
バックナンバー
2003/10/1(水) ちゅーせーしん?
また、運動会のネタに戻る。
Kたち2年生は、1年生と一緒に踊った。
何しろFCT小は1学年2クラスしかない。
だから、狭いといえども校庭に2クラス80人足らずが広がっても
なんかスカスカで、淋しいものだから、
2学年まとめて一緒の演技なのだ。
曲は、子供向け忍者アニメのテーマ曲(のダンス・バージョン)。
他のプログラムは体操服に赤白帽で出るけれど、
この踊りだけは、衣装として「カラフルなTシャツ」を用意するように
担任のTKY先生からおふれがあった。
カラフルぅ?
Kのなけなしのワードローブをひっくり返してみる。
うーん、カラフルってことは、色がイロイロってことだよねぇ?
で、ハデハデな色がいいんだよねぇ?
・・・・これなんじゃない?
と、Kに渡したのは
胴体の部分がオレンジ色で、袖が明るい緑、
しかも黄色いニコちゃんマークやら、70's 調のプリントがちりばめられている
普段Kが好んで着ないTシャツだった。
年長のお友達からいただいたセカンド・ユーズのTシャツだが、
Kが自分では選ばないので、あまり着ていなくてけっこうパリッとしている。
ま、これでいいんじゃないの。
Kも納得して、うれしそうに学校へ持って行った。
小物として、学校で用意してくれたいろんな色の軍手の中から
KはTシャツに合わせて、緑色の軍手を支給された。
指先が切ってあって、ほんのキモチ、忍者っぽい。
何度かリハーサルで、Tシャツと軍手を身につけて踊ったりしていたようだ。
本番では、校庭のこのあたりにいるから、
何番目の鉄棒のところから見てくれ、とKに位置指定までされた。
それなりに、こちらも楽しみにして当日を迎えたのだった。
そして、当日。
あー、やられた。 と、思いました。
親が清水ファンのHくんは、もちろんミカン色のエスパルス・シャツ。
これに対抗して、
たまに東京の試合を見に来ているなんちゃんは
YUKIHIKOの文字も今やさびしい青赤の14番シャツ。
あー、こーゆートコで、顕示しなくちゃいけなかったのね。
全然思いつかなかったよ、カラフル=いろいろ=青赤。
こちとら、オレンジと緑だぜ(泣)。
親子共々、つくづく東京が身に染みてなかったのであった。
前田のドキドキCBが見られないのは残念だけれど、
今は何かを取り戻した方がいい時なのかもしれないね。
萎縮せずに、がんばっておいで。
・・・・まーた、誰が入って誰が出ていく、って季節が近づいてるのかと思うと
なんだかイヤだなぁ。
特に、今年は。
2003/10/2(木) 折り込み済み!
「なんちゃって」ながらも教育に携わる者として
子供は比べるまい、と思っている。
でも、なかなかそう教科書通りにはいかない、というお話。
具体例で言うと、こんなことかな。
「たみんちゃんは、急にリフティングが上手になって、
100回以上できるようになったんですって?!
Yも、負けてられないじゃないのっ!
練習しなさいっ!」
という言い方をしても、Yの心にはヒットしない。
これは、実際にそう言ってみて、こりゃいかんな、
と我ながら思った。
Yはもともと、負けん気が強くはない。
プライドも、そんなには高くない。
身体能力的に恵まれてもいない、体は硬いし。
だから、スポーツ選手として大成するとかは
親としてこれっぽっちも思ってない。
そういうことではなくて、大人になってもリーガなんかで
一緒にフットサルできたらいいな、というのが
自分が彼女やKに望む、もっぱらの夢だ。
そもそもにおいて、親がその程度にしか思っていないYだが、
本人も、チームメイトをおしのけてでもレギュラーをとってやるー、
みたいなライバル心が強い方ではないし、
女子チームだと、女の子同士だから
チーム内の闘争心は、彼女の中には全くないかほとんどないかのどちらかで、
(=仲良しでいたいんだよね)
その上、感情をむき出しにするタイプでもないから
「悔しいっ!」という顔を試合中にすることもないし、
負けて泣くようなこともない。
ついでに言うと、自分では全然練習しない。
チーム練習に行くときしか、ボールには触らないのだ。
淡泊というか、のほほんというか、とにかく
ヒトコトで言って、スポーツ選手に向いている性格ではないのだ。
でも、その割には(親の影響丸出しだが)
文集の「将来なりたいもの」らんには、必ず
「女子のプロ・サッカー選手」とか、はばからずに書いちゃったりするY。
自主トレもしないくせに、おいおい、と思ったりもする。
「Yは女子のプロ・サッカー選手になりたいんだよね?
プロは、ものすごーく上手い人達なんだよ。
周りの子達とは関係なしに、
とにかく自分が上手くなっていかないと。
小学生のうちに、ブロック選抜くらいには入りたいよね。
たみんちゃんが毎日練習してたらリフティングが100回以上
続くようになったじゃない?
毎日練習する、ってことはそんだけ力がつくって事なんだよ。
あなたの目標は高いんだから、
その分、日々、努力しないとね。」
この言い方のほうが、Yにヒットした。
がんばろう、という気持ちにはなったようだ。
・・・・でも、相変わらず、ボールは触らないけどサ。
ダメだなぁ、そこんとこは。何を言っても。
ただ、他人と比べて、例えば、たみんちゃんを追い越そう、
とか言っても、それはYのモチベーションにはならない。
でも、上手くなろうよ、
そうしないと自分の夢はかなえられないゾ、
と言えば、少しは響くようだ。
こういう時に、比べてはいけない、と
親として改めて思ったりする。
・・・・思ったりはするが、サッカーはここからが複雑なところ。
(リフティングみたいに)一人でやるものではないのだから、
どうしてもチームの中でのパフォーマンスとして、
プレーを見ていかないとならない。
比べるな、と言われても、
Yがピッチにいる時といない時とで
チーム全体の動きは多少なりともちがう。
Yがいなくて、他の子がいる時の方が、
攻撃的だったり、守備が安定してたり、の
目に見える効果が上がっていたりすると、
Yがいて、ゲームメーカーの上級生とかぶりまくったりしながら
たいしてボールにからまないのを見るにつけ
Yじゃダメだぁー、となる。
今や、女子チームAZMのスタメンにも入れなくなったY。
そんなでは、ブロック選抜はおろか、
もちろんプロ選手にだってなれるわけはない。
日曜日にあった女子の区大会初戦。
AKコーチの決めたスタメンから落ちて、Yはベンチ・スタート。
当日の采配はママさんプレーヤーのHYコーチで、
彼女は早めのタイミングから選手交代を始めて、
結局19人全員を使いきった。
彼女は、前半の途中からYを投入、
ゲームメーカーの6年生えんちゃんと並べて中央に配置。
バックではないので動きが分からなかったのかもしれないが、
HYコーチが「真ん中に来るボールは、全部追いかけてさわってね」
という指示をたよりに、どうにか動こうとはしていたようだ。
えんちゃんが危機感を強めて、行動範囲を広げたこともあって、
Yは見事にえんちゃんとかぶりまくり
バランスの崩れた中盤が、ものすごく危うくなった。
そもそも、DFのくせに、なんだ! あの守備は。
どっこいしょで1対1になるから、簡単に抜かれる。
上体が後に傾いて、よっこらしょと蹴るから
その後のはねかえりに全然ついていけてない。
見ていてイライラするようなプレーだった。
試合後。
HYコーチに「Y、全然ダメじゃん。スタメン落ちも当然だ」と言ったら、
諭されてしまった。
走れるあなたとは、別の個性なんだから。
全くタイプが違うのよ、Yちゃんは。
見始めた頃から考えても、上手になってるよ。
・・・・でも、全然、練習しないんだよ、自分では。
それで、あれだけできるようになってるんだから、
それはスゴイことじゃない!
