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2004/12/1(水) 大一番

 
 
 
 
 
キックオフの70分前に
マネージャーズ・ミーティングというのをやる。


コーチ陣が書いたメンバー表を持って
チーム幹部がそれに出席する。
そこでユニフォームの色やベンチ・サイドを決めたりする。


つまり、試合の70分前には
スタメンが誰で、サブが誰で、ベンチ外に残るのが誰なのか、
が決まっている。
だが、幹部以外のメンバーにそれが知らされるのは
いつもアップ後の、試合間際になってからだ。







2日目の朝、
監督とIコーチはメンバー表を書くのに手間取っていた。


この日の1試合目は、1次リーグの最終戦。
対戦相手は去年の優勝チームだった。
関西から来たこの王者に自分たちが勝てる見込みはない、
とコーチ陣含め誰もが思っていた。

それもムリはない。
042が苦しみながらも3−0、2−0で勝った相手に
昨年王者は10−0、6−0のスコアで大勝。
単純計算でウチより3倍強いチームが相手、ってことになる。

2勝同士なので得失点差も関係ない。
勝った方が1位で、負けた方が2位だ。
その意味では、フツーに負けてもかまわない試合だった。



ところが、コーチ陣は結果的にこの1戦を
名誉をかけた「大一番」と位置づけた。







後日、分かったことだが
彼らは結末の見えているこのゲームを
全員で体験するか、それとも
自分たちに可能な限りの最小失点を目指すのか、を
迷っていたのだそうだ。


要するに
勝ちたい試合ではとてもじゃないけれど出せないサブの選手に
出場機会を与えるなら
この試合が(負けは決まっているので)好都合だ。

が、レギュラー選手にだって
およそ今大会で当たる中では最強の強豪と
真っ向勝負させてやりたい。


そういう育成上の理由の他にも
彼らにはプライドがある。


本来なら別々のカテゴリーでサッカーをするべき女性達を
「キャプテン」の鶴の一声でごちゃ混ぜにされた初めての今大会。
格の違う相手に、それでも自分たちは
初出場のママさんチームではあるけれども
ここまでやったぞ、これしか失点しなかったぞ、
という意地をかけたい気持ちがある。

いわば自分たちのサッカーの名誉をかけた戦いをしたい。
結局、彼らはそこを最優先した。




コーチ陣の結論は、
(25分ハーフのうち)初めの15分は勝負! だった。

自分たちの力でどこまでやれるのか、15分だけ勝負する。
それで行けそうなら25分。
行けるところまで行ってから、交代していこう。






その方針が決まって、初めて彼らは
メンバー表を書き進めるようになったのだった。








チーム代表のTさんが
ミーティングに行かなければならない時間になった。
が、その時点ではまだメンバー表が書き上がっていなかった。


Tさんは、そばでぽやーっとしている自分に
「Iコーチがメンバー表を書き終わったら
 あそこの部屋まで届けてね」と言い残して
行ってしまった。


メンバーのみんなから離れた所で
頭を突きあわせてしきりに議論しながら
メンバー表を整えていくコーチ達の後ろ姿は
なんだかものすごくマジで、
お使いをいいつかった自分が「まだですか?」なんて
声をかけられるような雰囲気ではなかった。




そして、待つこと数分。
ついにメンバー表が完成した。
だいぶ遅れていたので
Iコーチから紙を受け取ると見もせずに走り、
ミーティング中のTさんに届けた。




そして、アップが始まる。
監督たちの緊張感が伝わるせいか
主力メンバーの皆さんは、昨日の2勝にもかかわらず
引き締まった顔をしている。


自分は、というと
ベンチには入るかもしれないが
昨日同様にそんなに長い出番はないだろうから、気楽なもんだ。



むしろ、サブの選手にとっては
アップだけが自分で体を動かせる時間だ。
いくらかはボールも蹴れる。

2日目の自分にとっては、
筋挫傷からの回復を確かめながら
走ったり蹴ったりできるのがうれしくてしょうがない時間、
今回の遠征中で、一番サッカーが楽しい時間だ。








ひとしきり走ったりボールをさわったりした後に
メンバーが発表される。


2トップから名前が呼ばれていく。
そして5番目の、右サイド・ハーフのところで
自分が呼ばれた。
その瞬間、それまでの楽しい気持ちが
一気に吹っ飛んでしまった。








これまで、4バックのSBでしか使われたことのない自分に
サイド・ハーフは大変名誉なことだ。



左SHは、俊足で長身を活かしたキープとドリブルが持ち味の
ザ・体育会系Kちゃんの固定ポジションだ。


右SHは数名を入れ替えて使っている。
が、基本は
ヒザにやや難を抱えているTMちゃんのポジションだ。

だが、確かに
昨日のTMちゃんは動きが鈍く
走るの大好き人間の彼女にしては運動量が少なかった。


・・・・にしても、彼女のかわりに自分、というのは
いかにも見劣る。


近しい人だけに、
ベンチに回った彼女の体から発する悔しい気持ちが
ビンビン伝わってくる。





オマケに、
TMちゃん同様、SFMでもチームメイトのMNちゃんは
この試合、ベンチにも入れなかった。
彼女にとって初めてのベンチ落ちだ。

確かに、昨日FWとして途中出場したMNちゃんは
チーム内の誰もが首を傾げるほど、動きが悪かった。

彼女もアキレス腱が切れる寸前まで伸びきっている脚を
だましだましプレーしている人だが、
あんなに走れない彼女を見たことはこれまでにない。

042に1ヶ月先んじて入部した自分がスタメンなのに
自分よりはるかにサッカー歴の長いMNちゃんはベンチ裏・・・・。

それだけでも気が滅入ってしまった。
逆ならまだよかったのに・・・・。









スタメンはすぐに身支度を、と言われて
練習場から荷物のある場所まで駆け足で移動する。

HYちゃんが声をかけてくれる。


HY: ほらね、アタシが言ったとおりでしょ。
    アナタならスタメンになれる、って。
自分: うん・・・・それは聞いたような気もするけれど、
    なんだかコワイよー。
HY: 大丈夫だって。できるできる!



・・・・と言われても・・・・。
あんまり慰めにならなかった。











スタメン、というのはそれだけ重たいものなのだ。

気楽に「なりたい」とか「なれたらなぁ」とか言うけど
サブのみんな、ベンチにさえ入れないみんなの
想いを背負ってピッチに立たなくてはならない、
その重圧に耐えられるほど鍛えられた自分ではなかった。


ましてや、そんなに強い相手に
いったい自分が何をできるというのだろう?



