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2005/5/6(金) 癒し系FW
4月末の祭日あたりから、
女の子たちの公式戦ラッシュに入った。
いや、今の時点でもうラッシュは終わっちゃってる。
ちょっと早かった。
まずは、8人制の大会があった。
4月の下旬に2日間かけてやった。
2日目の1試合目は、所用で見ることが出来ず
2試合目に間に合うように遅れてグランドに到着。
どうやら、1試合目の後半に
Kが2トップのカタワレとして出してもらえたようだった。
その試合でのKの様子を形容したあるお母さんによると
「癒し系FW」だったそうだ。
でも、実際のプレーは見ていないので
「癒し系FW」という言葉だけが与えてくれるイメージを並べてみる。
ほんわか
ホッとする
やわやわ
・・・・それって「癒し系」のイメージだよね。
そのあとに「FW」ってのがついてんだよな。
ほんわかするFW
ホッとするFW
やわやわなFW
・・・・んー、点のニオイがしないなぁ(笑)。
で、昨日のこどもの日。
今度は地域の春の公式戦(女子)、初戦。
Kは後半の残り5分くらいのところで
お情け程度に2トップのカタワレとして投入。
既に0−0のPK戦突入が予想されるところでの交代。
・・・・まさかサドン・デスなんかにならないよね?
なる前に決めてくれ・・・・。
そして、やっと「癒し系FW」と形容されたのに納得。
なんか、Kって笑ってんだよね、試合中。
どう言ったらいいのか。
公園とかで鬼ごっこをして走ってるコドモの表情、かな。
ふざけてはいないんだけどね、
ニコニコしてる、ってのとも違うんだけどね、
多分、「素」の表情がちょっと笑ってるカンジなんだろうな。
しかも、その走り方がプラプラクニャクニャしてるんだよね。
どこからどう見ても速そうじゃないし(現に速くもないし)、
マジメにやってる印象を与えない。
本人のために言うと、別にふざけているワケではなくて
彼女なりに一所懸命なんだけれども、
どうにも体全体から醸し出されるフンイキが
得点から遠い感じなんだよなぁ。
まぁ、少なくとも楽しそうには見える。
彼女にFWとしての役割とか点取り屋としての自覚とか
そういう話はほど遠い。
サッカーやってて試合にちょびっとでも出してもらえて
それで楽しかったら、もういいや。
・・・・そーんな、親の欲目をかき立てない脱力感がKにはある。
それでも
Kが点を獲ることなんて、あるんだろうか。
全然なさそうなんだけど、
とりあえずゴールに近いところにいるので
(監督のHYちゃんが、KのFW起用は決めているようなので)
奇跡は起こらないとも限らない。
やっぱりKの行く試合には
着いて歩きたくはなるのだった。
親の欲目はかき立てないのに
試合を見に来させるだけの何かがある?
