結んでいるのがいりんちゃんとY。
・・・・どうみても、女子マネージャーだわ、こりゃ(笑)。
しかも、「どうみても男子」の子が「どうみても女子マネ」のYに
くっついてきたり絡まってきたりする(笑)。
本人たちはフツーにじゃれてるだけなんだが、
どうみてもフツーのサッカー部じゃない(苦笑)。
そんなへんちくりんな集団を率いて
サーファーねぇちゃんのBOコーチは旅立っていった。
そこまで含めて、見た目がすごく変だった(苦笑)。
Yは、そのうちカブれて
髪を短くする! と言い出すんだろうか?
それとも女の子らしいのを逆に
自分のアイデンティティにするのか?
見た目はどうでも、
実質的に「ベンチで女子マネ」な状態からは脱却しようよ、
とちょっと思ってしまう母なのだった。
いってらっしゃい。
できることを、やっておいで。
2005/8/9(火) あいまいな記憶ベースの話
昨晩、Yとはんちゃんを迎えに行って
連れ帰ってきた。
その道すがら、Yはまー、よくしゃべりまくった。
はんちゃんも、クチを挟みきれない勢いで
とにかく自分のこと、自分が体験したことを
次から次へと話してくれた。
が、試合については
記憶があやふやなところが結構あって、
現地につめていたかなんちゃん母が
1試合ごとに送ってくれたメールをソースにした速報
(ダンナさんの日記、Soquartz Monorandomに掲載ずみ)のほうが
よっぽど確かだ(苦笑)。
本人の弁明によると、
全5試合のうち、4試合目の途中までは
しっかり記録を書き留めているのだそうで、
そのノートを宅急便で送り飛ばしたリュックから出しさえすれば
いろんなことが分かるのだそうだ。
・・・・あんましアテにはしてないけどね(笑)、見てのお楽しみかな。
初日に大阪と京都に勝って2勝。
大会2日目に岡山に勝って準決勝に進むも、
静岡にPK負けして3位決定戦に回り、
そこで兵庫に負けて4位で終了。
かいつまむと、そういう結果だった。
優勝は静岡だが、
PK負けは負けではない、引き分けだ、
という負け惜しみが通用するなら、
2位の大阪とは初日の直接対決で勝っているワケなので
Yたち東京第2エリア代表チームだって「一番強いほう」(あいまい表現)
ってことになるんだが、
聞けば静岡とのPK戦は
主力のBBBの選手たちが蹴って、それで●2−4だったそうなので
まぁ、しょうがないわな(笑)。
しかも、いつも東京あたりではぶっちぎりで強いBBBのこと、
普段はPK戦なんてやる必要なしに余裕で勝ち上がるので、
経験不足からPK勝負に弱くても
それは東京都下の全少女チームの問題ってことでもあるので
これはいたしかたない(苦笑)。
むしろ、BBBがPK戦に弱い、とはイイコトを聞いた(笑)。
AZMのHYコーチには、PKの練習を積んで
守って守って0−0→PK勝ち、のプランで
次の地域大会には臨んでいただこう!
と姑息な考えがよぎったりする。
ところで
Yは、あくまでも「1点とった」と言い張る。
実際にはオフサイドの判定で、ノーゴールだったのだが。
彼女の話を総合すると状況はこういうことらしい。
その試合で、Yは右のサイド・ハーフだった。
ダンナさんが驚愕したというBBBのWボランチの片割れが
1ボランチだったそうだが、
その子が左サイドをドリブルで上がって来た。
FWが1枚、ディフェンス・ラインの向こうのスペースを
狙ってかまえていた。
その裏で、やはりYも逆サイドからやや中央よりに上がってきて
センターリングを待ちかまえていたのだと言う。
Yの記憶によると、最寄りのディフェンダーよりは
確実に半歩、後ろにいたそうだ。
ドリブルで抜け出たボランチちゃんが、
マイナス気味に低いライナー性のセンターリングを蹴り出す。
味方FWが(多分たまたま)スクリーンになって、