イイ年こいた大人だから泣きこそしなかったけれど、
緊張とプレッシャーで
泣きたいくらいの気持ちだった。











あぁ、情けない。

せめて、Iコーチに手渡されたときに
メンバー表を盗み見しておけばよかった。
そしたら、こんなに間際になって慌てることはなかったのに。








なんだかんだ言って
ちっとも1.5軍にすらなれてない
ただのシロウトさんの自分なのだった。











2004/12/2(木) ケリーの19番

 
 
 
 
 
東京のサポ仲間のあいだで「母」と呼ばれる自分の
背番号を決めてくれたのは三上君だ。




約3年半前、春一番の吹き荒れる神宮サル・コートへ
ダンナさんに連れられて
ソシオ・リーガ2部の練習会かなんかに出たときのこと。

当時2部は立ち上がったばかりだったが
どうにか軌道に乗り始めたところ。
当初、ケセラ・デラにはダンナさんだけが加入していた。
背番号の入ったゲーム・シャツもダンナさんだけが作っていて、
自分や子供たちはデラのサポーターみたいなもんだった。


が、この日は初心者も参加可、のフットサル練習会かなんかだったので
自分もダンナさんに引っ張られて
参加してみたのだ。



そこで、当時デラで
幹事的な役割をばい〜んと一緒に務めてくれていた
三上君が声をかけてくれた。


三上: 母もデラに入ったら?
自分: えー? うーん。どうしようかなー。
    ↑
   (まだ、体力的にも自信がなくて、実はどうでもよかった。)


そんな会話があって、でもなんとなくそのままになってしまい、
数ゲームやった後に再び。  


三上: 母も入るんなら、ユニ作るよ。
自分: うーん。どうしようかなー。
三上: まいうーも入るみたいだし、作るなら一緒だから。
ダンナさん: いいんじゃない、やれば?
自分: んー。じゃぁ・・・・。そうしようかな。


こんなカンジでムニャムニャっと
デラに入れてもらうことに。
時効だと思うけど、
こんなイイ加減な入れてもらい方でした、
すみません(笑)。




三上: じゃぁ、背番号決めよう。
    空いてる番号は・・・・(と挙げてくれる)。
自分: うーん。別に番号にこだわりはないしなぁ。
    何番でもいいよ。
三上: えーっと、それじゃぁ・・・・
    19番なんてどう?
    ケリーの19番。



正直言って、この時はまだ
ケリーがこんなに日本を、そして東京を気に入って
居着いてくれるとは思っていなかった。

もしかしたら不適応を起こして
すぐブラジルに帰っちゃうかもしれない外国人選手に
自分としてもまだそんなにすっごい想い入れてはいなかったけれど

なにせ、ケリーは上手いから。
あやかりたいものだ、という意味で納得した。



自分: うん、奇数のほうが好きだし、いいね。
    19で、じゃぁお願いします。







・・・・というわけで、もらった19番。
自分でもつけてるうちに気に入って
デラの2代目のユニを新調したときも
もちろん引き続き19番にしてもらった。


そして、今年の春に
SFMが初めてユニフォームを作ったときにも
好きな番号を早い者順で決めたので、
いち早く申し出て19番をもらった。


不思議なのは042のユニ。
正副2式を買ったのだが、
それまで18番までしかなかったので
追加注文してくれて
今年4月から入った自分は19番をもらうことになった。
これはホントにたまたまそうなったのだけれど、
「はい、ユニフォーム!」と渡されたときに
それが19だったのには、必要以上に驚喜してしまった。

奇しくも、042のサッカーは
「持って持って持って離す」で「技術を磨いて相手の裏をとれ」だし、
それはまるでケリーじゃん(笑)。
東京では周囲が速いので、ケリーは「持ちすぎ」ってことになるが
042ではあれはお手本のようなプレー。

そういう意味でも、ケリーの19番にしといてよかったと(笑)。
あやかりたい、今はマジメに。
















話は、全国2日目、去年の優勝チームとの対戦に戻る。




ピッチで挨拶したあとの短い練習時間のあいだに
場内アナウンスではスターティング・メンバーを紹介する。


「それでは赤のユニフォーム、042のメンバー紹介をいたします。」
みたいな始まりで、
「2番、フォワード、○×山 △子さん」
と一人一人、フルネームで呼ばれる。


そして、
「19番、ミッドフィールダー、」と
自分の名前が呼ばれた。


顔がこわばるほど緊張しきっていたが、
この瞬間だけはスナオに感動した。




三上君につけてもらった19番が、
こんなところまで来たよ・・・・。









でも、その感動も束の間。
すぐに笛が鳴り、ボールが集められ
円陣を組んで声をかけ、ピッチに飛び散らなくてはならなかった。




もう全然、試合を楽しむとかそういう余裕はない。
相手の蹴る球はことごとく強く飛び、
明らかに自分より10才以上年下だろうな、というおハダの人達が
自信に満ちて攻め入ってくる。


自分は中盤だから、下がりすぎてはいけないが、
どちらかというと押し込まれがち。
自陣で「相手に持たせる」ディフェンスをする時間が多い。


・・・・というか、
そもそも自分をスタメンで入れている時点で
これは守備が役割なんだな、と思った。

攻めるため、点を獲るための右サイド・ハーフではない。
とにかく相手に点を獲らせないディフェンスをしろ、と。
そういうことなのだ、と自分では理解した。


・・・・にしても、うわ、コワソー。
サイドを抜かれたらどうしよう・・・・。


そんなカンジでビクビクしてるわ、
緊張でコチコチだわ、泣きそーだわで
立ち上がりは逃げたいような気分だった。











そしてそのとき、
「母、母!」と呼ばれた。




え?

042で自分を「母」と呼ぶ仲間はいない。
誰?



「母っ! 戻していいよ!」
「母っ! 落ち着いてっ!」
「母っ! ナイス・カット!」

やたらと呼ばれる。
やたらと声がかかる。
やたらと励まされる。








あー!



どうやら自分と同じサイドにいる相手側ボランチの選手が
「母」って呼ばれてる!
確かに、他の選手よりもちょっとばかしお年がいってるみたい。


しかも、彼女
19番つけてるよ!
「ナニワの母」じゃん!





これは「ネタ」になる。

・・・・そう思ったとたん、心の中でツボにハマってしまって
ゲラゲラ笑いそうになってしまった。










「ナニワの母」さんのおかげで、
緊張がすっかり解けた。


監督は最初の15分は勝負する、って言ったよな。
てことは15分だけ、死ぬほど走り回って守りきれば
きっとすぐに替えてくれるだろう。
自分にとっても、ここが勝負だ。
こっちのサイドは止めてやる!

やっと気持ちが前向きにセットされた。










マッチ・アップの相手選手は、
そんなに手強くもなかった。
適当なマを置いてつくと、横パスしかしない。
たまに目玉選手らしき10番がサイドを崩して来るが、
そこははがれて寄せに来てくれる味方右SBがカバー。
たとえセンターリングが上がったとしても
GKのOちゃんがガッチリ掴んでくれたりして、対処は出来る。




結局、前半は2失点だった。


1点目は自分から遠い方のコーナー付近から出たマイナスのクロスに
飛び込んだ選手のきれいなシュート。
ある程度、しょうがない失点だ。

2点目はよく覚えていないのだが
ゴール前ディフェンダーのミスから失点したと思う。




15分といいながら、25分、使ってくれた。
2失点も、もう少し押さえたかったところだが
圧倒的な実力差からすると、よくやった、と言えるだろう。



さぁ、交代だ! と思ってベンチに引き上げたが、
監督は動く気配がない。
逆に誉めてもらえた。
飛び込まないで相手の自滅を誘う守備が評価されたようだ。
シロウトでも、ああやれば止められる、という
見本になれたらしかった。






前半は、チームのベンチから一番遠い場所にいたので
分からなかったのだが、
後半になって、ベンチ前でのプレーが多くなると
こんなにも仲間が応援してくれてたんだなぁ、と気がつく。