ヘコヘコのKがポテポテのゴールを決める。
あー、癒されるー、ってカンジ?(笑)
癒されてみたいもんだねー(苦笑)。
2005/5/9(月) ドリブルするY
昨日の日曜日、FCTのグランドで
ドリブルするYを見かけたKは
「あぁ、Yが戻ってきたんだな」と
ちょっと感動したのだそうだ。
11ヶ月のブランクの末、
昨日やっとYは復帰した。
その間も彼女は練習や試合には通っていた。
FCT5→FCT6の練習に行けるときには顔を出し、
ボールを集めたり、ビブスを配ったり
コーチやお当番のお母さん達の手伝いをしていたそうだ。
「なかなかできるコトじゃない」と男子のお母さん方からは
お褒めいただいているが、
女の子ってのはそんなもんだろう。
連休中には、FCT6がカップ戦に呼ばれ、
2日連続で試合に出かけていた。
初日は1勝もできなかった。
女子は出られない=代表チームとして戦う、とのことだったので
Yは迷わず仲良しさんのお誕生会へ行った。
2日目は、FCT6の女子連中がそろって応援に行ったのだが、
「お前が応援に来ないから昨日は負けた」とか言われてたわヨー、と
あるお母さんからもれ聞いた。
その言葉通り、2日目は快勝したのだそうだから
結果オーライだねー、と笑った。
そしてこの春からYは、1年生のFCT1を手伝っている。
コーチが2人くらい常時付いてくれてるのだが、
散らばるガキどもを集めたり、
たった1人の女の子に気を配ったり、
6年生らしくお世話をしているのだそうだ。
この前も、グランドにいる監督さんから直々にお電話をいただき
まだ寝ていたYはたたき起こされて、1年生の世話に呼ばれた。
公式戦シーズンでコーチが足りなかったのか? と思いきや
ちゃんと2人のコーチ達は来ていたのだそうだ。
単に、スタッフの一員として「ちゃんと出てこい」ということらしい。
面倒見のよさが買われ、6年女子の中でYだけが
FCT1のお世話に通っている。
もちろん、女子チームAZMの練習や試合にも行っている。
この春から、AZMのコーチ陣がちょっと代わった。
これまでメインで見てくれていた若くて上手いスポ根コーチが
男子代表チームのコーチにご栄転(?)。
これまでサブだったHYちゃん、もとい、HYコーチが
女子のメイン・コーチに昇格した。
そして受験が終わって晴れて女子大生になったCLコーチが
サブについてくれた。
AZMのOGでもあるCLコーチは
ママさんチームSFMにも入ってくれて、
母子共々お世話になっている。
このCLコーチの提案で、練習ノートを各自が書くことになった。
練習の内容や、自分の課題、コーチへの質問、
それから試合への意気込み、試合をふりかえっての反省なんかを自由に書いて
それにCLコーチがコメントをつけて返してくれる、
交換日記?みたいなノートだ。
導入後、第1回目の回収は
たまたま公式戦の後だった。
その試合をベンチから見て、自分はここを修正すればいいと思った、
みたいなコトをYは1ページに簡単にまとめたが、
CLコーチから「カンペキです。みんなにもそれを伝えてね」と
返ってきた、と見せてくれた。
・・・・たいしたコト書いてなかったんだけどねぇ(笑)。
その話をしたら、HYちゃん、もとい、HYコーチに
「他のコたちのノートと見比べたら、分かるよ」と言われた。
うーん、確かに
「CLコーチ、カレシいる?」という質問よりはマシか(笑)。
逆に、HYちゃんには
「暴走しすぎたら私を止めてね」と言われた。
今、AZMには中心点がない。
誰も有意な声を出せない、
誰もゲームが見えてない、
誰もプレーを組み立てることができない。
Yさえ戻ってくれば、という期待でHYちゃんは一杯なのだ。
Yなら、声を出してくれる。
Yなら、これだけ試合が見えている子だから、
ゲームをコントロールしてくれる。
Yなら・・・・という、ある意味「逃げ道」に囚われているのだ。