その背後のYが「中澤のようなダイレクトで」
ゴールにたたき込んだのだそうだ。
が、よくよく話を聞くと
中澤@韓国戦のゴールと似ているのは
「ダイレクトで」というところだけ(苦笑)。
利き足でないほうの足でもなければ、アウトサイドでもなく、
ましてやキーパーのまた抜きでもない。
右のインサイドという基本中の基本キックで
コースをついて入れた、ということのようだ。
・・・・という話が本当だとすると、
どこがオフサイドなんだろうね(笑)。
ベンチのコーチ陣も、現地に詰めかけていたBBBの親たちも
この判定にはぜんぜん納得していなかったそうだ。
・・・・というYの話から判断すると、
本人が無意識のうちにオフサイド・ラインを越えていた、
ということは考えにくいように思う。
あるお父さんにいたっては
大会本部に殴り込みに行ったらしい(←ちょっと誇張)。
大会本部は
「今大会は旧ルールにしたがってオフサイドを判定しています」
と答えたそうだ。
が、同じくそのお父さんが詰め寄ったところ
旗を上げたラインズマンは
「大会本部には新ルールで、と言われています」
と答えたそうだ。
まず、線審がオフサイド・ラインをキープできていなかった、
という可能性は充分にありえる。
線審が走り遅れていたとすると、
Yが半歩ビハインドのつもりでいても
オフサイド・ポジションにいたように見えたかもしれない。
それでいくと、新旧ルールのどちらだったかは
実はあんまり関係ない。
どっちみちボールを蹴ったのはYなのだからね。
が、お父さんが詰め寄ってみたら
大会本部と実際に審判をやっている人との間で
話が食い違っていた、というのでは
別の問題として言われても無理からぬ話だ(苦笑)。
ジャッジがなんとなくアウェイに不利だった、ということを
Yがこぼしていたけれど、
それは多分、Yがそう思ったというよりは
Yが漠然と感じていたことを周囲の大人たちが言語化したおかげで
「ホーム寄りの笛」というものを身をもって体験した、
ということになるのだろう。
が、それもサッカー的には当然のことだ。
多少の難がある審判とか、偏った笛とか、
上から下まで津々浦々よくある話だから
・・・・というか、実際に現場にいてこの目で見たわけじゃないから
そこまでは怒らない。
その場にいたら、どうだったか分からないけどね(笑)。
自分: それより、その試合って
どの試合なのよ?!
あんたのその1点で、追いつけたり勝てたりした
試合なんじゃないのっ?!
問題はむしろ、そこでしょう。
Y: えーと、どの試合だったっけなぁ・・・・。
自分: そんな大事なこと、どーして分からないのっ!!
Y: その試合は、調子よかったんだよ。
自分でも右サイドをドリブルで上がって、
でもディフェンスに付かれてて
コーチは「コーナー(取るん)でもいいよ!」
って言ってたのは聞こえたんだけど、
角度や距離からいくと相手に当てても
コーナーになりそうもなかったから、
そこでひょいっと引き球で戻って
相手DFを切り返してかわしてから
ちょうどいいセンターリングを上げたんだよ。
FWの子が飛び込んでくれてドンピシャでシュートしたんだけど
キーパー真正面でキャッチされちゃったんだよね。
・・・・点にはならなかったけど、Y的にはいいプレーだった。
自分: ・・・・。
せめて、1日目か2日目かも分からないの?
Y: あ、そういえば。
1日目が終わって宿舎に帰るときに
ナントカちゃんが「Y、上手かったね〜!」って
ホメてくれたから、多分1日目だな。
ほっ。
それなら、どのみち勝ってる試合だから
大勢に影響はないわ。
だって、そこまで周囲の大人がムキになったんなら、
もしや1−1とか0−1とかの試合でのことだったんじゃないか、と。
あぁ、よかった、
と言うのも消極的な言い草だけど。
でも、よかったよ。
・・・・?