監督が何を「是」としてくれていたのか、も
よく分かる。
そうやって、むしろベンチにいるみんなに
伝えようとしていることがあるのも、よく分かった。




後半に入り、自分がいるあいだはそれ以上の失点はしなかった。
残り15分くらいで、監督は
負けの決まっているその試合でしか出してあげられない選手を
少しずつ入れていった。


まず、代表のTさんが自分に替わって入った。
右SBを、2日目で帰らなくてはいけなかったCちゃんに、
FWを、チーム立ち上げの頃からいるNさんに、と順に入れ替えていく。


よほどベンチの雰囲気がよかったのだろう、
負け試合にもかかわらず、あとから入ったサブの3人も
元気よく動き回り、
少なからず「あんなオバはんでも?」という衝撃を
周囲に与えたに違いない。




どうしたことか、押し上げていたときに
Tさんのところから前にスルー・パスが出て
FWのNさんに渡り、GKと1対1になった場面。

Nさんのシュートは枠内だったが弱々しく
かるーく相手GKにキャッチされてしまったが、
その試合で数本しかない042のシュート数に
Tさん→Nさんのコンビから放たれた1本が加えられたことを
チームの全員が本当に、本当に喜んだ。





結局、ミスを見逃さない相手のうまさが優り
0−4のスコアでこの試合は終わった。



・・・・が、自分たちでもここまではできる! という
ちょっとした自信を与えてくれた1戦でもあった。















試合後、「ナニワの母」さんとは話をした。
明るいオバちゃんだったが、


「白髪の方(=ウチのTさん)が出てきはって
 あれだけやっとるの見てしまったら、
 まだまだ続けなあかん、と思いましたワ」


とのこと。



ホント、「まだまだ続けなあかん」です。
こげなシロウトさんでも、できるサッカーは
どうやらあるらしいのだから。















2004/12/5(日) 心に花


 
 
 
 
先週の042練習のあと、
TMちゃんに車で送ってもらっている時に
また全国での話になった。






2日目の1試合目、
TMちゃんのポジションに自分が出て、
後半の途中までそのまま出続けていた一方で、
TMちゃん自身はアップに余念がなかったらしい。


でもそこで、監督から
「TMさん、もうアップはやめていいです。
 次の試合で行きますよ。」
と声がかかったのだそうだ。




TMちゃん曰く、
「3日間フルコート、って言っても
 全然疲れなかったんだよね。
 筋肉痛にさえもならなかったし。
 結果的には、監督に上手に使ってもらったんだと思う。
 ヒザも調子がいいんだよ。」



そう、TMちゃんは勝負のかかった次の1戦のために
温存されていたのだった。

しかも、ただ単にヒザに傷を持つTMちゃんを
大事にとっておいただけではない。

自分が察するに
ベンチに彼女を置いておくことで
出たがりで悔しがりの彼女を刺激すると同時に、
彼女のポジションで要求されるプレー、
つまり、相手が強いんだから
もうちょっと守備から始めないと機能しないよ、というあたりを
守備的な自分を評価することで監督は伝えていたのだ、と思う。


それで、初心者に毛の生えたような自分にも
それなりの自信を持たせてくれた。
選手起用がうまくいったケースだったんじゃないだろうか。









というわけで、2日目午後の試合は
予選グループ2位の4チームによるトーナメント第1戦。

対戦相手は、
かなりの強豪ぞろいの予選グループを
のして2位で上がってきたチームで、
実は同じ宿に投宿しているところだった。

食堂で見かける位では強いのか弱いのか分からなかったが、
トップ、トップ下、左サイドの3人が
若くもあり上級者のようだった。

結局その試合も、どちらかというと押され気味な展開になった。




自分はベンチ・スタート。
TMちゃんは得点力を買われてFW起用だ。
息を吹き返した魚のようにイキイキと走り回る。
そうだよ、それでなくっちゃ!



立ち上がりは、均衡していた。
が、少しずつ自陣にいる時間が長くなっていく。
強い。



確かに、上級者3人が特に危険だが、
それ以外のフィールド・プレーヤーに穴がない。
逆に、慣れない右サイド・ハーフに入っているHYちゃんが
どうしても外側につり出されてしまい
バイタル・エリアにスペースを見つけられてしまう。


それでも前半は0−0。
終了間際に、さんざん中盤で走り回らされて
運動量が落ちていたHYちゃんに替わって、自分もIN。
その中盤のスペースを埋めるよう、指示される。




が、後半の自分は自分で言うのもナンだが
ひどかった(苦笑)。



外から見ていて、HYちゃんのところで
どうしてスペースが空くのか、よく分からなかったが
中に入ってみると、自分も同じことになってしまう。


つまり、こういうこと。
ボールはどちらかというと左サイドに偏っている。
自分たちも、キーパーソンのKちゃんが左サイド・ハーフだし、
相手も同じサイドに上級者が流れるパターンだ。

その一方で、右サイド(相手にとっての左サイド)のハーフが
走れる選手で、裏を虎視眈々と狙っているのだ。
それが恐くて、つい外側につり出される。
中央を空けるほうが、よほど危険なのだが、
これまた中央は、スペースを作る意図があるんだろうけれど
ボランチは押し込んで来ずに引き気味にしている。
狭いグリッドのサッカーに持ち込もうとしている
こちらの意図を知ってか知らいでか、ちょうどその
編み目にひっかからない微妙な位置にいて
私は何もしませんよー、くらいに控えめにしている。
が、それでいてこっちも飛び込んでくるのだ。


ウチの1ボランチはボールサイドに寄っているから、
中央のスペースは逆サイドにいる自分の役割ってことになるが、
タテの位置で連携を取らなくてはならない右SBのIさんには
結果的にHYちゃん同様、絞り切れてないものだから
怒られっぱなしだった。

挙げ句の果てには、
左コーナーからのセット・プレーの時に、
裏から飛び込んできた選手とからまった上にすべって転倒、
肝心のボールが入る瞬間にIさんの視界から消えていたものだから
「今、ドコ行ってたのよっ!」
と怒鳴られる。

「相手とからまって倒れてました〜」と
事実を述べておくが、
マークにも結局は逃げられてたし
このピンチの時に役に立たねーなー、と我ながら苦笑。
途中出場なのに、早々に替えられた(笑)。


ピッチから戻ると監督は
「みんなで出ますから」と一言くれたが、
いや、あれは
これ以上、主力DFであるIさんの
集中を切らさないためだと思う。
あれでもし失点したら
マズい点の獲られ方にしかならなかっただろう、と思った。



替わりに入ったMちゃんが、ついに修正に成功。
押されながらもたまにはチャンスもあったりして、
1点獲ったほうの勝ちになるだろう。
ただ、このまま延長戦に入りそうな勢いだった。






そして、あと1分あるかないかのその時。



ベンチの仲間たちが、「どうしたのっ!?」と
声をあげた。
4バックの足が止まって、ボールへの反応が急に遅くなった。



魔の時間帯、というのは本当にあるんだな、と改めて思う。

攻め立てられ続けていた左サイド。
DFはなぜかボールを見てほわっとしていたが、
Kちゃんが相手から必死にボールを奪取、
普段なら、そこでキープしてこらえてくれる彼女も
なぜかボールを蹴ってしまった。

Kちゃんのキックは、クリアにはやや不十分な距離だけ飛び、
中盤でそれを拾った相手が
トップ下の選手に短いパス、
そこから縦に一発、動きの止まったDFのあいだにいた
相手FWにボールが飛ぶ。