そりゃね、6年が1人増えるだけで助かる、ってのはあるよね。
だけど、戻ったからって
11ヶ月も実践上ブランクのあるYに何ができるでもないと思うよ。
走っても走れないし、蹴っても蹴れない。
何もやってこなかったことのツケが
絶対に回ってくるんだから。
今ゲームが見えているのだって、ピッチの外にいるからだよ。
中にいて同じだけ見えて、イメージするだけ声が出せるかって言うと
そんなことないと思うよ。
・・・・と答えたが、HYちゃんの気持ちは分かる。
そして、
あまりの期待の大きさでYを潰さないように注意してくれ、
という彼女の危惧も、
思い入れの強くなりがちな彼女の性格を考えると
無理からぬ心配だ。
とにかく、この1年は
メイン・コーチ昇任1年目のHYちゃんと
復帰していきなりの大役を期待されてしまっているYとを
いろんな角度からサポートするしかない。
・・・・いや、喜んでサポートしよう。
そのYだが、
5年から6年に進級する際に
サッカーを続ける気があるのかどうか、
話し合ったことがある。
もちろん、彼女の答えは「イエス」だ。
それは聞く前から分かっていた。
AZMとFCT6、どっちか片方と言われたら
AZMだけは続けたい、と彼女は言った。
その理由はたったの一言だったが、
その一言で、彼女は彼女の母親を納得させることに成功した。
「たみん」のことをどうにかしたい。
たみんちゃん、とは
AZMで3年生の時から一緒にサッカーをやっている
AZM小の女の子だ。
Yと同い年の6年生だ。
ちょっとクセのある子で、
学校は違うがYと特に仲良し、というワケでもない。
普通にチームメートとして、グランドで4年目のつき合い、
というだけの間柄だ。
実はこの1年来、AZMの中で
いや、もっと正確に言うと
AZMの中の、AZM小の女の子たちの中で
たみんちゃんは仲間はずれにされている。
どうしてそんなことになったか、という話は
また書けるときが来たら書くかもしれないが
今は省略。
ともかく、AZMの練習に
FCTからYやらKやら他校の女の子たちが混ざっていると
事態はなんとなくまぎれて、悪い方へは行かない。
が、AZM小で平日にやっている朝練なんかだと
そういうイジメがいまだに進行しているのだそうだ。
たみんのことをどうにかしたい。
・・・・それは、HYコーチも自分もずーっと思っていることで
ずーっと話し合ってきたことだった。
それを知ってか知らいでか、
Yはそこをピンポイントで突いた。
だから、その一言でOKした。
KOと言ってもいい。
HYちゃんとは笑った。
・・・・相変わらず、
サッカーがやりたい、ってコトではないんだねー。
でも、HYちゃんはマジで言った。
なんでもいいからYを返して。
返してくれなかったら友達やめようと思うトコよ。
こういうことの全ては
Yが自分でしてきたことの蓄積だ。
Yは、自分がどれだけ素敵な人々に囲まれてサッカーしてるか
分かってるのかな?
今は分からなくてもいい。
いつか、分かってくれたらいい。
いろんな期待と想いをヨソに、
Yはドリブルの練習をしていたんだろう。
目の前のボールだけを追いかけて。
自分にとって、
また1つのシーズンが開幕した。
2005/5/11(水) ママ・サル
こどもの日のこと。
近隣のBBB小で活動しているママさんサッカーの人たちから
Kのクラスメート兼チームメート=S太のお母さん経由で声がかかり、
体育館でフットサルをやることになった。
FCTまわりで、サッカーをやっているのはおよそ自分だけ。
S太母がフットサル教室に通っているくらいで
他にはコンスタントに球蹴りしているお母さんはいない。
それでも、2人でアチコチの好きそうなお母さん方に
個別にアタックしてみたが、
他校まで出向いてこどもの日の夕方にボール蹴りしよう、なんて思うのは
