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2005/1/5(水) 賀状に泣く

 
 
 
 
 
すまん、Y。
アンタが起きてこないので、
今朝届いていたYあての年賀状を
見てしまった。



だって、ちょっと意外なコから来てたんだもの。
あれっ? と思って、ひっくり返して読んでしまった。






それは、女子チームAZMの上級生、
Yとは別の(=FCTではない)小学校の6年生、
さあんちゃんからだった。



正直言って、Yとは特に仲良しというワケでもない
さあんちゃん。
さほど下の学年をよく面倒見るタイプでもなく、
つーか、どっちかいうとそれが苦手そうにみえる彼女。
でも、半期ごとにキャプテンを任命するAZMでは
現在、後期キャプテンのさあんちゃん。


足の速いレフティーで、
攻撃的、かつサイドで活きる彼女。

なのに、守備的なYが脱落して以来、
ボランチやらセンター・バックやらスイーパーやら、
たまにはキーパーに至るまで
Yの穴(?)を埋めるハメになってしまい、
中央での役割に慣れず、泣くほど苦悩していた彼女。



自らも、最後の都大会予選中に
家で机の足にぶっけて、指の骨を折ってしまい(苦笑)
しばらく走ることもままならなくなったさあんちゃん。
それでも、どうにか都大会本戦には間に合わせた
現キャプテン。













・・・・彼女からYへのメッセージはこうだった。





早く治って、AZMのみんなを引っぱっていってね。
絶対に、サッカーを続けてね。












・・・・さあんちゃんも、知ってるんだ。
Yがこのままでは退部になるってコトを。








おい、Yよ。
どうするのさ? こんな期待を寄せてくれてるのに、
アンタは相変わらず戻る気があるのかないのか
よく分からない状態のままだ。




お母さんは情けないよ。
自分から誰にAZMキャプテンのバトンを渡すことになるのか、
先を案じているさあんちゃんの想いを想像すると
申し訳ない気持ちになる。






でも、もうプレッシャーをかけるのはやめた。

動くべきなのはY当人だし、
母として自分が納得しなければ
活動継続の書類にハンコを押さず、部費を納めないだけだ。
まだ治療中のYに、これ以上言うことはない。












自分が言いたいことは、だって、




さあんちゃんのハガキに全部書いてあるんだもの。













2005/1/7(金) まい・ぶーむ

 
 
 
 
 
遡って昨年末のこと。



毎年、FCT3は同学年のチームをいくつか呼んで
カップ戦みたいなことをやる。

実は、FCT小の校庭は狭い。
他に借りられるグランドが周辺地域にいくつかあるので
普段はあまり気にしていないが、
招待試合をやるとなると、ややちっこいのだ。

だから、せいぜい低学年=3年生まで、
つまりFCT側の戦略が積極的に「団子」で
ピッチの広さが問題にならない時期までじゃないと
他チームを呼んでの試合はしづらい。



というわけで、FCTの年中行事の中で唯一の招待試合は
例年3年生がやることになっている。

母親たちは、寸胴で4杯分の豚汁を作り、
毎年遠路はるばる来てくれる他チームの皆さんにふるまう。

2年前にYたちがFCT3だった時にも豚汁は作ったが、
当時の準備にてんてこまいだった世話役さんが
ノウハウを記したノートを残してくれた。
それに、去年の3年生の親たちが加筆を加え、バージョン・アップ。
そのノートを参考にしたところ
今年は非常に準備がスムーズに進んだ。

オマケに元栄養士さんのサー太ママが大活躍、
鍋の面倒を見る合間に、子供たちの試合観戦をする余裕もあって、
けっこう楽しい一日だった。






・・・・が、実はFCT3、この日コドモは11人しかいなかった。
これでは、試合間隔を埋めるために組まれていた
フレンドリー・マッチを含め5試合をこなすのはキツい。

急きょ、1学年下のFCT2に声をかけ
来られる子たち、というか
サッカーができずに持て余していた2年生たちが
5〜6人、助っ人に来てくれてちょうどいいカンジになった。