そのファースト・タッチは見事なまでに美しく
体をひるがえしたそのFWはいきなりGKとの1対1に。

そして、そのシュートも
この期に及んで、あんなビューティフルなゴールが
できるのか? と思うほどだった。


勝負は決まった。
キック・オフ後に笛が鳴る。











けれども、
この相手と延長戦をやって勝てたかどうかは疑問だ。
明らかに体力的には相手のほうが有利だったはずだ。

自分たちの体にあったサッカーで、無理な負荷をかけずに
なんとも丁度いいところでアザヤカに散りました、
みたいな好ゲームだった。














不思議なもので、
この日は2敗したにもかかわらず
チームの全員が上機嫌だったと言ってもいいくらいだった。

それは
格上の相手に、ここまでやったぞ、
という自負に他ならない。










・・・・そして、
それが次の手痛い一撃の伏線となっていくのだった。











2004/12/8(水) この年になって、しかられる

 
 
 
 
 
清水では、毎晩
美味しく食事をいただき、
お湯にもゆったり浸かって体をほぐし、
周囲に関係なく眠たくなったらとっとと寝てしまい、
ほぼストレス・フリーな生活だった。



が、3日目の朝。
初めて体のヤバさで目が覚めた。

少しずつ上げていったとは言え、
つい数日前まで走るのもままならなかった体だ。
肉離れ再発の危機ではなかったが
それまで2週間近く休めに休めた左脚の筋肉が張りまくっていた。
特にハムが固まっていて、つっぱっている。

今日は長くは走れないな、
と朝の時点で見切ってしまった。





が、状況を考えても
長く走らされることはなさそうだ。

残る1試合は7位決定戦。
対戦相手のここ2日間の戦績から推し量ると
気を抜かなければ取れそうな7位だ。

勝ちにいくとなれば自分の出番はないか、
あってもまた数分だろう。



そう思ったら、
頭はすっかり次のこと・・・・
 お土産の手配だとか、
 Aスタのホーム最終節、市原戦を少しだけでも見に行けるだろうかとか、
そんなことに回ってしまった。


この日がお嬢さんの誕生日なので
042の試合が終わったらスグに帰る予定のHYちゃんと一緒に
出発する段取りなど、
前の晩にでも済ませておけばいいようなことを
朝のグランドわきでやりながら
トロトロ身支度やらベンチに運ぶ水分の準備やらをする。











3日間かけた今大会、
中日が平日だったこともあって
必ずしも全員が2泊してベッタリ会場に貼り付いていたわけではない。


初日だけ来て日帰りした人、
1泊2日で帰った人、
月曜は仕事をして、休日に2回の日帰りをした人、
逆に月曜だけ日帰りで来た人、
月曜の仕事を早く切り上げて飛んで帰って来た人もいる。
あるツワモノなどは、3日間新幹線で通ったりもした。




初日の1試合目でスタメンだったMFのFさんは、
休日のみの参加で2回日帰りしたクチだ。

3日目も、早朝に家を出て
この順位決定戦のためだけに新幹線で駆けつけた。



・・・・が、監督は彼女の名前をメンバー表に入れなかった。

スタンドで支度をしている時に
マネージャーズ・ミーティングに行く代表のTさんが
監督に確認したのを聞いてしまった。


Tさん: Fさんも今日は来てますけど?
監督:  はい、知ってます。
Tさん: (メンバー表を示して)これ、いいんですか?
監督:  (強い口調で)何も問題ないです!



・・・・てことは、人数からいって
ベンチからもれたのは彼女だけだ・・・・。





メンバー表は、コーチ陣の決めるものだから
選手側から文句をつけたり異議を唱えたりするべきものではない。

が、自分の体調を知る自分としては
「だったら、私をはずしていただいたほうが・・・・」と
言ってしまってもいいくらいだったが、
やはりベンチに入れるのは嬉しいことだし、
あわよくば少しでも出たい気持ちはある。
結局、そんなイイコちゃんなことは言い出せるもんではなかった。








そして、集合がかかる。



リラックスしきっていた自分たちに比べ、
監督の表情は硬かった。



そして、開口一番
静かだがかえってキツーい一撃を食らってしまう。









皆さんが今日、ここへ来てからの支度の様子を見ていると、
皆さんは、もう2日間で終わってます。

僕やIコーチがここにいる必要はない。
次の試合を勝とうと皆さんが思わないのなら
僕らは今すぐ東京に帰ります。



一同、凍る。





対戦相手がどんなチームか
見ていないのでよく分かりませんが、
多分ここへ来て初めて、分相応な相手と
自分たちの「フィールド」で試合ができる。

ここできちっと結果を出すことが大事です。


自分たちのサッカーをして勝って帰るのと、
気を抜いて勝てるゲームを落として帰るのとでは
得るものが全く違う。
まだあるこの一戦に、いかに集中できるかが問題なんです。




もうあまり時間がありません。
支度のできた人から練習コートに入って下さい。














コーチ陣は、もちろん
本当に帰っちゃったりはしないけれど、
なんとなーく勝てる気でいた(つまりは慢心していた)チームを
ぎうぅっと引き締めるところから取りかかった。


後日、分かったのだが
メンバーのほとんどが、この時
「自分が怒らせた」と思ったようだ。

それを聞いて
監督の怒り方が上手かったんだなー、と思ったものだが
よくよく考えてみると
メンバーそれぞれが確かに緩んでいたからそう感じたのだろう。


自分については、
脚のコンディションが落ちて
「試合に出たい」とそれまでほどにはホンキで念じていなかった。
自分の肉離れをコーチ陣はご存じないから
単にヤル気がないように見えたかもしれないけれど、
自分的にはギリギリ本番に間に合わせたにせよ
調整不足だったんです〜、と言い訳したい気分だった。



とにかく、怒られちゃったんだから
これ以上フマジメにしてもいられない。

サブとして、すべきことをやるだけだ。





多分、ベンチ落ちは予測していなかったであろう
準レギュラーのFさんは
憮然とした表情でヨソの試合のピッチを見ている。

一方で、監督からは
ここまで見せ場がほとんどなかったMNちゃんに
「MNさん、早く支度しないと
 アップの時間がなくなりますよ!」
と声をかけた。

同じサブだが、先にMNちゃんを練習コートへと送り出し
ベンチへ運び入れる用具や水の準備の後始末を引き受ける。


ひとしきり片づいたら、練習コートへ。
スタメンのやっている「鳥かご」に入れられたが
とにかく彼女たちのアップに役立つように
ここだけはマジでやる。

ケガをさせないのは当然として
球拾いで時間をロスさせることのないようにし、
なるべくたくさん触れるようにボールを回して・・・・

短い時間で集中すれば、体は動くが
もうそれで「本日はお腹一杯」状態だった。
とてもじゃないけれど、ピッチに立ちたいとは思えなかった。













試合は、お互いに様子見で立ち上がる。

ウチで一番危険なプレーヤー、Kちゃんの
ドリブル突破が見られたのは
かなり時間が経ってからだった。

ここまでおとなしくしていて、いきなりアレやられちゃぁ
相手はビックリだろうねー。

・・・・とノンキなことを言ってたら、
今度は逆サイドの相手、左サイド・ハーフの選手が
いきなり「ちょっぱや」の本領を発揮。
こちらも本当の危険人物をやっと発見するに至る。