FCTコーチ夫人でもあるS太母と、
もう1人のチームメートY太のお母さんと
自分くらいしかいなかった。
そんなわけで、BBBのママさんチームと
FCTから3人、その他に
S太母と同じフットサル教室に来ているMさん、
そのお友達2人と中1の松子ちゃんが集まった。
(松子ちゃんは、KGWでYやKと一緒にサッカーをやってる子。
Mさんのお嬢さんの先輩、ということでなぜかくっついてきた。))
人数的にちょうどいいので、
Mさん一派とFCT母連中が1チームになって
延々とBBBママ・チームとゲームをする。
Mさんのお友達の1人は
サッカーなど一度もやったことないのに
ムリヤリ連れてこられてしまったようだ。
この人はバレーボールの選手らしく、
「手なら使える」ということで
ずっとGKをやってくれていた。
が、ある時間になると
このバレーボール・ママは用事があって帰ってしまった。
・・・・GKがいなくなっちゃった。
というわけで、遊びのサルだから
まぁムキになることもないか、ってなことで
自分がキーパーになってみる。
一時期、サッカーのキーパーを志願した時期もあったが、
このところその部分では消極的になっている。
ママさんサッカーのリーグ戦で
キーグロはめて、やってみたこともあったのだが、
出るタイミングは遅いし、
ぽろぽろこぼすし、
ゴール・キックがそもそも蹴れないし、で
あんまりチームのお役に立ててないようなのだ。
だから、しばらく「正キーパーをめざします!」みたいなコトは
クチにも出してないし
心の中でもあんまりよぎらなくなった。
ゴールの前に立ってみる。
うん、今日はシロート・サルだから
大丈夫だろう。どうにかなる。
攻め込まれても、松子ちゃんが戻って来てくれるだろう。
ずっとBBBに押されていたのだけれど、
あちらのリーダー格の上級者ママが
サイド・ラインぎわにドリブルして駆け上がる最中に
なぜか壁ぎわの登り棒に足を引っかけてしまい、自爆。
彼女がリタイアした頃から、
逆に松子ちゃんが遠慮しなくなってきて活躍をはじめ、
なかなか均衡した試合運びになった。
最後のゲームは、前後半で2−2の引き分け。
そしたら、もう少し時間があるから、と
いきなりPK戦をやることになる。
うぉー、出番だー。
だーぁぁぁ・・・・・。
PK戦のGKなんて、初めてだ。
うわー、ヤダなー。
それどころか、
サルとはいえ、PK戦なんて蹴るの、
こっちのチームのメンバーでやったことある人なんて
自分と松子ちゃんしかいない。
いーよ、いーよ。
思いっきり蹴ってごらんよ!
と、母たちを一人一人送り出す。
その一方で、自分はゴールを守らにゃならない。
ペナルティ・マークが近くて、コワイ!
・・・・が、そこはママ・サル。
5本に2本くらいしか枠に来ないし、
来ても触れるくらいの速さだったらはじき出せる。
一方、こちらは松子ちゃんと自分以外は
やっぱり蹴るので精一杯。
枠外か相手GK正面か、どちらかになってしまう。
5人ずつ蹴って、勝負がつかない。
2巡目に入る。
2回、蹴ったからといって
学習して上手くなる、というほどのものでもない。
1巡目と同じようなスコアで、
やっぱり勝負がつかなかった。
3巡目に入る。
ここで初めて自分もキック・ミスをするが
その分、相手のキックもヘロヘロしてきていて
どうにかクリア。
結局、勝負はつかなかった。
15本のPKを受けて、
いい練習をさしていただきました(笑)。
キッカーとしては、3本中2本は思ったところに入れた。
それも結構いい経験だった。
・・・・というか、
ここで蹴って決めたことが、後日になって効いてくるのだった。
ケガをした人が何人かいたんだけれど、
数日後に確かめたら、たいしたことはなかったそうだ。
ヨカッタ。
こどもの日にコドモそっちのけで、楽しかったです。
とんでもないお母さんたち、ぜひまた遊びましょう!