・・・・さっきだって、えんちゃんと重なってて機能してなかったし。
そんなの、折り込み済みだってば。
「折り込み済み」と言われたら、もうお任せするしかない。
親はくさすけれど、
コーチが「いいよ、いいよ」と言ってくれているのだから、
こんなにありがたい話はない。
周りと比べているのは、むしろ親のほう。
指導者が、本人の成長を見ていてくれるのなら
もう、それでいいや、と思った。
運動神経のいい子供を持つ親には永遠に分からないだろうし、
今の自分にもまだ分からないが、
凡百の持ち物でやっていこう、というフツーの子供に
出場の機会を与えてやることの意味は
きっと別のところで出てくるのだろう。
このまま、Yのサッカーが上手になる、とかそういう
分かりやすい話ではなくて。
まぁ、それもこれも、HYコーチには「折り込み済み」なのだから、
もうあまり何やかや言うのはやめよう、と思った。
ちなみに、ご本人にも感想を訊きました。
今日はどうでした?
「まぁまぁの出来かな。」
ふぅん。あれで?
・・・・いやいや、もう何も言うまい。コーチにお任せなんだから。
2003/10/5(日) 居候
金曜日。
妹の職場へ、居候を引き取りに行く。
彼女が出張で1週間以上家を空けるので、
その間、誰かが彼女の犬の面倒をみなくてはならない。
協議の結果、前半(金曜〜翌週水曜)を我が家で、
後半を実家で、引き受けることになった。
犬の名前は、リキ。
まだ1才になってないが、子犬というほどの赤ん坊でもない。
ズタ袋に詰め込んで、地下鉄に乗って帰宅。
家ではYが首を長くして、居候の到着を待っていた。
Yは、動物好きなところとか、手先が器用なところとか、ついでに顔とか
獣医の妹によく似ている。
ダンナさんと結婚したのに、どうして義理の妹ソックリの娘を育ててるのかなー、と
時々不思議に思うことがあるくらいだ。
余談だが、Kはダンナさんのお父さんに
外見も中身もソックリだ(実はそうなのよ)。
あまりの血の濃さに、私の遺伝子っていったい・・・・状態なのだ。
いや、別にどっちもキライじゃないから困らないんだけどサ。
Yは、こないだの日曜日、
FCT4のプチ優勝が続いているので、
今のうちに、というわけで開かれた祝勝会(=飲み会)に出かけて、
帰り道、自分の自転車のタイヤに足を引っかけ、
右足親指の爪を殺してしまった。
一応1週間は、球蹴りを自重するように、と医者に言われて
この週末のサッカー部は一切お休みだ。
ちょうどいい、暇つぶし相手が参上!
というわけで、彼女は早速リキのために段ボールの箱で家を造った。
手際の良さ、カッターさばき、こういうことにだけは発揮される集中力。
親としては、絶対に彼女の適性は
プロの女子サッカー選手ではなくて、こっちの方面だと思う。
窓まであるステキな家に、表札までかかっている。
ものの10分くらいで、チャッチャと仕上げてしまった。
リキは成長してもチビ犬だ。
大きくなってもズタ袋とかミカン箱とかに入っちゃうくらいの、愛玩犬だ。
でも、キャンとかガウとか言わないから、世話はかからない。
夜、劇のリハーサルから帰ってきたKも、オオヨロコビ。
ふわふわのしっぽをいじったり、犬用オモチャをひっぱりっこしたり、
リキ自体がすっかりオモチャに。
この時は、まだKに降りかかる失望の嵐は、なりを潜めていたのだった。
土曜日。
Kはいつもどおりサッカー部の練習に行き、
11時には帰ってきた。
YとKがリキを連れて、近所のスーパーへ買い物へ行った。
昼ご飯を食べたら、リキはお留守番だ。
(一人暮らしの妹が飼ってるだけあって、留守番は大丈夫な子なのだ。)
本当はもう少し早く着きたかったが、
サンバ隊の演奏が鳴りやむ時間帯にやっとスタジアム入口に到着。
鹿相手の大量得点は、まぁ満足だ。
秋田のオウン・ゴール返しにはうなった(笑)。
審判については、こちらに有利に吹いてもらったからだろうが、
VTRを見直してもそんなに変な笛ではなかったような気がする。
次は、やっぱり磐田相手に、過去の大量得点(された分)をお返ししなくては。
久々の勝利に酔っぱらっちゃいそうなところ、
ふとリキがよぎる。
あ、リキがいるから帰らなくちゃ。
・・・・ウチではリキを預かることはできても、
室内犬は飼えないなぁ。
アウェイも行けないし(笑)。
などと、心配する必要のないことを思ったりする。
で、今日は日曜日。
FCT小でイベントがあるので、サッカー部はお休み。
(厳密には、FCT4は川崎へ招待試合をしに行っていたが、
Yは爪がはがれかけてるので、どっちみちお休み。)
午前中、ゆっくりリキと遊んだり、本を読んだりして過ごし、
午後からイベントをのぞきに行く。
雨でもないのに、サッカー部の用件が何もない休日なんて、
1年に何度とないことだよなぁ。
Yほどではないにしろ、それなりにリキを可愛がっているKが
リキに傷つけられたのは、夕方のことだ。
ただいまー、とKがイベントから帰ってくる。
リキを自由に放している食卓のある部屋の引き戸を
Kがガラガラッ、と開けた。
すると驚いたのか、リキが「ワワワワワワンッ!」と急に吠えた。
不審者は入ってくるな、と言わんばかりの勢いだ。
以来、Kがその引き戸を開けて入ってくるたびに
リキに「ワワワワワワンッ!」とやられるようになった。
ついでに、お風呂から出てきても(丸腰なのに・・・・)
「ワワワワワワンッ!」とやられる。
Kが食卓の部屋に入ってくるたびに、「ワワワワワワンッ!」なのだ。
せっかく可愛いわんこが来たのに。
Kはすっかりリキに失望したようだ。
うーん、まだKは犬にも甘く見られちゃってるんだな、きっと。
時には厳しく(Yのように)、しかったりもしないといけないんだろうな。
そういえば以前、リキが飼われるようになってまだ2週間目くらいの頃に
妹の職場で、Kとリキを初めて会わせた時も、
(リキがKに)慣れるのにかなり時間がかかったことを思い出した。
子供が苦手、と妹が言っていたが
Kはまだ子供に見えているのだろう。
Yはどうやらその領域を脱したようだ。
犬がそう思うのだから、間違いないだろう。
Yは、そろそろ(子育ての)別の段階に差しかかっていると
常々感じてきたけれど、
リキもそれを証明しているようなカンジがするのだった。
あと2日半。
リキとKの折り合いは、少しはよくなるだろうか・・・・。
2003/10/6(月) パパママ
月に1〜2回、地元でサルをやる。
「サル」と言っても、ものすごーくいい加減な集まりで、
時間もたったの1時間。
1分たりとてムダにはしたくない、という勢いで
1Hノン・ストップだ。
多くの場合、来た人全員がビブスあり/なしの2チームに分かれ、
みんな中に入っちゃう。
テキトーに水を飲みに出たりするけれど、
基本的に全員、1Hノン・ストップだ。
小学生、中学生、高校生、大学生、若い社会人、若くない社会人、
と各年齢層にまたがる人々が、
ごちゃごちゃっ、とコートの中にひしめいた状態で
1時間を過ごす。
毎回、ビミョーにメンバーは違う。
来てる人の名前もほとんど知らない。