Kちゃんとは逆サイドだから
かけっこにはならないのだが、
どっちが速いだろう? 年齢的に相手の方がちょっと有利?
とにかく今大会で一番、速くてヤバ〜いカンジのする選手がいる。

こっちの右サイドは定位置に戻ったTMちゃん。
走り屋の彼女が体をよせて併走するのがせいぜいで、
それでもクロスを上げてくるのにはちょっとヒヤっとした。


が、別にそこだけでサッカーが進むわけでもなく、
中盤はおしなべてこれまでの試合に比べたら
余裕を持ってキープしながらプレーしている。

トップ下のHYちゃんなど
多分5試合中で一番よかったんじゃないかな。
華麗なターンで相手を抜き去ったり、
寄られて挟まれてもボールを失わずにかわしてかわしてスルー・パス、とか
本来の彼女の巧さがよく出ていて
監督からもお誉めの言葉が何度も飛び出していた。




こうなってくると、042のペースだ。
関東大会のときもそうだったが、ノリがよくなると
ベンチ(のサブ)がうるさくなる。


TMちゃんがボールを持って
サイドをドリブル突破しかけた時など、
(まぁ、励ましの応援、って意味だったんだけどねぇ)
ベンチから
「TMちゃん、いけ! いけ!」
みたいな声が飛ぶ。

すると、やおら監督が席を立ち
控え選手の前に来て
「皆さんから指示は出さないで下さい。
 間違ったことを言ってます。
 僕の考えとは違う!」
・・・・と、またピシャッとやられてしまう。



サブ一同、静止。





あー、また怒らせちゃったよ。











前半残すところ数分、というところで
FWのAちゃんの足をアイシングするための氷を
準備してください、とIコーチに指示され
氷の袋を用意する。

アイス・ボックスの中をのぞき込んでいるあいだに
この大会で得点のなかったAちゃんの
待望の先制点が入ってしまった!

あー、いいトコも見逃したぁーっ!







前半を1−0で折り返した後半。

相手の「ちょっぱや」ちゃんを止められるのは
TMちゃんしかいない、ということで
彼女を初めて右SBに起用。

「どーしたらいいのか分からないから
 教えて〜」
と言いつつ、どうにかその速い子を封じ込めることに成功。


一方、こちらは危険なKちゃんが追加点をもぎ取る。
ベンチがまた華やぎ始めたところで、
Iコーチから、
「皆さん、見てないでアップしましょう」と声がかかり
ピッチ・サイドを走りながらの観戦に切り替わる。



この時も、「自由な交替」だけれども
自分の出番はないな、と分かっていた。
が、一応ポーズだけ、走ってみる。


多分植木の手入れで来ていた職人さんじゃないかと思うが、
少し早めの昼ご飯を
ピッチ横の植木のかげで取りながら観戦しているおじさん方がいた。
走り初めて、気がついた。

さすが、清水の職人さんだ。
「今の、オフサイドじゃないぞっ!」とか
ブツブツ言いながら見てくれていた。

実はずっと彼らのボヤキを聞いていたかったが
そこは、ポーズで(苦笑)。



いや、自分はもう選手じゃなくて
単なるサポだったな、あの時点では。







これは、ベンチに入ることもできなかったFさんに対して
本当に申し訳ないことだ。

が、現実には
自分以外のサブの選手は全員、ピッチに出ていった。
ほんの1分くらいの人もいたけれども、
それでも次々に芝の中に入り
試合の締めくくりを務めた。







あとはもう、どんなゲームだったかよく覚えていない。
とにかく、2−0で勝って7位で終わった。














例の「ナニワの母」さんのチームが戦う決勝戦は
見ずに着替えただけですぐに出発。
HYちゃんと一路東京に向かった。
















中3日あけて、次の金曜日。
練習再開だ。


この日は、あらかじめ連絡が回っていて
監督から話があるから、時間に遅れずに来るように、
とのお達しがあった。




メンバーのみんなは、また怒られると思って
暗い気持ちで集まった。

最後の試合前の準備、試合中の応援、
各自が何かしら怒られる種を持っていただけに
一体なんの話だろう? とビクビクしていたのだ。









監督の話は、シンプルだった。
自分も悩んだ、という話。


例えば、最終日に駆けつけたFさんを使わなかったこと。
一番強い相手との試合に自分のような新人を敢えて起用したこと。
結局一度もベンチに入ることのなかったJさんのこと。
レギュラーFWのAちゃんをすぐ下げた試合のこと。
3日間新幹線で通って、最後の試合でやっと数分だけ使ったBちゃんのこと。

・・・・その時々の判断について
自分たちはこう考えた、ということを語りながら
正解のない模索を続けていくのが監督だが
いつでもつらいのよ、と
オープンに話してくれた。








また、しかられる・・・・
と思っていたメンバーは拍子抜けする一方で、
知りたかったこと、
心のつかえになっていたことがいくらか聞けて納得もした。

その場にいる人、いない人、
結局全てのメンバーについて、ポジティヴな何かを伝えて
監督の長い話は終わった。










結局は、ババ転がしの上手い人なんだろう、
というのが仲間うちの結論だ。

転がされるのが好きではないタイプの人もいるだろう。
が、これだけ上手い転がし手がいるなら
転がされて遊ぶのがオトナかな、と。














いいチームに入れてもらったもんだね、
と、MNちゃんとうなずきあって練習から帰った。















2004/12/9(木) サルひさびさ

 
 
 
 
 
ふー、やっと
遠征回想録が終わったよ(笑)。
あといっこ、書き残しがあるけれど
それはもう少し情報収集してから書く予定。



ちんたら振り返り日記を書いているあいだにも、
日々のフットボールはあちこちでうごめいて進んでいく。
そのうちの一つ、
サッカーじゃないけどフットサルの話を。






某瓦斯会社が冠で、主催は東京の
サル大会、ではなくてミニサッカー大会か、正確には。
いつもデラで出てるヤツ。
2日かけてやるけど、今年は2日目しか出られなかった。


先週土曜に
Aスタ、芝周りの人工芝コートで3ゲームやった。




そういや、デラでサルやるのもずいぶん久し振りだ。

このところ、リーグ戦も2ヶ月に1回で、
その1回に子供の公式戦やら
常時人手不足のママさんサッカー8人制リーグ戦なんかがかぶると
どうにも欠席率が高くなってしまう。

オマケに、このところ
サルの練習会にも満足に行けてない。
自分の内履き(=サル・シューズ)はほとんど
子供の小学校の玄関ではきかえるウワバキと化していたくらいだ。




久し振りのデラ・ユニだよ。
しかも東スタだよ!