2005/5/12(木) またまたPK戦
先週末に、泊まりがけで
ママさんサッカー大会に行って来た。
例の、FC東京のKKコーチが審判しに来るヤツだ。
雨があがったばかりの1日目のピッチは
芝、というよりは草、
野原、というよりは水田で、
ボールは走らないで急ブレーキで止まる。
水たまりもゴール前にあいていて、足下をとられる。
ボールをコントロールするのが、自分たちの技量では不可能で
全く持って普段と勝手の違うゲームになってしまった。
先制しながらも耐えきれず、
1−2で初戦黒星。
挨拶したあと、第4の審判(=KKコーチ)にも礼をするが、
負けた後には話すことなど何もない。
声をかけられる前に、そそくさと引き揚げてしまった。
負け試合のあとに、スタジアムを半周するのって
イヤだろうなー。
プロなんだからご挨拶はしなくちゃならないけどね。
・・・・なーんてことを、初めて考えた。
初日は、その後の2試合を人工芝で行い
勝ったり引き分けたりしながら
例年通りの中位、3位グループに落ち着いて終わった。
2日目は、今度はペルー・コーチのいるグランドで
2試合やって、順位を決める。
結果を先に言うと、1勝1敗で、
これまた例年通りの10位に落ち着いて終わった。
ハイライトは2日目の勝ち試合。
前半を2点のビハインドで折り返し、
後半、相手が体力的に落ちて守りに入ったところで2点を取り返す。
順位を決めないとならないので、PK戦に突入する。
おととしもPK戦で勝ち上がったことがあった。
その時は、HYちゃんやMNちゃんも同じチームで出ていたので
蹴り手が多かった中、
自分は5番手で蹴るチャンスをもらった。
結果的には自分が後攻で決めた瞬間に勝利したので、
ちょっと感動的だった。
去年はPK戦はなかったな。
でも自分的には、ボランチの位置から駆け上がって
相手のクリア・ボールをぶち込んだミドル・シュートがあった。
一応、1大会に1回はゴールを決めていることにはなってる。
でも今年はずっとCBだから
得点機会はあんまし期待できないな・・・・
と思っていた矢先のPK戦。
これはどうしても、蹴りたかった。
というか、3日前にフットサルながら
3巡もPK合戦をやったものだから
全然こわくなかったんだよね。
絶対入る気がしてた。
サルに比べたら、ゴール・マウスがスキスキだしネ。
おととしは、4番手がMRちゃんだった。
5番手の自分が「あそこに蹴ろう」と決めていたのと
ほとんど同じところに彼女は決めた。
一瞬、狙いを変えようか迷ったが
迷いは禁物。
当初の予定通りにGKの届かないゴール右上を狙って入れた。
同じところに決めたはいいが、
MRちゃんは、GKがヤマをはって左(GKの右手)に
動こうとするのを見極めて、逆に蹴った、とのたもうた。
うーん、決め撃ちの自分とは、技術レベルの違う話だ(笑)。
で、今年もまた1番手がMRちゃんで
自分はその次だ。
今回も、自分は右上狙いだ。
蹴る前から決めているし、絶対入ると思ってる。
でもって、またもやMRちゃんが同じところに決めた。
う・・・・。
どうしよう。
でも、前回もそれでうまくいったんだから、
今回もやっぱり決め撃ちでいこう。
同じところでもいいから。
絶対、大丈夫だから。
もちろん自分も決めたが
GKのMOちゃんが、体の正面で3本セーブしてくれたのが効いた。
PK戦を制して、1つ勝ち上がることができた。
PKだと決め撃ち、ってことになるけれど
要は、イメージが出来ていれば入るんじゃないのかな。
去年のミドル・シュートも
弾道が先に見えているような感覚だった。
相手の動きをかわして逆に蹴る、なんてことは
MRちゃんやルーカスに任せておいて、
今はイメージを結ぶ練習をしたらいいんじゃないのかな。
ゴールに向かうイメージ。
ゴールを決める気持ち。
パスではなくシュートを選択する気丈さ。
意図するところから始めなくては
シュートまで行けないような気がしてきた。
5試合、ずっとCBのカタワレで
ずっと守ってたようなカンジがする。
それはそれで、フラストレーションにはなった。
けっぽり返すばかりで
下手になったような気さえする。
でも、ここで切り替えよう。
シュートを決めてナンボのゲームがサッカーだ。
まずはゴールを目指そうじゃないか。