例の如く、サッカー的に上級の下級生たちがスタメンに入り、
相変わらずKはベンチでサブだ。
カップ戦の本チャンの試合には、ほとんど出してもらえなかった。


そのかわり、フレンドリー・マッチには
フル出場させてもらえた。
試合でKを見るのは、久し振りだった。









まー、ただの親バカでしょうがねぇ。
・・・・いいんだよ、Kが(笑)。





というか、
こないだ区大会で優勝した一連の試合でも
周囲の気迫あるプレーに、技術的にも精神的にも
取り残されていたKだったが、
どうやらココへ来てちったぁヤル気になったようなのだ。


それまでは、なんか走り回っていても
基本的には団子の追随で、
ピンボール的なアクシデント以外の理由で
Kがボールを触れるような気配は全くなかった。


そのKが、なんだか積極的にボールを追いかけるようになった。
特に、ルーズ・ボールへの食らいつきがよくなった。



・・・・そーんなことで喜んでいるくらいだから
Kは周囲に比べてかけ離れてアレなんだが(苦笑)、
他のお母さんからも「最近Kちゃん、がんばってるねー」と
声をかけられるくらい、それまでのKとは違って
ちょっと目を引くことなのだった。



そして、大所帯のある招待クラブから出たBチームとの
フレンドリー・マッチのとき、
あわや、という瞬間が来た。


その試合では、Kは左SBだった(一応)。
試合が始まればいまだに団子系なので、あまり意味はないが
とりあえず、左の後ろにKは配された。

狭いピッチの中盤で、攻防が続く。
それは、体も充分に温まった後半、のこり数分の頃。
混戦からボールを奪い取ったKが、
センター・ラインあたりからペナルティ・エリア内まで
ドリブルで突進。

途中(もちろん団子なので)相手にボールを取られそうになるが
すぐに取り返して、また強引に前進。
エリア内に入ったところで
自力でシュートまで行きそうな勢いで、モーションに入りかけるが
その一つ前のボール・タッチが強すぎて、やや長く前に出てしまい
猛然と出てきた相手GKがKの足下に滑り込んでからくもキャッチ。


豚汁の鍋サイドで見ていた自分が
「あ″ーーーーっ!」と絶叫したのは言うまでもないが、
笑ったのは逆サイドのベンチ。
コーチ陣が一段と大きな「あ″ーーーーっ!」を異口同音に叫び、
そろってアタマを抱え込んでいた。





だって、それが
対外試合でのK初ゴールになったかもしれなかったんだもの。
コーチたち同様、自分だってそれは見たかった!










・・・・というワケで、
これからKが行く試合は
練習試合でもカップ戦でも公式戦でもなんでも、
極力見に行くことにした。


そろそろ獲れるような気がする。
見逃したくないもの。















・・・・あれっ。そういえば。


YもPK以外で点を獲ったこと、ないんじゃなかったっけ?(苦笑)



















2005/1/10(月) がんばる理由

 
 
 
 
 
 
Kのスイッチが入ったらしい、ということは
その後もあちこちから耳に入るようになった。



やはり年末の週末、
今度は、秋の区大会準決かなんかで破ったチームから
お座敷がかかって、カップ戦に参加した。


もしや? という気分もあり
この日もKたちFCT3に朝から同行した。



会場校まで行くバスを待つあいだのこと。
まなん母いわく

「このごろKちゃん、がんばってるよね。
 よく走るし、昨日の練習でもちょっと違った。」

んー、でもまなんちゃんにはかなわないと思うけど。



会場校まで行くバスの車中で。
SSコーチいわく

「最近のKちゃん、どうしたんですか?
 何かキッカケでもあるんですか?」

いえ、別に・・・・。



会場校にて
後から来たFCTの長老コーチいわく

「Kちゃん、このところ元気いいですよ。
 昨日も、2年生とゲームやった時に
 (2年の)男の子たちをはね飛ばして
 ドリブルしてましたよ。」

・・・・おいおい、チビちゃんをはね飛ばしちゃだめじゃんか。



Kいわく
「はね飛ばしてなんかいないよー」

SSコーチ、すかさずフォロー。
「取られたボールを取り返したんだよねー?」

Kさらに
「取り返したら、たおれちゃったんだよー」

長老コーチ、追い打ち。
「Kちゃんが体を入れたんでね。
 なぎ倒された子もあっけにとられてたよね!」




誰だか分からないけど、気の毒に。







・・・・というわけで、元気がよいらしいK。
この日はカップ戦で、特に2年生の助っ人も呼んでおらず
純正FCT3の13人が集まっていたので、
「ポジション: ベンチ」のKでも
いつもに比べたらたくさん試合に出る機会があった。