が、1試合目のキック・オフ間際に
スタジアムに到着、デラの皆さんと合流してすぐの試合開始では
アップ不足で何もできず。


いや、いっくらパス練しても
あとの2試合、あんまり役に立たなかった。








帰りにダンナさんと反省会を(じゃなくて、単に昼飯のためだが)
よく行く中華屋でした。

ウチらの結論はこうだ。



やっぱ、サッカーとサルはちがうわ。




・・・・当たり前じゃい、ぼけぇ!(笑)





ていうか、違うということをちゃんと認識して
それぞれに蹴り方、ボールの持ち方を工夫していかにゃならん、と。


要するに、このところサッカーばっかになってたもんだから
ダンナさんも自分も「持ちすぎ」だった。
無策にテンポを落としてしまっていたのだ。
何度も「早く放せ」ということを中で言われた。






早く放すということと、慌てることは違う。


これまでの自分のサルは、単に慌てて蹴ってただけだと思う。
それが、慌てなくなったのかもしれない。
が、慌てずに早く放す、ところまでは行ってない。
慌てずにプレーを早く、ということは
要は判断を速くする、ってことだよな。



アタマん中は、こんなかんじ。

あ、ボール来た。
まずトラップして、どっこらしょ。
さーて、どうしよっかなー。


・・・・これは、明らかに042でのサッカーのペースだ(笑)。





オババ同士でミニゲームやってる分には、これでよい。
これが、そこで要求されるスタイルでもある。

が、10も20も年下のワカモノたち相手のサルで
それが通用するワケがない(苦笑)。




いや、別に持つのがサルの場面で悪いのではない。
持って、ワカモノと1対1で
なんかオモロイ事ができりゃ、それでもいいのだ。
とりあえず抜くとか仕掛けるとか、なんか意味のあることを。

が、単に取られるだけではほんっとに意味がない。
一番自分でもムカついたのは
自分よりは初心者風の女の子に持ってるボールを取られた場面(苦笑)。
あんなん、されてちゃ持ってる意味ないじゃん!



で、それなら
ダイレクトでどんどんボールを動かしていくぐらいの
テンポで行ったほうがいいじゃぁないか、と。








あー、くやしー。
1勝ぐらい、したかったよ。





両方やるからには、
もう少しTPOを考えてプレーできるようにならないと。



そんなことを思わされた今年の会社人瓦斯杯でした。









2004/12/15(水) 今度は都リーグ

 
 
 
 
 
朝6時に家を出て、
MNちゃんに車で拾ってもらった。
この日曜日の話だ。



途中、他にも2人ほど拾ってから高速に乗る。
8時前に目的地に到着。





042は、この日
年内最後の試合、都リーグ戦2試合をやった。

「リーグ戦」とはいえ
なにせ「都」には3つしか登録チームがないのだから(苦笑)、
各チーム2試合、全部で3試合やると、今年のリーグ戦は終了だ。
なんつぅ、ちっこいリーグだ!




あとで聞いた話だが、
042以外の他の2チームは現在、人材難の時代なのだそうだ。
メンバー(の人数)が揃わず、急きょ助っ人をかき集めて参戦していたり、
人数はいても新しいメンバーが増えず
平均年齢を上げていく一方だったり、と
どこもチームとして維持していくのに苦心しているらしい。


一方、042はというと
監督が面倒を見ている小学生チームの母親たちが
3人ほど入部したのが去年。
今年は自分とMNちゃんともう1人が春に加入。
つまり、この1年ちょっとで6人もメンバーが増えたわけだ。
そして全国大会を前に、元LリーガーのLちゃんを
監督たちが口説き落として大型新戦力もゲット、
頭数だけではなく地力もアップした。
実働メンバーが22人いれば、練習もちゃんとできる。

一昔前にHYちゃんから聞いていた話では
当時の042は練習にも人が集まらず、
チームの核になっていた選手が海外赴任でいなくなり戦力ダウン、
高齢化も進んでる、って言ってたから
042は苦難の時代を乗り越えて、息を吹き返したところなのかも。


だから、あとの2チームも
今がそういう谷間の時期なだけで
これから持ち直す可能性は充分ある。




それに、都内でサッカーをやっているママさん主体のチームは
山ほどある。

現に、自分が地元でやっている8人制のリーグ戦では
今期から加盟チームが9つに増えた。
未参入のママさんチームも知る限りで
少なくとも6つは周囲にある。

自分のいる地域よりもずっとサッカーの盛んなエリアは
都内にたくさんあるから、
潜在的にママさんサッカーが「ない」のではなくて
「見える形になかなかなってない」だけだ。

チームはあって、ママさんプレーヤーもいる。
・・・・でも、登録してまでやろう、という
フルコートのチームは、これしかないのが実状だ。




これは、どうしても
構造的な問題だとしか思えない。
まだ何を改善すればよいのかわからないし
別に協会を肥やすのに協力しようとも思わないが、

3チームで「リーグ」って言われても、
単純にそれはさびしい。




・・・・と、思う一方で
「勝ち上がるなら今!」ってのも確かにあるよね(笑)。
元気なチームが増えると
関東大会さえも行きにくくなるもん。
ましてや全国なんて、ねぇ(苦笑)。







ところで、今回このリーグ戦に勝ったところで
別に何も起こらない。
全国大会の予選とか、そういう位置づけではなく
単に今年のリーグ戦をやって
都内の順位をつけるだけの話だ。



そのようなワケで
監督は今回のリーグ戦に次のような目標を設定していた。

まず、全国で出場機会の少なかった選手は出す。
フル出場することから学べること、というのがあるから
そういう機会のなかった人を長く出してみる。

それと、陣形が崩れない範囲内で
普段あまりやらせてもらえない希望のポジションにトライする。
「希望のポジション」がある人は
各自監督に直訴するように、と言われていた。







希望のポジション、ねぇ・・・・。

試合に出られるんだったら、どこでもいいや、
というのが自分の感じ方だ。

SFMでCBをやらされるのがイヤだった時期もあったが、
今はホントにどこでもいいや。
どこでも、やってみれば別の角度からサッカーが見えるだろうから
ポジションにこだわりはまだない。




自分以外の人が、監督に直訴しにいったのかどうかも知らないが、
当日、グランドに不在の監督に代わり
キャプテンが発表したスタメンを見る限り
・・・・あんまり変化はなかったな(笑)。

意外な人が意外な場所に、というのもなかったし、
結果的には言われていたほど、全国でサブだった人が
たくさん試合に出られた、というワケでもなかった。



その部分では、なーんだ、と思った人もいただろう。
・・・・自分以外は。








1試合目のキックオフは8時50分。
コドモの試合でもそんなに早くからは始めない(笑)。
・・・・けど、グランドの都合だからこれはしょうがない。

まず、多分3位になるだろうチームと042が対戦。
このゲームは、特にいろいろな試行錯誤のできる試合になるだろう。
しかも20分ハーフで、少々短い。
体力的にもフル・タイム出続けるには手頃。


そして、続けて第2試合で
これまで都1位の座に君臨し続けてきたチームと当たる。
もしかすると、こっちはマジな試合になるかも。
一度も勝てたことのない相手に
Lちゃんもいることだ、そろそろ勝ちたいねぇ、という
欲が出てきたところだし。




そのような状況だったので、
1試合目に自分がスタメンで入ったのは
いくらか予想できたことだった。
ポジションも、右サイド・ハーフで
全国の時と同じだ。









自分的には、
寝坊して、満足に家族の朝食も作らずに家を飛び出てしまったので
気分的に自己嫌悪からスタートした1日だった。
もちろん自分の朝ご飯も食べずに出たので
最も苦手とするファースト・フードで朝マック(笑)。
油物がキライだから、敢えて注文しなかったポテトが
「セット料金のほうがお安いので」と勝手についてきてしまい、
だったら食べなきゃいいのに貧乏性だから完食(苦笑)。
なんだかやることなすこと、うまくいかなくて
今日はそういう日なのかなー、と
脂っこいげっぷをしながら、すっかりやんなっていた。