一応、元締めの大将と、彼の息子達はいつもいるので覚えた。
たまにFCTのコーチ陣が顔を出すので、そのへんは分かる。
FCT小関係の家族は、まぁまぁ分かる。
でも、あとのヒト達は、
よく見かける顔でも名前や素性は知らないままだ。
もともとは、
大将の次男君と、AZMで一緒にYがサッカーをやっているおゆんちゃんが
保育園時代のクラス・メート。
そのクラスのおとーちゃん達が集まって、球けりを始めたのが
このサル会の発端なのだという。
だから、
次男君もおゆんちゃんも、そのごちゃごちゃの中にいる。
YとかKとか、
その保育園時代のクラス・メート連中とか、
コーチの息子達(FCT部員)なんかが揃っちゃって
ムチャムチャお子ちゃま度が高くなる日もある。
中学生の長男君が、
自分のサッカー部の仲間を2〜3人も連れてきた日には、
レベルが上がりまくって、どうにもならない。
どこぞの高校生部活軍団が数名まぎれ込んだりしちゃうと、
もー、速くなりまくりで、ヘロヘロになる。
逆に、オジさん度が高いときには
ゆったりできるかというと、そんなことはなくて、
やたらとデカい欧州人パパ達が
どんどん場を荒くする(笑)ので、
それもまた、ナニなのである。
そんなハードなサル会なのだが、
意外に気に入っていて
ダンナさんと一緒になるべく行くようにしている。
そうは言っても、老若男女がなんとなく共存して、
どうにか混ざり合いながら球ケリしてる図、というのが
自分にとってはある意味、理想だからでもあり、
上級者にもまれるのもまたたのし、だからでもある。
要は、自分の「分」をわきまえて
(ただでもヒトが多いから)なるべく空いているスペースを見つけて動き、
「危険人物」には近づかないのがコツだ。
自分はたいがい、最後尾に下がっていることが多い。
初めの頃は、結構走り回っていたが、
少しは学習した。
どういうメンツでも適度にこなせる場所に落ち着いたら、そうなった。
でも、1時間のうちには、周りもくたびれてくる。
休みたくて引き気味になってくると
逆に自分が前に出てみたりもする。
そういう状況では、相手ゴール前で相手ボールになったときには、
とりあえずプレスをかけに行く。
無理に取りには行かないが(取れないから)、
あんまり速くならないようにするためと、
スペースが詰まってコート半分にほぼ全員、みたいな
密集になるまでの時間を稼ぐためだ。
で、妙に手足の長いフランス人パパにあたりに行く。
彼は、どうもプレーがラフだ。
大将なんかは「彼はボールより人の足を蹴ることのほうが多い」という。
いや、そこまでではないけれど、危険人物なのは分かっているので
充分に間の距離をおいてつく。
出し所がなかったのか、長い浮き球を蹴ることを彼は選択した。
離してついてても、やっぱり彼は危険だった。
顔にぶち当てられちゃったよ(涙)。
いつものことだが、
顔面に入ると目が覚める。
俄然、気合いが入ってしまう。これは条件反射だな(笑)。
幸いにも口の中は切れていなかった。血さえ出なければ平気だ。
すぐにコートに戻って、
相手方のシュートをクリアした。
ボールタッチはヘタクソだが、
はね返すことなら出来る。
スイッチ入っちゃってるもんで
そこからは、立て続けに何本か、はね返しまくった。
で、タイム・アップ。
コートの外にはおゆんちゃんママとY&K(&リキ)の他にも
フランス人パパの家族が来ていた。
おゆんちゃんママが、奥さんに告げ口する。
「Yちゃんママの顔にボールぶつけてたわよー」
(そういう貴女もよく見てるわねぇ、あんなゲームを(笑)。)
奥さんが恐縮して謝ってくれたりする。
張本人も、しつこいくらいに謝ってるし、
ゲーム中のことは全然気にならない。
「だいじょぶ、だいじょぶ。気にしないって。」
そう言ってる横では、子供たちがリキに水を与えたり
ボールでからかったりしている。
マイ・ボール持参で来たKと、ダンナさんがパス練を始める。
大将は参加費の徴収にとりかかる。
そういうコート・サイドの光景も好きだ。
ここでしか会わない人達で、サルしかやらない仲だけれど
それでも、かれこれ1年以上通っているうちに
やっぱり話せるようになってくるものだ。
大将が言う。
「ここんちは、ママみたいなパパと、パパみたいなママだな」
え、そぉ?
そんなことないのは、本人達が一番よく分かっているけれど、
褒め言葉として受け取っておこう(笑)。
2003/10/14(火) またまたヘビーな一週間
・・・・でした。気分的に、ね。
せっかくのあたぼー開設3周年記念も
身内なのに見逃した(苦笑)。
週末はネットつながないって知ってっだろーに、
一声かけろよ! >夫
考えたら7月からだよなぁ。
ずーっと気分が重い。
追い込まれている仲間に涙を見せられた。
自分達のことでそんなにも苦労をかけてしまっているのか、と
思うと申し訳なくて仕方ない。
状況が好転するかと思いきや、
ますます泥沼になってしまっているような気がする。
確かに、めんどくさい。
面倒なことになってはいるが、でも
仲間の皆さんが本当に、本当に頭が下がるくらいに頑張ってくれている。
自分も投げ出さずに、踏みこたえなくては。
何のために?
やりたいヒトがサッカーをやる。
たったそれだけの事なのに、どうしてそんなに難しくなってしまうのだろう?
たかが校庭サッカーじゃん。
暗い気持ちで、練習後の校庭を出ようとしていた。
出口の近くで、AZMのあるサッカー部のお母さん方が数名
輪になって話をしている横を通り過ぎた。
その輪の中から、あるお母さんに名前を呼ばれた。
振り返ると、去年AZMの合宿でご一緒したあるママが
ニコニコして手を振っていた。
「あー、こんにちはー!」と手を振り返す。
それだけの挨拶だったけれども、メッセージは伝わった。
ありがとう。
あなた達のチームのことなので、お任せします。
よろしくね。
「うん、任せてね」
そう言ってもらえたような気がした。
心強い。
自分が誰と何を話しているのか、まで
見張られているような状況はウンザリだ。
早く、フツーに、誰とでも話せるようになりたいな。
来始めた頃のAZM&SFMがそうだったように。
今週、問題は多分ピークを迎える。
↑日記を更新できない言い訳を、先に言ってみました(笑)。
2003/10/15(水) 対応に追われてみる
・・・・ダンナさんに対応、ってことなんすが(笑)。
昨日の日記で「1周年記念」を見逃した、
とグチったら、あたぼー啓示板にリンクをつけてくれた(笑)。
あちらも対応してくれたので、
こちらも「3周年記念」に直しました。
・・・・これは、凡ミス。
澤の話は、まだネタ的には不十分。
今月末あたりから個人面談シーズンに入るんだけど、
Kの担任、TKY先生との個人面談は
もっぱら澤選手が小学生だった頃の話題で終始するだろう、
とダンナさんにもらしただけのこと。
アマと誕生日が同じなのと(これはKね。明日よ。)
もと教え子が澤なのと、
どっちが自慢になるだろー??? とか思ったり。
でも、やっぱり聞きたいよなぁ。
どんなコドモだったんだろうね、彼女。
小学生時代でどれくらいできたんだろう?