が、いくら元気がよくてがんばっているらしいKでも
現在赤丸急上昇中のまなんちゃんと一緒に試合の中で見ると
大きく見劣る。

この日のまなんは本当に素晴らしく、
エース級の男子たちからの信頼も厚くボールがよく回り、
その体を張ったディフェンスで何度も危機を救ってくれ、
中盤で奪ったボールをすかさずフェイントをかけながら
相手選手を抜き去って前線へと運び、
挙げ句の果てにはゴールも量産するようになっていた。
完璧に、自信をつけたようだ。


そうしたまなんちゃんの活躍が
Kのモチベーションにリンクしているとは
とても思えない。
ちったぁ刺激を受けれ! と思うのだが(苦笑)。








第1戦目、
ついこないだローカル・リーグで
接戦の末PK勝ちしたT小サッカー部との再戦。

まなんのゴールやアシストで前半を3−0で折り返す。
なんとなく楽勝ムードで入った後半、
T小のエースがガッツある切り込みから1ゴール。
それですっかり波に乗ってしまったのか、
不必要に気落ちするFCT3をしり目に攻め続けて
直後にもう1ゴール。1点差と迫った。

そして、後半もロスタイムだろう、
というくらいギリギリのところで
なんとゴール前で守っていたくりんちゃんのオウン・ゴールで
同点となってしまう。

またPK戦だが、
今回はカップ戦なので簡略ルール。
始めっからサドンデス方式のPK戦だ。

エース・ストライカーのビー太が1番手。
メンタル激弱のFCT3を象徴する彼らしく
でっかくふかして、ジ・エンド。






・・・・てなワケで、
残りはサブ・コートでの8人制フレンドリー・マッチとなった。


人生初のオウン・ゴールで落ち込んでいたくりんをFWにして、
まず彼女のリハビリを目指す。

くりんちゃんのスゴイところは、
それでちゃーんと点を獲って来るところ。

中盤の混戦から、いい縦パスが1本通って
右サイドでほぼどフリーだったくりんに渡ると、
彼女は猛然とドリブル開始。
自分でペナルティ・エリア角まで持ち込んで
自分でシュート、気持ちよ〜くゴール隅にぶち込んだ。

これで、リハビリ完了。
ごキゲンもすっかり修復。




・・・・となると、今度は
いつもサブの面々のシュートが決まるのを見たくなってくる。
FCT3のコーチ陣は
「ポジション: ベンチ」な面々をフルで使うことで
お膳立てをしてくれた。



そして、もう1人
ゴールを決めてほしい子がいた。

人材難のFCT3に、
救世主のように飛び込んできたアー太だ。


アー太は都民ではない。
ちょっと離れたところから、電車でFCT3に通っている。

アー太は、でも元都民だ。
引っ越す前に所属していた府中のチームに
遠くから通っていたのだが、それもサスガにしんどくなったらしい。

そこで新居近くでチームを探していたらしいが
コレといったクラブが近くになくて
少し半径を広げてみたらFCTに行き当たったそうだ。

アー太がFCT3に入ったのは、ちょうど区大会が終わった後だ。
だから彼は金メダルを持っていない。
その後、対外試合は何回かやっているのだが
まだチームにフィットしていないのか
ボールさばきが巧い割には得点がなかったのだ。

この府中仕込みの強力な新人くんのゴールは
コーチ達も楽しみにしているのだった。





そして、ついにその瞬間が来た。

トップに張っていたKには
再三、ゴールを狙えるシーンが訪れたが
キックに技がないせいか、
GKに阻まれたり、相手DFにからめ取られたり、
そんなんばっかだった。

そして、ペナルティー・エリア内でがんばるKから
混んでない逆サイドにボールが出る。
すかさずアー太が蹴り込んで、待望のFCT初得点となった!