その気分を払拭することができるだろうか。
・・・・そんな気持ちで1試合目は立ち上がった。













2004/12/16(木) やったことのないコト

 
 
 
 
 
その1。


石川のように・・・・とはいかないが、
右サイドをドリブルで突破、
ゴール・ラインぎりぎりのところから
ゴール前の味方にマイナスのゴロ・パス。

でも、得点に至らず。
味方FWが、そんなところでいいボールが来るとは
思っていなかったため(苦笑)。



そもそも、
試合中にそんなに長い距離をドリブルしたコトないし(笑)、
それで突破できたこともないし、
それでマイナスのパスを出すべく腰が回ったコトもないし、
それをDFに引っかけずに通したコトなんて、もっとない。



わりあいに、好きにさせてもらえた。
が、練習にはならなかったかもしれない。
だって、小細工(=フェイント)を使わなくても抜けちゃったんだから
そんなに誉められたもんではない。


でも、ドリブルで抜ける、って楽しいねー。
もっと難しいことをして、
もっと屈強なディフェンダーを抜いたら
きっとエラク嬉しいんだろうなぁ。



1試合目は、前半のみで交替。
それでも結構、楽しかったので自分的には満足。
後半になって出たFWのMNちゃんのゴールも見られて、
6−0で大勝。












やったことのないコト、その2。


2試合目は、ずっと都1位の座を守ってきたチームとの対戦。

1試合目で温存したTMちゃんを初め3人の主力選手が入る。
キャプテンから発表されたスタメンをなぜか聞き逃し、
後からマグネット・ボードを見て
自分が右サイド・バックにいるのを確認。
あわてて支度する。




相手チームの2トップは
どちらかというと左にいるFWが頼りになるらしく、
10番をつけたトップ下の選手から
DFの裏を狙うパスが左FWにしきりと出る。

つまり、自分の裏が狙われているわけだ。



別に、自分がシロウトに毛が生えたようなもんだから
穴だと思われて狙われたわけではないらしい、
というのは
第3試合でヨソのチームとやっているところを見て納得したが、
その場ではムカついた(笑)。

くそー、絶対コイツは止めてやる! 
とかなんとか思っちゃったが
なんか止められそうなカンジはあった。


多少、併走した時なんかに
半歩前に出られたりしたが、
そこはボランチのLちゃんや、
右サイド・ハーフに入っていたウチの10番、
そして自分の隣にいるCBのキャプテンが
上手にカバーしてくれるので超安心。

・・・・てか、やっぱり自分が穴だったのか(笑)。
周りはシッカリ固められてたもんなー。






監督の言っていた「フル出場する経験」というのは
こういうことだったのか、と思う。


試合は、こちらの入り方がよく
開始早々にLちゃんのミドル・シュートで先制。
前半は1−0で終えたが
前半終了間際に、おっかない時間帯が確かに来たし
後半の入り方も、相手のほうが少々よかった。

が、バタバタした時に
自分たちがどこに戻らなくてはいけないか、が
共通理解として持てていたような気がする。

簡単に言うと「蹴らないで持つ」
自分たちのまったりペースに持ち込んで
狭いサッカーをする、というところに
誰かの一声で帰ろうとすることができるのが
強みだと思った。


ほんの20分ハーフの短い試合でも
そうした波がある。

後半の半ば、やっとペースが取り戻せるようになったところで
自分のインターセプトから
前にいるサイド・ハーフの10番に開くゴロ・パス、
そこから更に前にいたトップ下のHYちゃんに縦パスが通り、
彼女が少し持ち上がってペナルティ・エリアの右端から
きれいなループを蹴り出すと
逆サイドのゴール・ポストの手前に落下、
そこへ左サイド・ハーフのKちゃんが走り込んで合わせて
見事に2点目が決まった。


すっげー。



その美しいゴール・シーンの
一番最初のところに参加できたことを、スナオに喜ぶ。
よかった、よかった。



終盤は、たたみかけるように攻めて終わる。
強豪相手に失点0は、DFとしても嬉しい結果だ。








短いながらも
1試合の中に寄せては返す波を
感じさせてもらえたのは、ありがたかった。





結局、
全国でフル出場の機会がなかったメンバーで
この日、通して出してもらえたのは自分だけだった。

育成してもらっていることに、感謝するしかない。













ママでも、若かったら有利なのはそうなんだけど
自分はあんまり若くもない。年齢的には真ン中へんだ。

となると、あとはもう
ケガがなくて体力がある、
とかいう意味でのフィジカルが勝負になってくる。

ケガをせずに続けることさえできれば、
それなりに経験値は上がっていくだろうし
もうしばらくは技術も上げられるだろう。

もう少しだけ、自分の「サッカー度」を
上げたい。
体が動く今のうちに、できることをしておきたい。


腰が弱くてバスケットボールを続けられなかったことを考えると
今の自分はずいぶん丈夫にしているなぁ、と思う。
この調子で、大きなケガをせずに
どこまで行けるだろうか。




もうほんの少し、
やったことのないコトをやってみたい、と
欲をこいて思ってしまうのだった。













2004/12/20(月) ないような接点

 
 
 
 
 
自分の母校から、初めてJの監督が生まれた。
・・・・というのは、でも
もう時間の問題だったので、別にあまり驚かない。


が、それよりも
自分の会ったこともない人が
Jのヘッド・コーチに初めてなった、という
ただそれだけだったら何も自分のフックにひっかからない話のほうが
ちょっと興味を引く。





先週の042の練習で
監督がこんな話をした。


自分の相棒が仙台に行くことになりました。
彼は相当、力のある人間だから
彼とツナミが仙台をどんなふうに変えていくのか、
皆さんも楽しみにしていて下さい。

来シーズンの仙台には注目して下さい。
皆さんがやっている「この」サッカーを
相棒が必ず、Jに持ち込んでくれますから。








つまり、こういう話だ。

緑出身の042監督は、
自らコーチング・スタッフを育成して
指導者の会社を経営している。

そこで育ててきた、やはり緑出身の教え子
・・・・というか、今や相棒が
同期のツナミと一緒に仙台入りした、とのこと。

042のキャプテンでもある監督夫人から聞くところでは、
彼の契約は1年だそうだが
もともと機会さえあればJで指導したいという夢を持っていたので
またとはないチャンスがとうとう巡ってきた、
とのことだ。

また、彼女によると
彼女の周囲で知る限り、
彼ほどの「カリスマ性」を持つ人は他にいない、とか。
・・・・ご自分の旦那様よりも、という言外のニュアンスも含め(笑)。



会ったこともないし、
042のメンバーで彼を知っている人も他にいないのだけれど、


自分たちが監督に方向付けられてきたサッカー、
それで全国の舞台で一種の自信と確信を得たこのサッカーが、
同じ幹から分かれた目に見える形として
仙台で展開されるらしい、というニュースは
ちょっとオモシロイと思う。








・・・・仙台、ケリーを獲ってくんないかな(笑)。














あの、ゴール・ポストに「がすっ」とはじかれた
ケリーのシュート。


あれは、いかにも今年のケリーを象徴するかのような場面でもあり
毎年、天皇杯が後味悪く終わっていく記憶を
上塗りしてしまったシーンでもあった。




たのむよ、ツナミ先輩。
そのサッカーをやるなら、絶対役に立つから。
ケリーにチャンスを与えてちょうだい。
















このあたりの話を考えるときによく思うが、


結局、緑の世話になってるんだなぁ、と(苦笑)。




Vに惹かれはしないけれど、
下部組織の充実や、
早くからそこに力を入れてきた結果として
よい指導者を社会に送り出し続けているという点で
緑には一日の長がある。


一例が、女子育成。
J2に上がるときに女子部をつぶしたガスと、
サッカー少女が卒業記念にこぞって受けに行く
メニーナを擁する緑と。

そういう差が
あちこちで感じられるのは事実だ。
ここいらの地域で少年少女のサッカーに関わっていて、
「あ、このコーチ、いいな」と思うと
Vのジャージを羽織っていたりするってこと、
自分だけの体験ではないんじゃないかな?