サイド・ハーフのYなんて
復帰して以来、見たことないなぁ。
Yがドリブル=ありえない
Yが引き球=ありえない
Yが切り返し=ありえない
Yがセンターリング=ありえない
Yがダイレクトでシュート=カスったのしか見たことない
・・・・上手い子たちの中でプレーして
上手い子たちと対戦する、ということの与えてくれるモノを
こういうところに感じる。
が、一応まだ分かったような気になるのは保留にしておこう。
そのうち、機会があったらNPコーチにでも聞いてみよう。
「あぁは言ってたけど、オフサイドだったかもね。」
とコーチに言われたらそれまでだ(笑)。
なぁーんだ、ってことになる。
Y本人には、
そういういいプレーのささやかな記憶と
(必ずしも女の子には見えないにせよ)女の子たち15人で
4日間、楽しかった思い出が
残っているのは確かだ。
それで、よかったと思う。
親にはしてやれないことだもの。
こういう機会を与えてくれた人々に、心から感謝だ。
2005/8/16(火) 実りの夏
今年のFCT合宿では、自分が「主務」だった。
準備でこの夏はここまでかなーり忙しかったが、
2泊3日の本番を終え、やっと少しラクになった。
残務処理がもうしばらく続くにせよ、まずは肩の荷が下りた。
2年前、当時4年生のYを連れてFCT合宿に行った時は、
自分もヒラのお当番だったし、Yの他にも女の子たちがいて
一緒の部屋でお泊まり会をしたような気楽なものだった。
大雨にたたられ予定を短縮して1泊だけで帰ってきたため、
サッカー的には実りがほとんどなかったにせよ
移動は近くて楽だし、
食事は美味しいし、
大浴場は温泉だし、で、なかなか楽しい合宿だった。
今年は4年生のKを連れて行ってきた。
Yの時とはちがって、今回は
照らずちょい降りくらいの程よい天候に恵まれ、
プログラムは全て遂行できた。
クールダウンと称して、練習後には
宿舎(というかホテル)のプールで遊ぶこともできたし、
地元チームとの交流戦も降られずに最後までやれた。
2年前とは大違いで、これぞFCT合宿フルコースだった。
プログラム的にはよかった。
が、Kにとって気の毒だったのは
今年は女子部員でFCT合宿に出たのがKひとりだけ、ということだ。
しかも同行している親は主務だから、ほとんどかまってもらえない。
KはYほどには男子の中に溶け込んでいけるタイプでもなく、
アクティビティの最中はよくても
プログラムの狭間の入浴タイムとか、お部屋でのフリータイムとかで
淋しい思いをさせてしまった。
もしかしたら、他のFCT女子部員同様
次週のAZM合宿に一緒に行きたかったのかもしれないKだったが、
1) 自分の子供もいないのに合宿で主務をやるのはバカバカしい
2) FCTの合宿はどちらかというとエンジョイ系だから
AZM合宿ほどにはみっちりサッカー漬けにはならないのだけれど、
そういうゆるやかな、メシの美味い、温泉&プールつきの、
ホテル暮らしな合宿も一度は体験させたい、プラス
どうせ行くなら4年生の時に限る!
3) 合宿前練習からAZMで後期キャプテンとなるYが
キャプテン業に専念できるよう、
Kという八つ当たりのはけ口を与えず
AZMのサッカーに集中させる
・・・・という主に3つの理由から、
今年はYとKを引き離して別々の合宿に行かせることは
自分の独断で決めた。
女の子1人で、無理もあったと思う。
遊び相手がいなくてつまらない思いもさせたことだろう。
サッカー的な実りがあったかどうかはアヤシイのだけれど、
かろうじて最後までやりぬいたKを
ひとまず誉めてやりたい。
ところで、2日目の交流戦では
鳥肌モノのいい試合を観た。
Yの同級生たち=FCT6の連中が、
今までで最高の出来だった、と担当コーチ陣がささやきあう程の
すばらしいパフォーマンスだったのだ。
あんなにトラップがヘタクソで
ポロポロとボールを失い、
あんなに静かで声の出なかったチームだったFCT6。
それが、
ファースト・タッチで相手を抜き去り、
切り返して相手をかわしてはパスをつなぎ、
スペースに走り込んで受けてはドンピシャのクロスを上げ、
ピッチには自分の言葉でコミュニケーションをとる声が
自発的に飛び交っている!
指導のタマモノとはいえ、
つい数ヶ月前の1回戦負けのていたらくからは
想像もつかないくらいに彼らは急激に成長していた。
大げさに聞こえるけど、
それはまるで魔法のようだ、と思いさえした。
これだから、コドモにはかなわない!
今回の合宿に参加した大人たちが感じたサッカー的な実りは、
きっと彼らFCT6のメンバーにとっても自信となっていることだろう。
約1ヶ月後に、6年生最後の公式戦がある。
よりにもよって、優勝候補のBBBと1回戦で当たってしまう、
という運命にある彼らの起こす奇跡を、
自分はこの目で見たいと思っているし、
彼らの家族たちにも絶対に見てやってほしいと思うし、
Yたち女子にも、AZM練習を休ませてでも見せたい、
とホンキで思っている。
あのFCT6の(これまでのところの)ベスト・ゲームを
現場で観ることができただけで、
主務の労苦はすべて報われてしまった。
このまま、あと1ヶ月。
いい準備をして、彼らのサッカーを磨いてほしい。
そして、本番のBBB戦で
それをいかんなく発揮できるように・・・・
心の底から応援してるヨ!