結局、何試合もフレンドリーをやって
普段サブの子達のゴール・シーンを見ることもでき、
アー太もやっと点を獲ってくれたが、
(自分にとって)肝心のKのゴールは見られなかった。


・・・・でも、よく動いてたし積極的だったし
アー太のアシストもしたし。
いいよいいよ、この調子!
また次、がんばろう。










帰り道、なにがキッカケで
ガンバリ始めたのか、聞いてみた。


母: なんかキッカケでもあったの?

K: ・・・・あのね、ウチによく来る雑誌あるでしょ?
   「TXXXX」っていう・・・・。
母: あー、あるねー。
   カード会社の広報誌ね。読んでないけど。
K: あれの1月号が来てて、星占いのところを見たのね。
母: あー、そんなトコ、読んでんだ?

K: そしたらね、てんびん座の人はね
   「新年から新しいことを始めると上達するでしょう」って
   書いてあったのね。

母: (新年?)へぇ? まだ年、越してないじゃん。
K: そうだけど、急に始めてもうまくいかないかナーと思って
   今は準備期間。

母: それに、アンタにとってのサッカーって
   別に「新しいこと」じゃないんじゃ・・・・
K: いいの! 上手くなるならサッカーがいいかナーと
   思ったんだから!






・・・・説明を聞いても、よく分かりませんが(苦笑)
ともかく、そういう理由でがんばることにしたそうです。















2005/1/12(水) ガラスのエース

 
 
 
 
先週の土曜夜、
フットサルの練習会に久し振りに親子4人で行ってきた。



主催は、ママさんサッカーのリーグでお世話になっている
チーム「PPPママ」を擁するPPPのMZコーチだ。

MZコーチは、普段はPPPの5年生を見ている。
Yが所属するFCT5のライバル・・・・のはずだが、
多分ダントツに向こうが強い。
ライバル視さえさせてもらえないくらい、格が違うと思われる。

MZコーチ自身が上手い人なのはともかく、
多分子供たちの扱い方が上手いのだろう。

オトナ(しかもママさん中心)の練習会を
月に1〜2回企画してくれるようになって、かれこれ半年?経つ。
PPPのお友達に呼んでもらって連れて行くにつれ、
YやKもすっかりMZコーチのお世話になっている。
PPP以外の(しかもヘタクソな)子でも
上手にもてなして下さるのだ。









もっと早い時間から練習会は始まっていたが、
いろいろな都合で、最後の1時間だけ顔を出した。
練習部分をサボって、ゲームだけってのもどんなもんかな、と思ったが
ダンナさんがそれでも行きたそうにするので
4人で駆け込んだ。

が、Yはまだドクター・ストップ中なので見学。
自分もハライタのため
ゼリーと少量のチョコレートだけで生き延びている状態だったので
静かにしていることにした。
・・・・ので、ダンナさんとKだけ、ゲームに入れてもらう。



2人増員に伴い
MZコーチがチーム分けを考えて組み直してくれた。
Kはダンナさんとは切り離され
MZコーチのいるチームに組み込まれる。


オトナ(PPPのお父さんコーチ陣やPPPママのメンバー)の中に
中学生のバリバリ現役OGなんかがチラホラ交じっていて、
GKだけは中学生OBが担当してくれる。
・・・・つまり、使い物にならないおコドモはKだけなのだ。
これではほとんど、タダのお荷物状態だ。


そのKを、MZコーチはトップに張らせておく。
・・・・てか、そこが一番安全で差し支えない(苦笑)。
でもまぁ、Kにしてもそこが一番好きな場所なので
そこは双方OKだ。

後ろのほうにいるMZコーチから
優しいボールがKに集められる。
サル球なので、どうにかトラップして受けるが、
多少はずれても、周囲の皆さんはオトナなので
それをかすめ取って行ったりはしない。
(ただし、ダンナさん以外(苦笑)。)

やんわりとディフェンスしてくれる相手チームの皆さんを
どうにかかわそうと一本調子なドリブルを開始するK。
シュートまではお情けで行かせてもらえるが、
その結果、相手の足にぶつけるか
ころころボールをGKにすくい取られるかのどっちかで、
一向にゴールにはならない。