来月、042は都大会に突入する。
042では、CBになるってことはないだろう。
もっと上級者がいるから、自分にその役は回ってこない。
が、他に試合に出られるポジションがあるというワケでもない。
ここでリセット。
少しは中盤でボールが持てるようにならないと。
ちょっとだけ自己満足、
でも不満足。
そんな遠征だった。
2005/5/29(日) 150のユニ
150着のユニフォーム、じゃないよ(笑)。
AZMのユニ、実は個人的にあんまり好きな色ではない。
が、借りモノだから、文句は言えない。
約20着のユニを、チームが持っているのだけれど、
大きいサイズ(大人のSサイズかな?)がほんの数着だけあって、
あとはワン・サイズだ。
それが「150」という大きさだ。
これは150cmの身長に合わせたサイズ、ってことだ。
YがこのAZMユニに初めて袖を通したのは
彼女が2年生の夏。
多分、Yの洋服のサイズはまだ110だった頃だ。
4段階も大きなユニを着るしかない
チビコだったY。
当時、AZMの幹事役だったHRちゃんとこのお嬢さんから
譲り受けた6番をもらったのはいいんだが、
どうにもこうにもユニはデカすぎた。
背番号の下半分はパンツの中にもぐりこんじゃうし
そのパンツもギリギリに絞ってヒモでどうにか腰まわりに合わせるが
固結びするしかずり落ちないでいられる方法がないくらいだった。
以降、一度は2番になった時もあったが、
「モニの2番だね」という母のツッコミが気にさわったのか
すぐにまた6番に戻った(苦笑)。
(当時、リフティングをがんばっている順に
好きな番号を選べるシステムだったのだ。)
昨年6月の公式戦を最後に
彼女の6番はお蔵入りしていた。
Yは見学で練習を見に行っているときも
応援で試合に同行しているときも、
私服だった。
練習着さえ着ないで、サンダルばきかスニーカーで行っていた。
だから、彼女がユニフォームを着ることは
しばらくなかったのだ。
・・・・厳密に言うと、Yの6番ユニは
時々Kに貸し出されていたのだけれどね。
Kたち当時のFCT3の女の子たちが
AZMの試合に合流する機会、といってもほんの1〜2回だったが
そういう時には
KがYの6番を借りて、ベンチに座っていたものだった。
それが、今は
あんまり好きじゃない色のAZMユニが2枚、
試合のたびごとにぶら下がるようになった。
Yは相変わらず6番を選び、
Kは親の一存で母と同じ19番になった。
Yが復帰した翌日、いきなり公式戦(都予選)が始まった。
Yが戻ってくるのを首を長くして待っていてくれたHYコーチは、
体力的にもたないかもしれないYを
2試合フルでいきなり使った。
その1試合目。
キックオフするかしないかの時間に
どうにかグランドに到着。
まさかと思ってYの姿を探すと、
Yはバックラインの前、ボランチの位置に
でーんと立っていた。
この1年で急に背が伸びたYは、
今まさに150のサイズだ。
約4年間ずーっと
程度の差こそあれブカブカだった
そのあんまり好きになれない色のユニだったが、
初めてジャスト・サイズになっていた。
ピッチの中のYは、
1年前で止まっていた
記憶の中のYとは別人だった。
デカくなったとは思っていたけれど、
あの背番号が半分パンツの中に入っちゃったY、
それからもずーっと背番号の下の方はあんまりよく見えなかったYが
ピッタリだよ。
背番号の「6」が、ちゃんと背中の真ん中についてるよ。
11ヶ月の間、たいしてボールもさわらず
走ることもなかったY。
応援に駆けつけた保護者のみなさんからは
そのブランクを感じさせない存在感があった、との
ありがたいお言葉をいただいた。
HYコーチや、やはり応援に来てくれていた前任のAKコーチにも
この緒戦にはボランチのYが効いていた、と
お誉めの言葉をいただいた。
親から見ると、足りないところはイロイロあるけれど
復帰2日目にしたら、まぁ頑張ったんじゃないかな。
確かに、相手の攻撃の芽を摘み、
攻守の切り替わりという大事な部分を担っていたY。
なにより、2試合とおしてボールに喰らいついた姿勢が
それまでのYにはないものだったし、
かなり声を出していたのも印象的だった。
ブランクのあいだに、
Yの中にサッカーが根付いていたのかな。