2005/8/17(水) 取扱説明書
FCT合宿3日目、最終日。
期間中、子供たちは
4つの縦割り班(4〜6年ミックス)に分かれていた。
移動や食事のたびに班長はじめ6年生が
下の学年の班員たちを束ねて面倒を見てくれる。
が、サッカー的には
練習も試合も、ほぼ学年単位だ。
そこで、最終日だけは例年、班対抗戦をやる。
4つの班で総当たり戦をやって、勝ち点で優勝を争うのだ。
班の担当コーチも、1人ずつ混じって入り
大人げないプレーで子供たちのひんしゅくを買うのも、恒例だ(笑)。
最終日の午前中、自分は
別のコトを宿舎でやっていたので
班対抗戦の前半部分は見逃した。
グランドに着いてみると、Kのいる3班は
あと1試合を残すばかりになっていた。
が、Kは頭に氷のうをあてて
お当番のお母さんたちの間に座り込んでいた。
3班の作戦会議を、ゴール裏でやっていたらしく
HRコーチの強襲シュートが枠を外れてKの後頭部を直撃。
とりあえず冷やしましょう、ということで
氷のうをあて始めてから、かれこれ20分経つという。
Kは、すっかりイヤになっていた(苦笑)。
ぶつけたところがガンガンする、とKは言った。
そりゃー、20分氷をあててたら
冷えすぎてガンガンもするわな、と氷のうをはずした。
もう1試合、3班の出番があるけど
どうする? 出られる? と聞いた。
Kは、やる気のない顔で首をかしげた。
あー、すっかりイヤんなってるわ(苦笑)。
心配顔のお母さん方そっちのけで
ちょっとつきあってよ、とKを立たせる。
試合に出られるかどうか、パス練して様子を見ようよ。
グランドのはしっこで、親子で対面パス。
はじめはやる気のなさそーな蹴り方をしていたKだったが、
そのうち蹴ることに気を取られて
やる気のなさそーな顔をし続けるのを忘れてしまった(笑)。
インサイド・キックから始めたが、
ワンバンありのリフティングを交換するうちに
Kがあることを思いついた。
K: じゃ、コートをつくろう!
横はここまでね。(と、足で線を引き始める)
母: じゃぁ、センター・ラインはここね。
K: で、うしろはこのへんまで。
母: 1、2、3、4、・・・・9歩。
てことは、こっちの半分は、1、2、・・・・9でここまで。
K: おっけー。準備完了!
というわけで、リフティング・テニスを始めた。
お互い、そんなに上手ではない身の上、
たいしてラリーも続かず、ヘボい球の応酬になるが
とりあえずKはケタケタ笑いながらボールを追いかけていた。
通りがかりのお当番さんが、
楽しそうねー、私も入れて、とやって来る。
5点先取で回しあっているうちに
3班の出番となった。
母: 行けるね?
K: うん。
・・・・と、ここまでは軌道修正。
ここからが母も本番だ。
Kは3バックの右にいた。
班長のケー助が、当初はCBに入る。
Kのいるサイド・ラインぎわで応援をする。
Kをノセるのだ。
ハー助(相手FW)のところに絶対ボールが来るからね。
ケー助が向こう側にいる時は、
Kがハー助をマークしないとダメなんだからね。
ボールに気を取られながらも、
マーク確認の声が母からかかるたびに
相手FWのそばに寄るK。
そして、FWがKを背負うかたちでボールを受けようとする。
K、すかさず回り込んでパス・カット!
そーそー、ナイス・カットだ〜!
もう1回、それ、狙おう!
相手チームも、とりたてて他の手がないらしく、
繰り返しFWに当ててくる。
再び、パス・カットに飛び出すK。
そして、2〜3歩ドリブルをしてから
ピッチ中央にいる味方MFに、ちょうどいい縦パス。
お〜っ! K、ナイス・パスだ!
そこが起点となって、
サイド・チェンジのパス2本を経て
3班のFWがシュート! 見事に得点!