・・・・目もあてられない、というか
皆さんに申し訳なくて死にそうだった。
が、もともとハライタで死んでいたので
それ以上には死にようもなく、単に傍観してた(笑)。




一度など、ちょっと接触してKがコケて
床にヒザをぶつけた。
痛くて涙ぐむKだったが、
そんなことでリタイアさせる気にもならなかったので
そのまま我慢して続けさせる。
これ見よがしに足をひきずりながら
プレーに戻るK。

そして、引き続きボールを集めてくれるMZコーチと
上級者のお姉さん。
撃っても撃っても入らないKのシュート。

絶妙なタイミングでどフリーの(笑)Kにボールが入るが
今度は枠の外へ。


さすがの忍耐強いMZコーチの口からも
「あぁ、ウチのガラスのエース・・・・」とタメイキがもれた。





そんなお荷物をかかえていながら
MZコーチのいるチームは強く、勝ち残りでほぼ連戦となる。
体力のないKはヘロヘロになりながらも
とりあえず最後まで続けた。


そして、最後にどうにか1点だけ、獲らせてもらえたのだった。












Yが復活して一緒にサルをやっても
まぁ、お荷物にはならない程度に蹴れるだろう。
が、その彼女にも
こういうお荷物の時期が確かにあったなぁ、と
なつかしいような気も少しする。


たいした素質もなさそうなトロい子を
そうやって遊ばせてくれる
フトコロの深い大人の皆さんのお陰だ。
そういうありがたい経験は、
きっといつか活きてくるのだろう。
サッカー以外の場面で、かもしれないけれども。







帰り道、Kはダンナさんにこんなことを言われていた。


あれだけボールを集めてもらうと
何がいけないのかがよく分かるだろ?










・・・・分かったのかなぁ・・・・?






とりあえず今年の初ゴールに
機嫌良く帰るKなのだった。













2005/1/14(金) 依存症? その1

 
 
 
 
 
年末に急に話が舞い込んで、
先週末、あるママさんフットサル大会に行って来た。
SFM の話だ。



サッカー・リーグで世話になっているチームPPPからも
お友達が2人参加してくれて、
人数的にはちょうどいいくらいになった。

ただいかんせん、同行してくれるコーチがいなかった。

自分たちで話し合いながらゲームに臨み、
審判も自分ともう1人、
他でもフットサルをやっている若手のUNちゃんが担当。
どうにかこうにか、こなしてみた。



初めて参加する他地域のサル大会で、
それはそれで、ものすごく楽しかった。
結果は・・・・まぁ、まんなかヘンだった。





楽しかったのだけれど、
何かが心の中で引っかかっていた。











こんな言い方は呼んでもらっておいて失礼だが、
その日のSFMのメンバーを見たら
これはぶっちぎりで優勝だ! と思っていた。

HYちゃんは不在だったけど、それでも
普段から動ける、体力のある主力選手がそろっていて
半分以上は普段からフットサルもやっている。

会場で、他チームの様子を見ていても、
なんとかなりそうだ、くらいに思っていたのだ。



それが、初戦を0−1で負けたのが響き、
結局1次リーグを抜けられなかった。
2、3試合目の0−0も、痛かった。




多分、コーチが同行していて「勝つ気」でいたら
その時々でベスト・メンバーを組んだのだろう。


だが、一応チーム・リーダーとして仕切っていた自分は
「出たいヒト、手ぇあげてー」
みたいな、自主性による編成でよいと思った。
それでも勝てるだろう、くらいの意識だった。


6試合で1失点、というのは
「それでも1失点」と言えるだろう。
テキトーに出ていても、あんまりやられなかった、
という意味では実力と言える。

が、前半3試合で0得点、というのも実力だ。


内容的に、的が絞れていなかったのも敗因。
こうやって攻めよう、という方針もなく
ヤミクモにプレーしたって、
きちんとチームでフットサルに取り組んでいるところに
そうそう簡単には勝たせてもらえないのだった。

そこまで、おかあさんサルは甘くはなかったのだ。









問題は多分2点。


コーチなしで自分たちで
プレーの方向性を作り出せなかった、ということ。



そして、もう1点はHYちゃんへの依存。

普段は彼女が中央でボールを回してくれるからSFMは強い。
その彼女がいないと、もうゲームが作れなくなる。
このフットサル大会の日は、HYちゃんが欠席、
プレーに核が作れなかった。






ケリーの穴を、馬場や梶山が埋めて
それはそれであやういながらもファンタスティック、
というのとはワケが違う。

HYちゃん抜きでも勝てる自分たちになりたい、と
去年からずっと思っているのだが、
それをまた、つくづくと思い知らされるのだった。









・・・・てことは、(馬場はヤダから)めざせ梶山?