ユニフォームに合う背丈になっただけでなく、
ユニフォームを自分の意志で着ている
サッカー選手らしいYを、初めて見た。
もういいや、と思った。
もうこれからは、
プレーするのもしないのも、Y自身の意志で決めるだろう。
彼女がボールを蹴るとき、
Yは、自分にとって1人の蹴球仲間であって、
自分の支配下にある小さい人ではもうない。
そんな気がした。
・・・・まだ1人、ウチには
背番号の下の方がパンツに挟まってるのがいるけどね(笑)。
子供の成長がウレシイんだけど、
その一方で子離れできるのかちょっと心配な母親なのだった。
2005/5/30(月) 眼前失点
・・・・は、やはり悔しい。
昨日の昼頃、
KのFCT4はベスト8を賭けた戦いに敗れた。
FCT4の面々はよく走ってたし、ボールに食らいついていた。
負けたのは単に、
相手のサッカーがくだらなかったからだ。
ガタイのいい上手なコをトップに張らせ、
彼はセンター・サークルのあたりで待ちかまえているだけだ。
クリアー・ボールからカウンター一発、という作戦も
まぁ気に入らないと言えば気に入らないが、
それよりも、せっかくいい選手がいても
あの使い方では彼は伸びない。
いや、別に彼が伸びようと伸びまいと
そんなこたぁどーだっていいんだが、
そんなサッカーしか教えない
クラブ・チームが勝ち上がっていくことに、
ものすごい閉塞感を感じる。
こんなことでは日本のサッカーがダメになる、くらいの
強い不機嫌モードで、自分のリーグ戦に向かった。
不機嫌だったから、ものすごく負けたくなかった。
確かに、10チームによるリーグ戦の中で
現在勝ち点で2位の自分たちにとって、
3位と4位のチームと順次対戦するこの日は
ちょっとした山場だった。
負けたら一気に中位へ転落する。
勝てば1位に浮上する。
次節トップ争いの直接対決に勢いをつけてなだれ込みたい、
という思いは、不機嫌でなくてもあった。
不機嫌でなくてもそうは思っていたが、
どうにもお口直しが必要な気分だったのだ。
別に無理にかき集めたわけではなかったが、
8人制だというのに11人のメンバーが集まり、
顔ぶれから見ても、即フルコート行けます! みたいな
そうそうたるメンバーだった。
現場監督のNPコーチの中では
19番=CB で固定だ(苦笑)。
一時期「CBなんて、もうイヤッ!」と抵抗も試みたが
「他にやれる人がいない」という実はそんなことない理由で
そのようになっている。
いや、逆に言うと
足が下手なので、他のポジションをさせることができないのを
どうにか無理クリCBに育てて
とりあえず出してやろう、という有り難〜い配慮なのかもしれない。
実際、昨日のメンバーを見たら
自分の出る幕はないぞ、というくらい上手いのが揃っていたのだ。
うーむ、確かにCBしか、出られる場所が、ない。
自分でもそんなだったので、
更にサブの皆さんは、いったいどこで出してあげたらいいのやら、
みたいなカンジだった。
NPコーチ的に、固定されていないポジションはあと
左のバックだけだった。
負けられないという位置づけの2試合だったから
そのたった1つのポジションを
4人が前後半×2ゲームで分けて出ることに。
メンバーが揃ったウチ、SFMはブッコ抜きで強い。
やってるサッカーが、お母さんレベルではない。
後(バック)で見ていても、はぁ〜、上手いねぇ〜、と
タメ息が出るようなチームだ。
でも、さすがにもう何回も対戦していると
相手チームも対処の仕方が上手くなる。
上位チームとの対戦だけあって
そうそう得点は許してくれない。
結局、3位のチームに1−0、4位のチームに2−1、
という控えめな点差ながら2勝した。
それは、いい。
いや、ウチは
Kたちが負けたどっかのクラブ・チームみたいな
くだらないサッカーはしていない。
中身はホレボレするほどイイ。
イイのだけれど、
勝負のかかった試合で自分も勝ちたかったから
これでよかったのだけれど、
自分を含め7人が既定路線的にフル出場、
あとの4人はほんのちょっとずつしか出られなかった、
というのが、どこかしら引っかかってしまった。
要するに、勝ちに行く、ということが
どうなんだろう、と思っているらしいのだ、自分は。
みんなが楽しかっただろうか?