CBにいた班長のケー助からも
「K、ナイス!」の声がかかる。
・・・・ま、そんな調子で
あとは些末なことだからイチイチ書かないが、
Kのいいところが結構出ていた20分だった。
自分より足の速い相手でも体を寄せて追いかけ(ようとす)るファイト。
インターセプトのあと慌てて蹴らずに、
ちょっとドリブルしてから確実に通す短い縦パス。
4年生同士のマッチアップでは
フェイントをかけて抜き、ドリブルで上がる。
縦に攻める意識があるところは、とてもいい。
自分のパスが届く範囲は、どうにか見えているらしいのもえらい。
・・・・と、誉められるところを一生懸命さがすわけね(笑)。
4年担当のSSコーチが
「K、いいですねー。がんばってますねー。」と
声をかけてくれた。
でも、願わくば
母の指示なしに、自分で考えてあのように動けたらいいんですけどねぇ、
・・・・とこたえる。
でも、ま、いっか。
頭にボールがぶつかってスネ返っていたんだから、
あんだけサッカーをちゃんとやっただけ、マシだわ。
Kに高望みもしてはいけない。
Kの取り扱い、
親である自分でも
9年付き合って今回やっと分かってきたくらいだ。
別にKのことだけを見ているわけではない指導者に、
しかも
Kを特に大切な選手だと思っているわけでもない指導者に、
Kをこのように扱ってください、とは頼めないなと思った。
Kのことは、自分が面倒を見る。
指導者の目にとまるところまでは持ち上げてみる。
・・・・そんなことを、心ヒソカに決意した。
Yやはんちゃんのようにエ代表に入れたら。
これは、Kだけではなく
まなんちゃんもくりんちゃんも思っていることだろう。
でも、その2人とKの違うところは
まなんやくりんは「エ代表に入れる」と既に思っているところ。
本人も、親も、指導者も、
時間の問題で入れることを疑っていないのだ。
Kは「そりゃー入れたらいいけど、無理だろうなぁ」と思っているらしく
それは周囲の誰しもが(自分も含め)現状ではそう思っている。
親としては、不憫なのだよ。
別に、Kにサッカーがすごーく上手くなってほしい、
とは思っていないのだけれど、
KにはKのいいところがあって、
それが必ずしもサッカーに関係なくても一向に構わないのだけれど、
やる前から負け犬みたいなのが、イヤなんだ。
やればできる! という気分で
ちょっとは前向きに取り組んでみようよ、と思ってしまう。
もちろん、自分の悔しがりのせいでもある。
けど、どうせ6年間サッカーをやるのなら
もうちょっと上手くなって、
もうちょっとモノになって、
もうちょっとサッカーが好きになってほしい、と思う。
Kの取説、まだまだ未完成。
気むずかしいKのこと、そう簡単におだてには乗らないだろうが
手を変え品を変え
手をかけてやれるのは親くらいしかいないのよね。
Yが手を離れてしまった分、
親の寵愛を受けることになった、とも言えるK。
どんだけ、できるようになりますことやら。
期待せずに、でも努力。
2005/8/18(木) ♪6年生になったら
昨日、エ代表の練習から帰ってきたYは
ちょっと強気にこんなことを言った。
BBBのNちゃんのドリブルは
わりに直線的だから守りやすいんだよ。
カットもできるし、絶対止められる。
はい〜??
あんたさぁ、つい1ヶ月かそこら前の都大会で
そのNちゃんに抜かれまくってたの、誰さ!!(怒)
AZMのHYコーチからは
今日こんなメールが来た。
(明日からの)合宿に向けてYに与えておいた課題が、
この4日間の合宿前練習だけで
すべてクリアされてしまいました。
また課題を考え直さなくちゃ・・・・。
・・・・。
それは、与えた課題が簡単だったり
少なかったりしたんだよ、きっと。
HYちゃん、甘いなぁ(苦笑)。
実際にYのプレーを見ていないので
ナントモ言えないが、
今、Yはそういう時期に来ているのだろう。
やればやるだけ出来る時期。
やればやるだけ伸びる時期。
それとも、こんなにサッカー三昧な日々を
これまで送ってこなかったからなのかな???
まぁ、いいよ。
なんとでもおっしゃい。
次にアナタの試合を観に行くときに
この目で見たもので考えるから。
でも、あのFCT6の連中も
急に上手くなってたもんなぁ。
6年生って、そういうもんなのかしら。
余談だが、
先日YとKとるんちゃんが
ヒマつぶしにYに100人もともだちがいるかどうか
書き出して調べていたが
どうにか100人、達成したようだ。
「でも、ちょっとズルしてるんだよ」とK。
Kが指さした「ともだちリスト」には
「ぬまこ、ばい〜ん、2号」と書かれていた(苦笑)。
ん〜、まぁ、YやKもデラ・ユースだから
デラというフットサル・チームのチーム・メイトとして
彼らの名前を挙げているのは分かるんだけれども、
ともだちだったのかぁ・・・・。
そりゃ、知らなんだ。
2005/8/23(火) 大メシぐらいの大足女
Yは、どちらかというと貧相な体つきだが
よくメシを喰らう。
3年生の時から、AZMの合宿で
食事を残すことはなかった。
そして6年生の今年、
同じ宿舎のメシが「全然足りなかった」そうだ。
そこの食事は
味付けの濃いおかずがけっこう多い。
おひたしやカレイの煮付けに苦労するお子様方は
辛かったかもしれないが、
8:2で魚定食の出る頻度が高いウチの食卓からすれば
メニュー的には楽勝だ。
味が濃いのだから、
米飯をひたすらおかわりするのが正解だ。
例年、おかずのニガテ種目があるチームメイトから
それを引き取っては人より多く食べているY。
今年は更にごはんおかわりもプラスして、
きっと宿泊料金効率では女子で一番だったに違いない。
そして、
Yは身長の割に足がデカいと思う。
雨対策で、シューズを2〜3足
合宿に持っていくことになっていたが
Yは母親の24.5cmのトレシューを平然と持っていった。
まだまだ背の高さでは10cm以上差があるのに
どうして足の大きさが同じなのだろう??