あれは、めざすようなモンではないよな(苦笑)。












2005/1/17(月) 依存症? その2


 
 
 
 
年頭から、結構ボール蹴りの機会には恵まれた。
その意味では、正月休みだからといって
そんなにブランクにはならないで済んだ。



・・・・が、そうしてアチコチ行って蹴ってみると
どうも自分が本調子でないような
集中できてないようなカンジで
なんだかしっくりこないまま終わってしまう。





自分でも、コレはヤバイぞ、という気がした。
要するに、
042の監督がいるのといないのとで
自分の緊張感が違う、ということに気がついたのだ。




上手い人は、どこで蹴っても上手い。
HYちゃんなんかがいい例だ。

どこで、どんな人達の中でプレーしても
自分らしさを存分に発揮できる。


その一方で、
監督がいる042での自分と
その他の場面でプレーする自分とのあいだに
ものすごいギャップが生じていることに
気がついたのだ。




本当に自分に技術が身についているのなら、
監督がいようがいまいが、
どこでも身の丈程度には自分を発揮できるハズだ。

が、今の自分は
監督がいるとゲタをはかせてもらえ、
いないとハダシのチビ、みたいなカンジだ。

これは困った、と。












とかなんとか言ってるあいだにも
仕事やら子供たちの学校でのお役目など、
年度末に向けてのダッシュを始めなければならず
週のあいだはかなり集中して事務頭になっていた。

いつもの金曜日の042練にも、
行こうか行くまいか、初めて迷った。
それ程、やらねばならないコトが多くなってきたのだ。

でも、こういう時こそ
自分の練習には出たほうがいい。
それが息抜きにもなるし、
やっぱり週に最低1回は自分のサッカーに向き合うことで
自己確認をしていたほうがいい。

体もこわばってしまっているけれど、
とりあえず顔を出そう。
・・・・そんな気分で、先週も042の練習には行った。





行けば、いつもどおりの
鳥かごとミニ・ゲームだ。


監督とは今年初めての顔合わせ。
鳥かごの時は、外で目を配り、
ミニ・ゲームでは人数合わせのため中に入ってくれる。

そうやっている間にも、
監督からいろいろチャチャが入る。



やれ、また蹴っちゃったでしょー。
やれ、そこでアウトサイドのターンを使うんですよ。
やれ、恐がらずに持って。
やれ、そうだ、1.5秒は持ったぞ。
やれ、今はKさんしか見てなかったでしょ。
やれ、今度はHYさんしか見てなかったけど、
   そこで中央にいたフリーのMさんが見えるといい。
やれ、そう、見えたら自分で判断。
やれ、タイミングをずらしたあのシュートはよかった。
やれ、今度はココだ!(と監督が足を出したところに見事にパスを当ててしまう)





なにせ育成中だ。
ゲームで遊んでくれるのが上手いコーチだから、
コケにされたり、おだてられたり。
そういう中では、同じ失敗はできないし
何か新しい手を繰り出さないとならない(ような気になる)。


サッカーから離れていた自分の意識が
1回の練習で、ガーッと引き戻される。




・・・・たいへん、ありがた〜いことなのだ。
そういう指導者に巡り会わせてもらったことについては
HYちゃんに感謝するしかない。


が、その一方で
そのコーチがいなければ自分は成長できないんじゃないか、
という余計な不安にかられもする。












いや、今はゴチャゴチャ言わずについて行くしかない。
どうにか042というチームにぶら下がり続けて
出来る限り享受するしかない。



ただ、自分では
そのチーム、その指導者に頼りきることなく
いつでもどこでも、自分一人で立っていられるように





・・・・どの場面でも、自分は自分であり
自分で自分を育てられるようでなくては。




そんなような危機感は、持ち続けていたい、
と思うのだった。











本当に、楽しいんだよね。練習が。
それを、単純に、スナオに、喜ぶことの出来ない
ちょっとしたひねくれ者の自分なのだった。












2005/1/22(土) 年末のウロコ

 
 