・・・・と、いずれにせよ、Kを差し置いた個人面談になりそうだな(笑)。
月曜(体育の日)は、Kの区大会3回戦だった。
雨交じりの中、どうにか最後まで試合はできた。
(次の試合は、豪雨のため中止になっていた。)
Kは後半、ちょろっとだけお情けで出させてもらったが、
FCT2の圧勝だった。
連中、どんどん強くなっちゃってる・・・・。
ちょっとスゴかったんだよ、なんだか。
FCT4でも、フリー・キックを直接入れたゴールなんて見たことないし、
コーナーからファー・サイドに浮かせてフリーで撃たせるなんてことない。
ましてや相手FWのカウンター攻撃に対して、
センター・ラインを越えたあたりからゴール・ラインまで一直線に
ドリブルさせて走り切らせちゃうような、体を寄せたディフェンスなんて
4年男子だってしない(のをFCT2の女子はやる)!
誰か1人2人がスゴイのではない。
あのチームは、既にスタメンの半分くらいが交換不能な優秀選手だ。
GKを含めたあと5人くらいの枠を、10人が争っている(?)ところ、
「強化選手」として激ウマの1年坊主が2人紛れ込んでいるから
実質枠はあと3(うちGKが1)。
K、キーパーでもやるか(笑)。
幸いGKコーチのついてる学年でもあるし。
ホント、試合に出られないわ、あれじゃぁ。
やってるサッカーが、2年生レベルじゃないんだもの。
気後れする子達が辞めていっちゃうのも、ムリはない。
しかし、部員が16人しかいないのに
学年専属コーチが5人もいて、恵まれてるというか、なんというか。
ベンチを埋めるサブの子供よりコーチのほうが多いくらいだ。
試合後、いつものことだが
メイン・コーチのHRコーチに釘をさされた。
「試合中、外から指示、出してないでしょうね?」
聞こえてるくせに、きくかね(笑)。
HRコーチは、親が指示するのを嫌う。
プレッシャーを与えるようなことは一切言うな、
と正面切って親に文句をつける。
若いんだけどね、まだハタチ越えたばっかだが
しっかりしたヤツだ。
うーん、50点くらいかな。
結構、親からそれっぽい言葉は聞こえたかもしれないな。
自分も多少は、「指示」してたかもな。
「それ、ねらおー!」とか、言ってたよな。
なー助父「ドリブル、ドリブル!」
くりん母「先、さわろー!」
まなん母「まなん! まなん!」(←名前呼ぶだけで、プレッシャーになってる)
自分「最後まで追っかけよー。まだ出てないよ!」
どこからどこまでが、HRコーチの嫌う「指示」なのか、
今度ゆっくり話を聞いてみなくちゃね。
相手チームの子供をおとしめるような表現は、言語道断。
でも、親にダマって見ろ、ってのも現実的にむずかしい。
どうなんだろうね、どうゆー「声援」が
子供のサッカー環境として望ましいんだろう。
お考え、いかがっすか。>見てるか分かんないけど、なぽさん
2003/10/18(土) 京王線車中
去年のセカンド・ステージ浦和戦は、
あの福ダイブで終幕したゲームだったよね。
あの試合に向かう京王線の中では、
FCT3(当時)の区大会優勝を喜びつつも
終始ベンチを温めていたYを
励ましたりしたものだった。
(See 2002/11/24 「試合球」)
ところが、今回の京王線の中では、
AZM の公式戦の後で、ふがいなかったYを説教するハメとなってしまった。
Aスタの方も、釈然としないドローで、
なんだかWでスッキリしない一日だった。
何がふがいなかったかというと、
2試合あったこの日、1試合目を半分出してもらっただけで、
2試合目の強豪との対決には出られずに
AZMでもベンチを温めていたYの態度に、呆れてしまったのだった。
試合に出られないのは、実力がないのだから仕方ない。
今のAZMは、人数も揃っており、
頑張っている子を選んで出せるほどのチームにはなった。
以前のように人数合わせで、出られるような甘い状況ではもうない。
Yのように、努力しない子は
そうそう試合に出してはもらえなくなっている。
それは、いい。
見ていて腹が立ったのは、
強豪との対決で、中の11人がものすごくいい試合をしていたのに
控えのお隣さんとおしゃべりをしながら土いじりをして
試合を全くといってよい程、見ていなかったことだ。
そのことを指摘したが、
「見ていた」と初めYは言った。
それはウソだから、なおさら腹が立った。
仲間を応援もできない子は、
よもや試合に出る資格はない。
ベンチの選手が試合を観るようにしつけない指導者には
問題があると思わないでもないが
(FCT4では、もう少し控え選手のケアをするから、そう感じるだけで)
これは基本的には、子供自身の問題だ。
スタメンでないから自分には関係ない、ともとれる態度だけでも
チームの一員としてよくない、と自分は思う。
これが低学年なら、まぁ、そんなものだというのは分かる。
けど4年生にもなって、それはないだろう?
ましてや、FCT4ではベンチからもいい声かけをするように
指導されているのに、である。
緊張感のあるゲームの中、
後半の残り10分ともなると、体力的に疲れの見える選手もいた。
一瞬交替を考えたのだろう、
AKコーチが試合中、珍しく控えの子達を見た。
彼女たちは、おしゃべりをしながら、土を盛っていた。
苦笑いをしたAKコーチ、交替をせずにいくことにしたようだ。
あの中には、実力はともかくとして
緊迫したピッチ内に放り込まれる準備の出来ている子はいなかった。
ホントに、
つくづくサッカー少女でないYだ。
東京のヘタレ試合を観てないこともさることながら(笑)、
やっぱチームメイトを観てないってのは、どうなんでしょうねぇ。
ポイントをはずすにも、程がある。
別に、試合に出られなくても構わないのなら
親がギャーギャー言うこともない。
チャラチャラ男子の中で遊んでるのが好きなんだったら、
それだけにしたって(地元のチームならそれもアリだから)別にいい。
そこ、はっきりさせようよ。
Yには、そう言い置いた。
雨まじりのYが飛田給に着くと、
そこもまた雨だった。
こういう日にこそ、東京に勝ってほしいのにねぇ。
雨の日は、ダメだわねぇ。
ふー。
2003/10/19(日) 首タオル
昔から、首にタオルを巻くのは好きだった。
いわゆる手ぬぐい(旅館とかでもらえるヤツ)を
タテに三つ折りもしくは四つ折りにしてクルっと巻いて
正面でクロスしただけの端を、シャツの中に斜めにつっこむ。
特に冬場、家の中でそうしているのは好きなので、
よく、ダンナさんに「首タオルは、はずしなさい」と
出がけに注意されたりする。
あったかいんだもの。
はずしたくないよねぇ、これから寒いところに出るのに。
でも、タオル・マフラーは
こういう使い方には不向きだ。
首用なのだけれど、端をシャツの中につっこむとゴワゴワするし長すぎる。
やっぱり、アレは
用途が「自己主張」だから、中に入れちゃぁいけない。
外で一つ結びだ。
えーちゃんみたいに下げるのでなければ、一つ結びだ。
そーゆー、長さになっているのだ。
「お互い、こんなカッコでねぇ・・・・。」
と浦和戦後、知人と照れ笑いをしながら再会した。
首タオルにGジャン、Gパン、
お互いほぼ同じ格好で同じ着こなしをしているのにはウケた。
違うのは、タオルの色だけだ(笑)。
ダンナさんの2つ目以降の職場の同僚だった人で、浦和在住の彼とは
もう何年会ってなかっただろう。
ダンナさんは時折、独立した彼のオフィスに遊びに行っているので
お互い近況はなんとなく知ってはいたのだが、
彼らが机を並べていた当時にはなかった「ローカルなシュミ」を
双方とも持っていることが発覚してからは、
東京対浦和のたびごとに彼らのあいだでメールが飛び交ったり
(飛び交わなかったり)してきたようだ(苦笑)。
埼スタでの再会をYの公式戦で逃して以来、懸案になっていたが、
10数年ぶりにお目にかかってみると
そんなわけで、同じカッコをしてるから笑った。