いや、同じというか
指によっては彼女のほうが大きかったりもするのだ!
体の大きさで、始めて子供に追い抜かれた
(足の中指〜小指限定)。
合宿中、自分のシューズが見あたらなくなった
男の子がいたのだそうだ。
彼のシューズがプーマだったので、
プーマをはいている子が集められたことがあったという。
Yも白のプーマなので、招集に応じたが
サイズが全然大きかったので、即、無罪放免だった、と
自慢げに話してくれた。
・・・・足が大きくて、よかったことねぇ。
・・・・よかったのか?
女性で24.5を越えると、なにかと不便だよ〜?
靴のバリエーションが格段に減るしねぇ。
別に、あんまり大きくなることないのになぁ。
・・・・でも「大メシぐらい」だもんね。
大きくなるな、と言うのがどだい無理な話だ。
4日間たって帰ってきたら
また少し背が伸びているYなのだった。
2005/8/25(木) ふんわりとスイッチON
某女子体育大学サッカー部のお嬢さん達が
関東村に来てくれた。
042がお願いした練習試合のお相手として、だ。
来週末に関東大会を控える042。
夏休みモードから急速に大会モードに切り替えるにあたり、
監督が「強い相手との練習試合」を所望された。
現キャプテンのKちゃんが
出身校のサッカー部に打診して、今回の練習試合を組んでくれた。
話では、Bチームをお願いしたそうだが
結局A/B関係なく全員で来て、半分ずつ出た模様。
・・・・女子大生の現役サッカー部と試合をやろう
というだけで
充分ムボーに聞こえるのだが、
更に「体育大学の」「体育会Aチーム」ときたもんだ。
チームとしてはどうだか知らないが、
自分個人的にはかなりムチャだと思う(苦笑)。
この夏は、盲腸〜Y遠征〜K合宿〜各種事後処理に
すっかり気を取られていて、
実は自分のサッカーからは遠ざかってしまっている。
監督が、一発パンチをくらわして
目を覚まさせようとしているのもうなずける。
自分なんて、チームの中で一番寝ボケているほうだろう。
来週、関東大会だというのに
ヤル気が全然でてこない。
ベンチならそれでもいいや、くらいにしか思えていない
このモチベーションの低さはいったい何なのだろう?
・・・・そんな気分で、
それでもどうにか関東村には足を運んだ。
(後ろに名古屋戦が控えてなかったら、怪しかったくらいだ。)
体育大女子大生? 上等じゃん!
・・・・くらいの気持ちで臨みたかった練習試合だが、
SBの位置で
DFラインの裏を狙ってナナメに入ってくる相手FW陣の対応に
右往左往してしまって、いいところが全くなかった。
声さえも満足に出せないまま
25分ハーフの試合は終わってしまった。
こんなことではいけない。
いけないのだけれど・・・・
帰りに、HYちゃんにちょっとこぼした。
自分: 今日はいいとこ、なんもなかったなぁ。
どこにいて何をすればいいのか、全然わからなかった。
HY: あれで、よかったんじゃないの?