 
 
 
蹴り納めとなった練習会は、
ママさんサッカー・リーグで世話になっているチーム
VAZ のリーグ合同練習だった。



もともとはVAZの練習のために
とある私立校のグランドを借りていたらしいが、
VAZだけではメンバーの人数が集まらず、
それなら、とリーグ合同の練習会として解放してくれたのだ。
各地で数人ずつ練習をしているチームが
一度に集まると、それなりにゲームも楽しめるようになる。
それだけでも大変ありがたい。


その上、VAZの若手でもありコーチでもあるS山ちゃんは
おばさん方の運動能力の特性もよーく理解した上で
的確な指導をしてくれる。
練習会の半分は、テーマを設けた基礎的な練習だ。
これが、ものすごーくありがたい。


何を隠そう、ウチのダンナさんも
このVAZ練習会の常連さんだ。
ここで(サルではなく)サッカーをやり始めてはずみがついて、
おとうさんサッカー・チームに入ることになったのだ。





そんな、サッカーをもっと好きにさせてくれる
S山ちゃんの練習会。
大好きなんだけど、いろんな都合で案外行けない。
結構ダンナさんだけ出席、ってことが多いのだけれど
年末の蹴り納めは2人そろって久々に行って来た。





ゲーム前の基礎練の時間で、
ひとしきりやったところでS山ちゃんがふと聞いた。
「なんか、これを練習したい、ってコト、ある?」



そこで、は〜いと手を挙げた。

えーと、SFMには専属キーパーがいません。
メンバー間で順繰りに回しているような状態で、
そのため昨期の失点がものすごく多いのはご存知の通りです。


・・・・と切り出したら
PPPのTDちゃんがツッ込んだ。
「(1試合で5得点もしちゃう)HYさんをキーパーにすれば?」

その場にいるリーグ一同、深くうなずく。
自分も妙に納得。


まぁ、彼女の得点力がズ抜けていて
SFMが極端に強いので、そう言われるのもムリはない。
これ以上、別に強くならんでも、ってカンジだろう。
が、彼女がいないと勝てないのだから
たいしたチームではない。




・・・・とにかく、自分が正キーパーの座を狙っているんですが
それには決定的なハードルがあるんです。

ゴールキックが蹴れないんです。







これは、長らくの課題。
置いてあるボールを浮かせて長く蹴ることはできない。
長くも蹴れなければ
浮かせることもあんまり満足にはできないのだ。

そんなでもフィールドでプレー中、大きな支障はない。
ただただ、キーパーになった時に
蹴れないのが問題なのだ。


彼女に余裕があるときは、HYちゃんにゴールキックを
蹴ってもらったりもする。
だが、戻ってくるのがキツそうな時は自分で蹴る。

そうすると、ペナルティ・エリアから出せるかどうかの
へぼキックしか蹴れない。
すると、ゴールキック→相手がエリアのすぐ外で待ちかまえる
→相手ボールになる→すぐシュート→ゴールキック
・・・・という小学生低学年並みのループから抜けられなくなる。