オマケに、
お互い引き連れている家族まで同じようなカンジで
各自のスタイルで青赤だったり赤黒だったりするわけで、
なんだかなぁ。
こういう事があると、
とっても「J」を感じるのだ。
もともと、音楽や映画や本の話しかしてこなかった友人と、
スタジアムで再会する。
お互い、サポートする自分の地域のチームがあって、
家族連れで馳せ参じているのだ。
それも、今回の浦和の彼だけではない。
自分の職場の元同僚(ヒロキだけでなくて)にも
Aスタで見かける家族連れがいたりする。
学生時代の知り合いでも、夫婦で見に来ているのがいたりする。
友人には、チビな息子がG裏(の真ん中へん)に行きたがって、もー、
とお困りのがいたりする。
まんまとはめられた、ってことなのかな(笑)。
そう思っちゃうと
おへそ曲がりとしては「ちっ」なんて舌打ちして
悔しい顔をしたくなったりもするが、
そんな意地はどうでもいい。
これはこれで、快楽として、自分は気に入っているのだから。
願わくば、じーさんばーさんになっても
首タオルで再会したいもんだ、と思った。
「駒場はもうないかもしれないけど、コッチにも来てよ。
コワいことはないから。」
と浦和の彼に言われた。
一時期、日程的には行けても、
子連れで行くのは危険を伴うからイヤだ、と
浦和のアウェイだけはダンナさん1人で行ってもらっていたので、
そのことを言ってるんだろう。
「『ゲット・ゴール』は、もうないから。
あれさえ、やらなきゃ大丈夫だよ。」
・・・・あー、そーゆーイミっすかー(苦笑)。
2003/10/20(月) Scene 1: FCT1 & FCT2 +
日曜日は、地元高校のグランドを1日借りられる日だった。
この会場は、小学生なら2面取れるので
よくローカル・リーグをやったりする場所だ。
FCTの監督さんがアレンジをして
AZMのある小学校(仮にAZM小としとくか)の男子チームを呼んで、
全学年で、対戦することとなった。
普段、AZM小に出入りしているから、
知り合いのお母さん方だらけの一日となった。
午前中は低学年のプログラム。
KのいるFCT2が、AZM小2年生チームと2試合やった。
これまでにも何度か練習試合で対戦しているのだが、
AZMのコーチに就任してからは初めて、HYコーチが
K達、FCT2の女の子のゲームを観ていた。
AZMは3年生以上の女子チームだから、
2年生同士のゲームで走り回っている女の子たちは皆、
来年度のAZM予備軍というわけなのだった。
この日、ダンナさんはKに、一つの課題を与えていた。
それは「とにかくボールに絡むこと」だ。
練習試合なので、このところの区大会に出られないサブの子達にも
出場のチャンスがまんべんなく回る。
こういう時に、頑張っておかないとね。
というか、やっぱりボールを触らないと、サッカー自体がおもしろくないだろうし
上手くもならないから。
で、ひつこくひつこく、「今日はボールにさわるんだぞー」と言い含めて
送り出したのだった。
さすが練習試合。
Kがスタメンで初めから出ている(笑)。
この日のKは、今まで観た中で一番がんばっていた。
遠慮せずに、ボールに向かってもいた。
蹴るのは相変わらずヘタクソだが、
まずはボールを追いかけるのが基本だから。
素直に、ほめてあげたい。
そういう意味では、大げさに言うとキラキラしてたかな?
親の目には、そう見えた。
いつになく、サッカーが楽しそうだったのだ。
ゲーム終了後、
AZM小3年生チームにお子さんのいるあるお母さんが、
そっと耳打ちしてきた。
今ね、ウチの3年生の男子達が2年生のゲームを見ててね、
「あのn番の子、かわいー!」って言ってたわよ(笑)。
うーん、Kのことか。
あんたら、目が高いネー(親バカ)。
てか、他に2人も女の子が混じってるって事には
気がついてないだろー(苦笑)。
試合中のまなんとくりんは、知らないと見分けがつかない。
ちょっとカワゆい男の子、ぐらいに見えるのだ。
そこ、HYコーチはさすがにちゃんと分かっていた。
どの子もすっごい上手だし、がんばってるわねー。
これは、来年も楽しみだわぁ。
・・・・ウチのはそうでもないけど、まなんとくりんはヨロシクね。
でも、あの2人はレギュラー格だから
AZMの試合でいなくなっちゃうと、こっちは困るかも。
そこらへん、少し時間をかけて様子を見ないといけないね。
様子を見ないといけないのが、もう数名。
隣でやってるFCT1の、1年生対決。
激ウマの1年坊主がFCT2に混ざった状態で、区大会を勝ち上がっているが、
1年生同士の試合だと、さしもの激ウマ坊主達も目立たなくなる。
なぜかというと、団子だからだ(笑)。
いかに蹴るのが上手くても、団子の中に埋もれちゃうからね。
逆に言うと、FCT2のサッカーには既に「スペース」というものがある。
だから、激ウマ坊主は気後れしながらも
1学年上のFCT2で試合に出るのが大好きなのだ。
自分の持っているものを、存分に発揮できるからだろう。
激ウマ坊主の1人は、FCT2でゴールを荒稼ぎしてもいる。
なんたって、フリーで待っていれば
そこにパスがくるのだから!
ポジションがない(=決めてない)のにスペースが空いている、
FCT2のサッカーを見て、やはりHYコーチは不思議に思ったようだった。
これは、どうやって教えてるの?
・・・・うーん。
彼らにはそういうことは何も教えてないと思うよ。
この子達は、なんだかヘンなんだよ。
やけに蹴れててセンスがあって、
普通の2年生じゃないようなカンジなんだ。
2年のこの時期で、こんだけ広がってるのは
FCTあたりじゃ珍しいと思うよ。
逆に、普段あの激ウマ坊主たちは、こうやってサッカーをやってるんだなー、
ということも観察できた。
それも、ちょっと面白かったよ。
で、HYコーチ、3年生の息子さんには超キビシイ。
3年なのに団子になって! と
勝ってたのに(笑)イカってました。
2003/10/21(火) Scene 2: FCT4
この日曜日の練習試合(対AZM小男子サッカー部)のつづき。
若干試合時間が遅れて、
FCT2の2試合目ハーフ・タイムで、FCT4の集合時間となってしまった。
ごめんよ、K。
(あんたが試合に出ているなんて、珍しいから(笑))
見ていたいけど、今日は4年のお当番だからもう行かなくちゃ。
で、FCT4のクソガキ共からボールを集めたり
ドリンク・ボトルをカバンから出させたりする。
今日もYIコーチが担当。
18人しかいないけど、
例の如くウサギさんチームとカメさんチームに分かれて
ターンオーバーだそうだ。
(足りない2人は、もう一方のチームから借りる。
要するに、1試合につき4人はフル出場だ。)
この日、女子は2人。はんちゃんとY。
彼女たちはセットでウサギさんチームに振り分けられた。
YIコーチが、それぞれのキャプテンに
ピッチの半分を描いた紙を渡す。
布陣は4−4−2で、マルが描いてある。
(ま、いつもどおりね。)
「ポジション決めて。
借りる2人は、1試合目と2試合目で別の人を選んでね。」
ウサギさんチームのキャプテンは、はー太だ。
でも横から副官的あー太が一言、
「はー太が決めるんだから、静かに!」と言う。
周りはゴチャゴチャ言うのをやめて、
はー太の書き込む名前をじーっと見ていた。
一番初めに、はー太は右のCBにYの名前を書いた。
そーだよねー、そこでしか使えないもんネー。うんうん。
一方のカメさんチームは合議制を取ったようだ。
キャプテンのたー太が独裁者的なタイプでないせいもあってか
全然決まらない。そりゃそうだろ(笑)。
ウサギさんチームの紙は、着々と名前が書き込まれていった。
借りる助っ人2人も決まった。
・・・・でも、マルが一つ余っている。
はー太が、ドキッとした顔をして、必死で誰を抜かしたか考える。
周りも考える。
だれだ、だれだ、だれだ・・・・・???