だって、あんなに相手が速いんだもの。
考える時間もなかったよ。
・・・・あぁ、そうか。
相手が速かったのね・・・・。
なんかもっと、別のコトが問題のような気もしたが、
とりあえず、そういうことにしておこう。
それで、フツーのママさんチームとやったら
すごーく楽に感じるのかもしれないから。
(というか、それが監督のねらいなんだろうし。)
25分を4本やって、
042で一番のベテラン選手が与えてしまったPKからの
1点だけで終わったのだから、
まぁ、よくがんばったとも言えるよな。
監督からもらった課題(インターセプト後の配球)の解決に向けて、
あと10日しかないけど
日々、地道にできる努力をしよう、という気にはなった。
大会に出られるかどうかは、分からないけれど
たとえ短い時間でも
出たときに、今回の練習試合みたいなふがいないのは
もうイヤだ。
Kじゃないけどさ、
何も始まらない前から負けているみたいな気分も
とてつもなくイヤだ。
やっと、少しは自分のサッカーに
取り組もうという気分になってきた。
2005/8/26(金) Kの将来
この夏は、カクカクシカジカで
Yが家を空けることが多かったため、
Kとぺたぺたくっついていたような記憶が残る。
Yがいないと、Kもくだらないことをよくしゃべる。
断片的な発言をひと夏分トータルすると、
Kの思い描く将来は、こーんなカンジだ。
Kは専業主婦志望だ(苦笑)。
料理を作るのが好きなので、
料理教室に通ったり、栄養学の勉強もしたいのだそうだ。
(確かに、Kの料理はマトモだ。
なぜかしら、手の器用なYが作ったものよりも味付けは美味しい。)
自宅の小さな一角にショップを構えて
少量ながら手作りの品々を商いつつ
のんびりすごしたいのだそうだ。
だから、転勤するのはイヤなんだそうだ。
ずーっと1つの土地に住んでいたい、と言う。
子供は少なくとも2人。
「なるべく早く、孫の顔を見せたげるネ」と
9歳児に言われてもねぇ・・・・(苦笑)。
Kは、多分
自分の思うようにやり遂げてしまう意志の強い子だと思うので、
上記の希望も、案外達成してしまうような気もするし、
逆に、全然ちがう大人になっていくような気もするし、
それは見てのお楽しみだ。
親として思うのは、
専業主婦になるなら、
絶対に今、サッカーをやっていたほうがいい、ということ。
Kの頃にはママさんチームが選べるほどたくさんできるだろうから、
退屈しないゾー。
→でも、「のんびり」した生活にはならないか(苦笑)。
Kのダンナさんは、年上の人がいいだろうなぁ。
Kの「のんびり」を保障できるだけの経済力があって、
健康を気づかった料理が出せるメリットを活かす、という意味で
サッカー選手なんて、どうかな。
今野、いいよ。
今野のヨメはどう?
→でも、いつまでも東京にいるとは限らないか。
もともと東京の子でもないしなぁ・・・・。
転勤ナシ、ってワケにはいかないもんなぁ(苦笑)。
だめだぁ。
全然、親のオモワク通りにはならなさそうだ(笑)。
(いや、そもそも今野にだって、選ぶ権利が・・・・)
つまり、オモワクを思うこと自体が不毛なのね。
9歳児にそんなことを教わった夏なのだった。
2005/8/30(火) 満開の百日紅
いつ以来だろう?
このところ、右ヒザの調子が悪い。
ヒザの内側が、痛いという程のことではないのだが
ボールを蹴ると、その衝撃でイヤな感じになる。
もしかすると、これを「痛い」というのかもしれないが、
それほどではないんだな。
よく考えると、
初めて柔道家たちの接骨院を訪ねたのも
同じ部位の、同じ不調だった。
そして、ストレッチングを勧められた。
基本は開脚前屈だ。
要するに、脚の筋肉が固まっているからいけない。
特にモモ裏なんかも伸ばしてやると改善するから、
毎日サボらずにストレッチをやるように、と言われた。
確かに、ストレッチングはサボっている。
接骨院に行かなくても答えがわかっているのだから、
これはやるしかない。
繰り返しになるが、蹴れないほど痛いわけではない。
蹴ったところで、強く蹴れない、というのはあるけれど
それはモトモトそうだ、と言えばそうだから
その意味ではたいして気にはならない。
でも、右で蹴るのは、正直言ってちょっとイヤだ。
リフティングなんかも、できればやりたくない。
でも、とにかくボールを触りたい。
走るのも大丈夫。
・・・・というわけで、ドリブルを練習しに
夕方の公園に行ってみた。
たまたま早く帰ってきたので、
夕飯の支度までのあいだ、1人でボールをぶら下げて
いつもの広い公園に行く。
夏草や あんまり深くて 球すすまず。
・・・・ちょっとは刈ってくれたらいいのに。
ちっちゃい子供とか、草に埋もれてるし(苦笑)。
数カ所、土が見えているところ、
同じようなことを考える人が、入れ替わり使うので
そこだけは草が育っていない地面むき出しのところがある。
サッカー・ボールを持ってきた子供たちがハケてから、
その土のところに移動する。
やっと、フツーにボールが転がる(苦笑)。
日が暮れるまで、気がすむまで、
ボールを転がして遊んだ。
何本か、ダッシュも走って
走るのも気がすんだ。
でも、不思議とやっぱり
ボールは蹴りたいものなんだな。
大蹴りはできないけど
壁打ちのできる場所へ移動する。
だんだん暗くなってきた。
その壁は、自分で練習を始めたばかりの頃に
ずいぶん世話になった壁だ。
誰かがつけた赤いペンキのマークも健在だった。
そのマークに当てるように
マークとボールの間で視線を動かしながら蹴る練習をよくやった。
久し振りだな。
夜だとこんなに暗いんだ・・・・。
軽く、ヒザ下だけを振ってボールに当てる。
インサイドの当て所だけは確認したかった。
すると、唐突にバグパイプが鳴りだした。
大きな木で鬱蒼とした闇の中から聞こえてきた。
音圧からすると、
そんなに遠くはないところで吹いているらしい。
中級者の練習みたいだったが、
時おり中断しながら、でもものすごく通る音だ。
ここはどこなんだろう? と不思議に思ってしまった。
音楽の主は、何者だろう? と
闇の方に目をこらすが、よく見えない。
見えるのは、暗い公園の中で
真っ赤に染まっている一本の大木だけだ。
バグパイプの音色と同じくらいに唐突に、
その木だけが赤かった。
脚の筋肉を伸ばしながら
しばらく、思いもよらない音楽を聴いていた。
そのうち、さすがに暗くなってきたせいか
演奏者も楽器をしまったようだった。
あの赤い大木が、気になったので
近くまで見に行った。
なんでその木だけ、そんなに赤いのだろう?