もちろん、Vのジャージを着てる
箸にも棒にもかからないオトナ、ってのも見かけるけど(笑)。
そりゃー、分母が大きいからそんなこともあるわな。



とにかく、
緑をただ簡単に敵視することって、できないのよ。
日本のサッカー界を、異端児として牽引してきた功績はそれとして、
世話になりつつ「トーーキョー!」と叫ぶ、
そのあたりの機微は
自分の居住区近辺だけのローカルな話ではないんじゃないかと
思うのだけれど。





・・・・で、ケリーをどうかヨロシク、と
思ったりするわけだ(笑)。
いいプランだと思うんだけどなぁ〜。








2004/12/21(火) 舞台衣装

 
 
 
 
 
 
全国大会で清水に2泊3日した、その次の週末、
YとKの学芸会があった。



Kの学年は、海賊の出てくる劇だった。

お菓子が好きでたまらない海賊一味が
国中のお菓子を食べ尽くしてしまい、
お菓子を求めて旅に・・・・それもタイム・トリップに
出かける話だ。


台本を読んだKは、
海賊役にはなりたくなかったらしく、
過去・現在・未来の端役のうち「今の子」を選んだ。
「ヘンなカッコをしないですむから」だそうだ(笑)。

が、本人が希望しても、オーディションというのがあって
その役になれるかどうかは分からない。

隣のクラスの担任によるオーディションは
なかなかスパルタなものだった、と本人談。


先生: じゃっ、次っ。
    「今の子」をやりたい人は舞台に上がれー!

(Kたち、数名が壇上に上がる。)
(先生たちは体育館の一番後ろに陣取る。)


先生: はいっ、じゃぁ「今の子1」のセリフを
    順々に言うっ!
Kら: (次々に)あまーいクリームがたっぷりで。
先生: 今、なんか言ったかー?!
Kら: (↑)あまーいクリームがたっぷりでー。
先生: ぜんぜん聞こえな〜いっ!!
Kら: (↑↑)あまーいクリームがたっぷりでーっ!
先生: ぜんぜん甘そうじゃな〜いっ!
Kら: (↑↑↑)あまぁ〜いクリームがたっぷりでーっ!
先生: たっぷりじゃなぁ〜いっ!
K:  (↑↑↑↑↑)あま゙〜いクリ゙〜ムがたぁ〜っぷりでぇぇーっ!
先生: よぉーし、K、合格っ!!



・・・・こうして勝ち取った「今の子」の座(笑)。
思惑どおりに運んで、満足して帰ってきたKいわく

「『今の子』だから普段着でいいんだよ。
 衣装、作らなくていいからうれしいでしょ。」



・・・・ハ、ハイ。うれしいです。
お心遣い、ありがとうございます。








一方、Yの学年は
魔女の女の子が掟を破って人間と仲良くなる話。

Yもやはりオーディションを経て
第1希望の「貧しい親子」の母役をゲット。


母: ウチはただでも貧しいから、あんたも普段着でいいじゃん(笑)。
Y: そうはいかないのっ!(怒)
   来週の月曜日までに、これを用意しなきゃならないんだってば!
   (と、紙を出す。)


そりゃそうか。はいはい、なになに?
んぇーっ?!

「ほっかむりの三角巾、首巻きのスカーフ、ブラウス、スカートの
 各数カ所に、目立つ色のハギレを縫いつける」だと〜?!

うわー、ケッコウ手間ひまかかんなぁ・・・・。
要するに、絵に描いたような「ビンボー感」を出すために
ツギハギの衣装にしろ、とな。





1週間くらいは猶予があったのだが、
結局まぎわになるまで着手しないのが自分の悪いところ。


木曜に自分がもう着なくなったブラウスやスカートを出し、
金曜にハギレの布を引っぱり出して探してくる。

土曜に縫いつける布をカットして、
縫う位置をYと一緒に決めてまち針で止め、
「こうやって縫えば」というサンプルを1枚縫いつけただけで
あとは留守宅のYにバトン・タッチだ。



母: 家庭科の補習と思って、やっといてね(はぁと)!
Y: えーっ?! そんなぁ・・・・。
   (渋々)わかったよ・・・・自分でやるよ。




その日はもう、清水へ出る前日だったから、
3日間の食事の準備から
留守の間、市原戦までの各自予定の周知、
自分の荷造りまで、とにかくやるべき事がてんこ盛りで
Yには申し訳ないが、あて布をちくちく縫っている余裕が
全然なかった。



かくして、ビンボーな母役のYは
自分の衣装を自分で仕上げ、
母親の留守中の月曜日にそれを学校へ持っていった。









次の土曜日、学芸会当日。


KはいつものTシャツにGパンという
それもそれなりにビンボーそうな(笑)「今の子」のいでたちで
舞台に一瞬だけ現れ、あと残りの大部分の時間は
照明係として体育館の2階通路で過ごした。



ビンボーな母役のYは
いかにも善良そうで腰の低いお母さんの演技で、
そのチカラの入った出来ばえの衣装のせいか
短いセリフが数行しかない割には存在感があった。

何人もの保護者に
「あの衣装、作ったの?」と聞かれ、
その度に「Yが自分で」と説明させられた。










なんで今頃になって、そんな1ヶ月前の話をしているかというと、
学芸会の翌日に彼女が書いた大作の作文が
先生のマルがついて昨日、返ってきたからだ。


テーブルの上になにげに置いてあったが、
長そうなので(笑)ひとまずおいといて
今朝になってゆっくりそれを読んでみた。

劇の準備が始まってからのプロセスが
よく分かるように書かれていた。


そして、衣装についてはこう書かれていた。

「私の場合は、母が出かけてしまったので、
 自分で作らなければなりませんでした。」




あちゃー。

お母さんは出かけてしまったのねー、
衣装も作ってくれずに(苦笑)。


これが、仕事で出張、とか書いてあれば
まだカッコがつくんだろうけれど、
自分の試合で遠征に行っちゃった、とはさすがに書けなかったんだろうな。
状況を知らない担任が、これを読んでどう思ったことやら・・・・(苦笑)。







帰ってきたYに、一応聞いてみた。


母: 自分で衣装縫わされて、イヤだった?
Y: んー、そうでもないよ。
母: 縫うの、楽しかった?
Y: んー、それもそうでもないな。
   「しかたないや」ってカンジかな。






すいません、しかたないお母さんで。
ご不自由、おかけしております。













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Akiary v.0.51