「蹴ってみ。」とS山ちゃん。
ボールを置いて蹴る。飛ばない。

今度はS山ちゃんが蹴る。
フェンスの、それもかなり上の方にぶち込む。

真似てみんなで蹴ってみる。
なかなか蹴れるヒトはいない。


2、3本蹴ったところで、S山ちゃんのレッスン・タイム。



S山: あんさぁ、踏み込む足が近すぎるんだよね。

・・・・それまでは、ボールの左側、
せいぜい15cmくらい外に左脚を置いていた。


S山: 自分の足の長さからすると、もっと外。
自分: こんくらい?
S山: もっと。
自分: こんくらい?
S山: んー、この辺っしょ。

・・・・と、言われたのはこれまでの倍以上もボールから離れた位置。


自分: うわー、こんなに遠くに?
S山: そいでさ、ボールに向かって助走するんでなくて、
    この立ち足の位置に向かうのさ。




(ぽろ。)おーーー。ナルホドー。
ダンナさんもろとも、目ウロコなのだった。




その他にも、
ボールと蹴り足の接点、入る角度、
蹴り出す脚の振り、と
細かくチェックしてくれる。



言われても、すぐに出来るようにならないのが
おばさんの悲しいところだが、
ちったぁ何かを掴めたような感触があった。


それを確認して、S山ちゃんは切り替えて
「ゲームしよう」と言った。










S山ちゃんは、現役時代はキーパーだった。
今後とも、お世話になると思う。
てか、敵チームの自分らにも分け隔てなく教えてくれる
彼女のフトコロの深さには(・・・・お若いのに)
いつも頭が下がる。



これは、お歳暮贈らにゃぁ、と思ったりしたのだった。
贈ってないけど(苦笑)。

そのかわり、S山ちゃんにはゲームでは気持ちよ〜く
たっくさん点を獲らせてあげました、とさ。









2005/1/23(日) 年頭のウロコ

 
 
 
 
 
 
いや、こっちのほうは
今さらそんなコト、ってカンジの話ですが。


正月の3日に、ダンナさんとパス練をした時のこと。
それが今年の蹴り初めだった。








子供たちの書き初めは、毎年お習字の宿題だ。
いつもダンナさんのお母さんの厳しい指導の元、
実家で済ませるのが慣わしとなっている。

今年から2人とも毛筆になったので
元旦のお祝い(&麻雀)とは別に
3日に書き初めのためだけにまた実家へ帰った。
近いから、しょっちゅう帰ってるんだけどね。


で、子供たちが筆と格闘し、
お母さんが忍耐の足りない孫たちと格闘しているあいだ
親である我々はヒマなので(笑)
ちょっと散歩に出かけて、公園でボール蹴り。












常々、不思議に思っていたことがある。

HYちゃんと対面パスなんかをすると
すごくよく分かるのだが、
彼女の蹴るインサイドはとてもきれいに転がるのだ。
回転がまっすぐ、というのはもちろん
すーっと伸びるように転がってくる。
強すぎず弱すぎず、程良いボールだ。
本人もリラックスして体に力みがない。


一方、自分は
相手の左右の足下に左右それぞれ蹴るので手一杯だ。
思ったとおりのほうの足下にお届けすることが
だいぶ出来るようになってきてはいるが、まだまだ精度は悪い。

そして、ここが一番HYちゃんと違うところなんだが、
蹴ると、まず低く宙に浮いて
距離の3分の1くらいのところに落ちてから転がっていく。
始めから地面をコロコロいかずに
ちょっと浮いてから転がるのだ。



漠然と、なんでかなー、とは思っていたのだけれど、
一つ理由が分かった。





自分がインサイド・キックを蹴るときに
ボールの中心だと思っているところが
実際の中心よりちょい下だったのだ。
下から当てるから、浮くのは当然だ。

だから、もうほんの少し、ボールの上を蹴る。
あんまり上だと地面にボールを押しつけちゃう。
ほんのキモチ、ちょっぴり上が多分中心なんだな。






そして、もう一つはきっと
蹴る面の角度と蹴り足の軌道。
HYちゃんは、前に押し出すようなカンジで蹴る。

ボールの打点を修正して
蹴った後ボールがはねるのは直すことができたが、
それだけではまだHYちゃんのキックに近づかない。
次の課題がまだまだあるらしい。











042の練習で、HYちゃんと対面パスをやった。

自分は一生懸命蹴ってるけど、
それよりもっとずっと精度のいいきれいなボールが
リラックスしてるHYちゃんから転がってくる。



・・・・あぁ、やっぱ全然ちがうわ・・・・。

と心ヒソカに愕然としている自分だったが
そんなことを知りもしないHYちゃんは、





あー、蹴ってるだけなのに、楽しくて笑ってしまう〜!


と宣うた。







いつまで経っても追いつけそうにないHYちゃんなのだった。
























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Akiary v.0.51