あー太が言う。
「おめー、いねーじゃん。」
「あ、オレかぁー!」と顔を上げたはー太のホッとした顔は、
やっぱりただの4年のガキンチョだった。
そんなおバカな彼らに比べ、
AZM小男子サッカー部4年は、ずいぶんキリッとしている(ように見える)。
若いがしっかり者のコーチがついていて、
子供たちをガッチリまとめ上げているし
試合中の指示を聞く限り、FCT4からするとかなり高度な要求もする。
でもまぁ、そこが近所のチーム同士というか、
多少だらっとしていようが、キリッとしていようが
勝敗的にはどっこいどっこいなのが、いいところというか。
そもそも、こっちはターンオーバーで、負荷が半分なのだから、
2試合やったら、相手に不利だ。
でも、その分相手のほうがやっていることが、ある意味高度だから
そこも含めて、どっこいかな。
いや、だらんとしている分、つけ込まれちゃったかな。
まぁ、だいたいそんなような試合運びだった。
前日にはAZMの公式戦でのことで母親から説教をくらっていたYだったが、
この日はいつものCBの位置で
多分一番リラックスして、一番いい状態で
プレーできていたんじゃないのかな。
こう言ってしまうのもなんだが、
FCT4のCBでゲームをやっている時のYは
一番出来がいい。
自分の役目に自信を持っているカンジもする。
・・・・そこが、週に1回程度、参加するチームでの彼女との違いかな、とも思う。
自分自身が部活出身だからかもしれないが、
目の前にホーム・グランドがあって
チーム・メートといつも顔を合わせていて
公私にわたって関係の出来ている仲間の中で
一番力が出せる、というのはそう珍しい話でもないだろうし、
そんなもんでもいいんじゃないか、と思う。
だから、彼女にはしのぎを削るようなクラブ・チームは
合わないような気がするし、
年令の違う中に放り込むことで活きるタイプでもない。
どこへ行っても、自分のサッカーができる、とかいう程に
出来上がったものはまだ何も持っていないから、
この「慣れた場所」としてのチームを大切にすることから始めたら
いいんじゃないか、と思うのだ。
だから、AZMへ行くのはもうやめよう、とまでは言わない。
AZMで鍛えられた分、FCT4で活躍できてる面もあるから、それは言わない。
言わないけれど、
同学年の男子チームの中でサッカーをやっている方が、
リラックスしていて、しかも上手く見えるんだもの!
そりゃぁ、イキイキしてる子供を観てるほうが
親も楽しいわな。
この試合は、ベンチの後ろで見ていたが、
途中まで逆サイドではHYコーチも
男子の中でプレーするはんちゃんとYを見ていてくれてた。
あとで、AZM小の知り合いのお母さんがボヤいてた。
「HYコーチったら、もうっ!
自分とこのチームそっちのけで、
FCT4の女の子たちの応援してるんだもん!」
こらこら(笑)。>HYコーチ
今は、こうして彼女たちの両面を見てくれるHYちゃんが
コーチをやっていてくれるから、
AZMも捨てがたいんだよなぁ。
すっかり、自分とこのコとして大切にしてくれるんだもの。
・・・・にしても、おい、はー太!
せっかくYが最終ラインから茂庭みたいなロング・フィードを
きれいにスペースに出したんだから、
GKとの1対1は決めてくれたらよかったよなぁ。
この日はちょっと抜けてるはー太なのだった。
2003/10/22(水) Scene 3: FWくん
YのFCT4 対 AZM小男子サッカー部4年チームの試合では、
自分だけの見どころも実はあった。
それは、相手チームの左サイドFWくんだ。
遡ること1年と少々。
去年のAZM小サッカー部の合宿に同行したときのこと。
転校してきてまだ数ヶ月、
いや、帰国してまだ数ヶ月だった当時3年生の彼は、
4日間の合宿の途中で帰ってしまった。
帰りたくなった理由は、よく分からない。
体調を崩したわけでもない。
ケガをしたわけでもない。
宿舎や食事がひどかったわけでもない。
練習が極端にハードだったというわけでもない。
チームメイトとうまくやっていけなかったわけでもない。
・・・・いや。多分、だけれど。
状況的に、そういう要素は見あたらなかったのだ。
ただ単に、彼は家に帰りたかった。
それだけだ。
・・・・いや。多分、だけれど。
担当の(若いけどしっかり者の)KHコーチが
ずーっと彼と話をしてた。
あと2日。
最後までみんなと一緒にがんばろうよ。
そう説得を試みたけれど、本人の意志は固かった。
合宿の途中で帰りたいから帰る、というのは
そのチームの中ではあり得ないことのようだった。
自分は、何しろ子供のサッカー合宿自体が初めてのことで
どういう価値観がそこに流れているのか、も、よく分かっていなかった。
こういう場合、
なるようになるさ、やりたいようにすれば、が基本的な方針の自分には、
帰りたいんだから帰したら? としか思えなかったのだけれど
周囲の話しぶりからすると、それは
もう少しネガティヴなイメージで語られているようだった。
要するに、脱落とか敗北とか、大げさに言うとそういうことのようだった。
いや、誰もそう直接的には表現しないのだけれど。
そうか、そうだよね。
だって他の子は、それで4日間やっていくんだもんね。
練習もたっぷりするもんね。
そういう側面は、確かに、ある。
でも、門外漢ながら自分が思ったのは、
その彼が、サッカーを嫌いにならなければなんでもいいや、ってことだった。
合宿がイヤでもいいけど、
サッカーは好きになってほしいなぁ。好きでいてほしいなぁ。
すったもんだの翌朝早く、
彼のお母さんが迎えに来た。
穏やかな彼女は、それはもう丁寧にコーチ陣や同行の保護者達に頭を下げて
彼を引き取っていった。
駅まで車で20分程度の道のりは、
自分が送って行った。
初対面のお母さんと、おしゃべりをしながら車を走らせた。
帰ってきたばかりで、環境にまだとけ込めていない状況で
初めて親元を離れるというのは、負荷がかかりすぎたのかもしれません、
というようなことを、彼女は話した。
自分は、
英語の先生なのにこんなことを言ってはいけないのだろうけれど、
今の時期に英語を習うより、サッカーが上手になったほうが
よっぽど将来外国に行ったときに役に立つ、と心底信じている、
というようなことを、彼らに話した。
絶対にすぐ、友達ができるから、と。
脱落でもなければ敗北でもない、
これはただの1つの通過点に過ぎない。
・・・・というようなことを、本当は伝えたかったのだと
今にして思う。
お母さんと二人になって、彼はやっと本当にほぐれた顔になった。
ホームの彼らに手を振って、自分は宿舎に戻った。
FCTには出席表が存在しない。
多分、高学年のコーチあたりはもしかすると
自分達でつけているのかもしれないが、
これまでにそれらしきモノを見たことはない。
一方、AZM小サッカー部にはちゃあんと出席表がある。
週に3回朝練もやっているので、
来た子は自分でマルをつけたりしてるようだ。
いつだか(FCT小が振替休業で休みの日に)
AZMの朝練にYを連れて行ったときに、
並べられている各学年の出席表をのぞいて見た。
合宿の途中で帰ってしまった彼の名前はあったが、
練習にコンスタントに出ている様子ではなかった。
そのうち、やめちゃう勢いかなぁ・・・・と思ったりした。
その彼が、この日曜日の試合に
スタメンで、左のFWでフルに出ていた。
誰にもあえて確認はしていないけれど、
きっと今年の夏の合宿は、やり通せたのだろう。
もともと体格が大きい方ではない彼だけれど、
細かいドリブルを刻んだりしながら
サイドを上がってきたり切れ込んだり。
もう、格段に上達していたし、
攻めるキモチが目に見えて、それはそれは頼もしかったのだ!