勝って嬉しいけど、自分とは関係のない勝利だという気持ちが
どこかに残ってないだろうか?
「勝ち」にこだわる、という点で
結局はKたちが負けたあのチームと同じなんじゃないだろうか。
リーグ戦優勝がかかっていると言えばそうなんだけれど
(これはママさんリーグでね)、
そりゃ地域の春の公式戦で準々決勝が目前だから勝ちたいだろうけれど
(これは4年生の大会でね)、
・・・・そうまでして勝たなきゃいけないんだろうか。
そして、勝利すること、という大義名分のモト、
結局は
何もチャレンジしてないんじゃないだろうか。
勝ちたくて勝って、更に不機嫌になってしまった。
だから、不機嫌の理由を
子供たちにはこう説明した。
ゴール・エリアの中で、自分の目の前で
シュートされて点とられちゃったんだよ。
悔しいでしょ?
うん、それはイヤだねぇ。と、Y。
ナルホド〜。と、K。←多分、何も考えていない
いや、それも悔しいなぁ、ホントに。
どっちにしろ、不機嫌なのには変わりなく
そういう時は、とっとと布団をかぶって寝てしまうのだった。
2005/5/31(火) 偉大なる背中
ところで、その8人制のリーグ戦でのこと。
自分の目の前で失点したのはこういうカンジ。
ゴールエリア内までボールを運ばれたのは
1試合通じてそのシーンだけだった。
3バックの真ん中だった自分と右のCLちゃんの間、
ほんの30cmくらいの隙間に
相手FWの選手の足先がにょきっと突き出してきて
ゴール前を右往左往していたボールを
ゴールネットの天井部分に蹴り込まれてしまった。
0−1で折り返した後半。
開始2分くらいで、あっけなく同点に返したのだけれど
それはHYちゃんのFK直接ズドンだった。
いわゆる左45°というヤツだ。
HYちゃんは右脚のキッカーだが、
綺麗にゴールの右上隅に突き刺してくれた。
今にして思うと、壁がちょいと左よりだったのかもしれないが、
なにしろあんな上の隅っこに直線的に蹴られてしまったら
キーパーはもうどうしようもない。
ありゃー、キレーなFKだったねぇ。
・・・・とメールを書いたら
HYちゃんからはこう返ってきた。
最近キックがボロボロだったから、
実は家でインフロントのシャドーキック練習
してたのさ。
・・・・あんなに上手いのに、まだ練習してるんだ(笑)。
その心がけにおそれ入りました、なんだけど、
それにしても練習してスグ結果に結びつくところが
アナタの偉いとこなんだよなー。
改めて、参りました。
成長のない私、ちょっと焦ってます。
・・・・とも言うHYちゃん。
そりゃー、自分も「もうちょっとは上手くなりたい」と
思ってはいるけれど、
HYちゃんも、まだまだ上手くなろうと思ってるんだ・・・・。
自分から言わせたら、充分上手いのになぁ。
それで練習まで陰でされた日にゃぁ、
自分はいつまでたってもHYちゃんに追いつけない。
しょうがない。
ずっと、HYちゃんの背中を追いかけて行くしかない。
若いときからサッカーをやってきたその蓄積は
決して追いつけないとは思っていたけれど、
彼女だって止まって待っていてくれはしないのだ。
こうなったら、いつまでもどこまでも
追いかけて行くしかない。
振り切られないように、間を離されないように
ついて行くしかない。
そんなことを、彼女のヤケに殊勝なメールを読みながら考えた。