それは
濃い桃色の波打つ花びらを、すべての枝につけた
サルスベリの巨木だった。
あんまり調子はよくない。
体の準備もできてなければ、
頭の中も大会モードに切り替わりきれていない。
自分のサッカーに集中できてないし、
その他のちょっとした心配事の数があまりにも多くて
耐えきれないような気分だったりもする。
でも、そういう時こそ初心に帰れ、だ。
不調なりにもボールにさわれたし、
気分転換にはなった。
怖くないヒザの使い方も少しつかめたし、
体をちょっとはほぐせたと思う。
バグパイプ演奏つきのサルスベリ花見。
小さないいコトのオマケまであって、
来てよかった、と思った。
スネた気分は払拭できた。
あとはメシを喰ってカーボ・ローディング。
せめてもの関東大会対策だ。
2005/8/31(水) 大メシぐらいの逆襲
カーボ・ローディングの基本は米。
普段おかわりはしないところを
おかわりする、というだけのことだが。
炊いて残った米は、タッパーに入れて冷蔵庫で保存。
我が家では子供向けの白米の他に
玄米を圧力鍋で炊いたりもする。
そして夕食前の炊飯器のセットは、主に子供の仕事。
仕事帰りに家に電話をして、
お米を炊いているかどうかは要確認なのだが、
2人でファジーなローテーションを組んで
どうにかこなしているようだ。
タッパーに残った昨日の白米少々、
昨日の玄米もまだあって、
子供たちの昼ご飯用に炊いておいた白米の残り、
夕方にも炊飯器はセットされていて、
これだけあれば、余計なお米があるはずだから
おかわりも充分できる。
仕事が切れなくて、帰りがいつもより遅くなった。
一方、子供たちは
夏休みの宿題の追い込みで、日中はだいたい家にいた。
夕方に、おけいこで2人ともでかけたが、
帰ってきてからは好きなテレビ番組を見るなどして
リラックス。
で、母親が帰る頃には要領よくまた
宿題のプリントを広げていたりするのだ(苦笑)。
バタバタと手の掛からない料理をして
遅い夕ご飯が始まる。
ご飯や汁物の配膳にも、子供の労働力はフル活用だ。
一応、夜は古い米から食べるというルールがあるので
炊飯器の炊きたてご飯が最後に残るはず。
だからおかわりは、炊きたてだ。
・・・・のハズだったのに、
ダンナさんの分をよそったら
もういくらも残らなかった。
自分: ・・・・なんか、おかしくない?
もっと残ってるんじゃなかったの?
タッパーにもあったでしょ?
昨日の玄米もあったよね?
Y: あー、アレね。
アレは昼に喰った。
自分: え、じゃぁ、お昼に炊いたご飯は?
Y: アレはおやつに喰った。
のりご飯にした。
自分: いや、それにしたって、2合炊いたんだよ?
Y: ハラへったから、残りはさっき食べちゃった。
自分: ・・・・だったら、いつもより多く炊いてくれたら
よかったのに〜!
Y: 炊いちゃってから、ハラへったんだもん。
もう炊飯器はセットしてたからさー。
まんまとカーボ・ローディングしているのはYのほうで、
自分にはデフォルトの1膳しか回ってこなかった。
サッカー三昧な夏休みとお米のおかげで、
Yのスタミナ不足は解消できただろうか。
そして自分は
食べ盛りパワーにはやっぱり勝てないお母さんなのだった。