残念ながら、彼のゴールは見られなかったけれど、
チームメイトに信頼されている様子だけでも
いいものを見せてもらった気がした。
FWくん、すっかりサッカー少年だった。
KHコーチの功績が大きい、とみたけれど
なんだかとっても嬉しかったよ。
そしたら、今度の練習試合では
Yごときのディフェンダーはチャッチャと抜いちゃってちょうだい(笑)。
たのむよ!
2003/10/23(木) Scene 4: のがした魚
FCT4、実は2日連続で試合だった。
土曜日
Yたち女子は別の会場でAZMの公式戦をやっていたが、
FCT4は同時刻に、あるカテゴリーの都大会をやっていた。
ブロック優勝をしたので、その続きだ。
当然、そっちの結果も気になるので、
試合の合間にはんちゃんママと散歩している最中にも
携帯で連絡を取り合って、逐一男子が出ている都大会の結果も
チェックしていた。
そちらでは3チームでグループ・リーグをやる。
勝ち抜けた1チームがその先のトーナメントに進む。
土曜日1日だけで優勝まで決めるんだそうだ。
なんとなく、行けるんじゃないか、という気が皆していたのだった。
特に、FCTの監督さんは
大きな期待を寄せていたようだった。
前日にのがした魚があまりに大きかったので、
日曜日の監督さんは、どえらく不機嫌だった。
いや、不機嫌といっても、愛嬌のある人だから
別に当たり散らすとか、ぶすっとするとか、そういうサインは出さない。
ただ、一日中、
文字通り、本当に一日中、
その「魚」のことを、目があった人には誰にでも喋るくらいの勢いで
グチっていたのだった(苦笑)。
三つ巴のグループ・リーグ、
FCT4はまずAチームと対戦。
はー太があげた虎の子の1点を守りきって、1−0で勝利。
次にBチームと対戦。
ここで(どういう作戦だったのかは不明だが)YIコーチが
普段サブでベンチを温めている子達を、数名スタメンに入れた。
前半の速い時間帯に、ぽんぽんっ、と2点を失う。
慌てて、いつものメンバーに入れ替えたらしいが
ゴールを奪うことができずに0−2のまま、1勝1敗で終えた。
三つ巴なので、あとはAチーム対Bチームの結果次第だ。
結局、Aチームが2−0でBチームを下した。
3チームとも1勝1敗だが、
得失点差でAチームが勝ち抜けた。
FCT4は−1でグループ・リーグ最下位で終了した。
結果からも分かるように、さすがにブロック予選を勝ち上がってきただけあって
力としては均衡していたようだ。
スタイルの差こそあれ、緊張感のあるいい試合をしたようだった。
・・・・が、監督さんの怒りが爆発するのはその先の話があるからだ。
結局、Aチームがこの大会で優勝した。
この日、都1位に輝いたAチームに土をつけたのは
唯一FCT4だけだったのだ!
どうしてBチーム相手の2戦目で、メンバーを落としたんだっ!
公式戦を甘く見るなーっ!
・・・・と、本部席の役目を終えてチームに合流した監督さんのカミナリが
YIコーチを直撃した。
公衆の面前で、だ(本人談)。
YIコーチは監督家の跡取りムスコだから、
その風当たりの強いこと、強いこと。
結局、翌日グランドにいた関係者は、
1日かかってムスコに対する親父のグチを聞かされたのだった。
まぁ、まだ4年生ですから。
そんなに大きなタイトルが今なくても、まだ先がありますって。
・・・・とかフォローしてみるが、
そんなことでは監督さんの怒りはおさまらないのだった。
ただ、監督さんも案外冷静だ。
聞きようによっては、YIコーチの采配ではなくて
その、点を取られたサブの子達を責めているようにも聞こえてしまう。
そこらへんは、相手を見ながら
どこまで詳しく話したものか、をちゃーんと計算してグチってるのだった(笑)。
当のYIコーチも
自分の父親の性格はよーく知っているので、
あー、また吠えてらぁ、ぐらいに思ってるのやら、なんなのやら。
いつもと変わらない穏やかな調子で子供に接し、
ベンチでは腹心のHRコーチ相手に、ぼそぼそっと
監督さんに対する批判をつぶやいたりもするのだった。
(実は、この親子の葛藤、ハタで見てるとオモロイのだが
それはまた、別の機会に。)
まぁ、実際の試合を見てないし
自分にはなんとも言いようのない出来事なんだが、
でも、翌日の練習試合を見る限り、
内心はYIコーチに軍配が上がるんじゃないか、と思っていたりする。
なぜかというと、
ウサギさんチーム&カメさんチームに分かれて
普段サブの子達もそれなりの時間を中でプレーできる状況で見てると、
前日に点を取られちゃったサブの子達が
明らかに上手くなってきているからだ。
これまでに比べて、動きが格段によくなっている。
寄せが速い、スペースを上手く見つけている、
ボールに対して粘れるようになっている、あきらめない、
よく走る、そして何よりも
それぞれの持っている持ち味、プレーの個性が出てきている!
ところで。
自分の子供たちがお世話になっているサッカーのコーチの中で、
YIコーチが一番、試合中にベンチにいる選手達とよく話す。
ピッチの中への指示が少ないから、とも言えるが、
今のプレーのどこがよかったか、
何が問題で修正しなくてはならないか、
そうしたことを、中の子供にではなくて
ベンチでぶつぶつ言うのだ。
感覚的には、プレー中の選手に4割、ぶつぶつが6割だ。
大きな声を出しても、穏やかに聞こえるから得な人でもあるが、
控えの子達に話しかけるのが多い指導者だとは思う。
だから、心ある子供は、
YIコーチのぶつぶつを、ちゃんと聞いている。
一番よく聞いてるのは、キャプテンのたー太だ。
めったにベンチにいることがない彼だけれど、
こういう練習試合でゆっくり座って見ているときには
本当によく聞いていると思う。
言われていることをすぐ理解できるから、
コーチの代わりに自分から、仲間にいろいろ教えてあげちゃったりもするのだ。
この日はお当番で、自分たちもベンチ裏で観戦していたから、
YIコーチやHRコーチのぶつぶつに反応して
自分(ごとき)が言うことまで、たー太はよく聞いている。
やりすぎになると、
自分が「あー、逆サイドがら空き!」とぼやくと
たー太も「逆サイド、あいてるぞー!」と声を出す。
「うわー、ナイシューだぁ」と喜ぶと
たー太まで「ナイシュー、XX!」と呼びかける。
だんだん、頭の中を通ってないのが分かってきて、
コッチのぶつぶつは止めてしまった。
お前はPAか(笑)!
でも、そうやってコーチ達や子供達や親達と一緒に
ぼしょぼしょ言いながら試合を見るのは、楽しい。
いつものスタジアムと同じような感覚だ。
そして、この日のYIコーチのぶつぶつの中で
自分も激しく同意したのは、
やっぱりその、前日の2戦目で2失点を許してしまった
サブの連中のめざましい成長だ。
別に、1日で伸びたわけでもないのだろう。
昨日の今日で、そんなに何が上手になるでもない。
でも、
監督さんの怒りをかおうが、
優勝を逃そうが、
そんなことよりも、
FCT4全体が、サッカーに向かう気持ちを強めて
少しずつでも前進していることのほうが大切だ。
収穫だと思う。
サブの子達のいいプレーを褒めるYIコーチのぶつぶつは、
必ず他のチームメイトにも伝わっているはずだ。
上手い子だけを伸ばすのではない、そういうチームで
いいじゃないか、と自分は思うのだ。
夕方。
監督さん、まーだ言ってる。
あそこで、バックがYちゃんだったらなぁ・・・・。
あらあら。
そんなに言っていただいて、それはドウモ。
確かに今日のYは、よかったですけども
いつもベンチの彼らだって、なかなかよかったですよ。
上手くなってるじゃないですか。
・・・・とは敢えて言わずに、ニコニコしてやり過ごす。
こういう場合は、受けるが一番!(笑)
2003/10/27(月) Y=GK?
しばらく前の話になるが、
女子チームAZMの区大会、1回戦。
これに勝つと、ベスト4だ(笑)。
この日のベンチは、ママさんコーチのHYちゃんが
1人で仕切った。
AKコーチが遅い夏休みをとって不在だったため、
彼の決めたスタメンでゲームに入り
HYコーチが適宜様子を見ながら選手交代を続け、
結局全員がピッチに一度は立ったのだった。
AZMにはGK専門の選手はいない。
実は6年に上手いのが1人いる。
彼女がGKに入ると点は取られないが、
こちらも点が取れなくなってしまうので(苦笑)
極力、別の下級生にハーフで交替させながら担当させている。
見たところ、4−5年生あたりで回しているようだ。
区大会のこの日も、AKコーチが前後半でGKを務める子を
二人指名してあったらしい。
前半が5年生のさあんちゃん、
後半がYと同じ名前の4年生、よんちゃんだった。
余談だが、学年も同じ、名前も同じなので
AZMの子達は、彼女たちを「Y」と「Y子」で呼び分けている。
ウチのが「Y子」で、
後から入ってきたよんちゃんが「Y」だ。
もともと、友人間で「Y子」と呼ばれることが多かったので、
自然とそういうことになった。
よんちゃんが入部した時点で、彼女たちの呼び分けは了解されており、
コーチ達の作る資料なんかでも
YとY子で通っているようだった。
で、区大会の1回戦は、AKコーチ不在という珍しい事態にもかかわらず
無事1−0で終了し、ベスト4に進めたのだった。
前半にいあんちゃんが上げたゴールを、後半必死で守り抜いた展開だった。
・・・・という、その日の試合運びのことなどを、
留守中の報告としてAK・HY両コーチが話していたときのこと。
(これは、あとでHYコーチから聞いたネタ。)
HY: あの日は、初めてにもかかわらず
Yちゃんもがんばってキーパーやってましたし。
AK: え。 なんでYがキーパーだったんですか?
HY: は? あれ、AKコーチがメールで「GKは、さあんとY」って・・・・
AK: それ、FCTから来てるYのことですよ。
HY: え”・・・・。そ、それなら「Y子」って書いてくれないと・・・・
AK: ・・・・その試合、よく勝てましたね・・・・。
全くだ。
そんな凡ミスで、あの試合を落としていたら、と思うと
Yちゃん(初心者なのにGKをやらされた方)が気の毒になる。
「子」の一文字を抜かしちゃったAKコーチもさることながら、
そこで「?」と思わずによんちゃんにキーパーをやらせちゃったHYコーチも
なんつぅか、どっか一本ずつ抜けてます(笑)。
ウチのYは、とりたててGKに向いているわけでもないし
本人がやりたがるわけでもないけれど、
GKコーチからひととおりの手ほどきは受けたことがある。
以来、キーパー・ローテにしっかり組み込まれて
それなりに試合でも経験は積んでいる。
(失点がない、とは言わないけどね。)
一方のよんちゃんは、なにしろまだ入部してから3ヶ月も経ってなくて
いきなり高学年の相手選手から本気シュートを浴びるような場所に
立たせるわけにはいかない。
そんな無茶を、よくやったものだ。
よんちゃんも、偉かった。
GKコーチには「やっぱ、環境っすかねぇ。」と言われたことがある。
Yがカッコだけは、GKぽく立ってることができるようになった頃のことだ。
試合をナマで観戦する経験値においては
(ちゃんと観てるかどうかはこのさい不問にして)
明らかに突出していることを指して言われたのだろうけれど、
彼女の中に結ばれている「GKぽい」イメージのほとんどは、多分
土肥ちゃんというよりも、
普段一緒にサルをやる、ゴレイロ職人の皆様方が出どころだと思われる。
それも含めて「環境」とは言えるが、
こんなところに、
ゲームの合間に、YやKとPK勝負をしてくださるゴレイロ様方の
教育効果が現れているわけだ(笑)。
結果論だが、
シロウトのよんちゃんがGKに(なぜだか)入ったことで
守備の意識がものすごく集中して高まったのが
かえってよかったのだと思う。
これが逆に、いつものYがキーパーだと
そこまで責任感を持ってみんなが守りきってくれたかどうか。
それで、Yのところで失点でもしようものなら
その日はさぞかしキーキーしていたことだろう(自分が)。
ケガの功名かな。
なんにせよ、勝ったんだから文句は言わない(笑)。
昨日のアミノバイタルでは
コバと一緒のチームで、アマ・チームとドッジボールをやったY。
相手方の男の子がYをねらって投げつけたボールを
受けそこなってはね返してしまい、アウトになる。
・・・・全然ダメじゃん。
あれは、体の正面でキーパー・キャッチすればよかったのに。
やっぱ、よんちゃんがGKでよかったんだよ、あの試合は。
うんうん。
2003/10/29(水) Y=FW?
先週の土曜日、AZMの練習はHYコーチが見てくれた。
その日の午後、別件で彼女とメールをやりとりしているうちに、
こんな報告が届いた。
>Yちゃんはミニゲームで素晴らしいシュートを何点も決めてました。
>FWで使ってみたいなぁ〜。本人は嫌がるかしら。
はー。そーなんすかー。
いや、煮るなと焼くなとお好きに料理したって下さい、
と返しておいた。
多分、サイドを有効に使う練習という意味で
寸詰まり横長の矩形の中でやったのだと思う。
3チームに分かれた、と言うから、5対5か6対6だろう。
寸詰まりのミニゲームだから、
いつものようにバック専門というワケにもいかない。
それも、狙いだったかもしれないね。
で、今日の練習、どうだった?
とYにふってみる。
Y曰く、
「今日は3点きめたんだよ!」
1点目と2点目は、よく覚えていないそうだ。
ゴール前でゴチャゴチャっとなったところで、押し込んだとか
そんなようなゴールだったらしい。
本人が自慢するのは3点目。
ゴール右45度10mくらいの位置から
インステップの当たりそこね(=なんちゃってトゥ・キック)を蹴ったら、
右ポストと
右ポスト寄りゴール・ライン上に立っていたはんちゃんの頭との間を抜いて
バナナで入ったんだそうだ(笑)。
なんだかよく分からないけど、
「あれはスゴかった。」とYは自画自賛。
母: シュート決めると、うれしいでしょー?
Y: んー、まぁね。でも、入れようと思って蹴ったワケじゃないから。
母: ? なんとなく蹴ったの?
Y: いやー、とりあえずゴールのほうに蹴ったら、
誰かが合わせてくれたりとか、跳ね返りを押し込んだりとか
なんか起きるかなー、と思って蹴ったんだよ。
そしたら入っちゃった。
まぁ、10mくらいの距離なら、
トリアエズでもナントナクでも何でもいいから
ゴールに蹴るのは正解だよね。
空いてるコースを選んで蹴るのは、もすこし上級編だ。
・・・・HYコーチが、YをFWで使ってみたいって。
試しに言ってみる。
Y、本気で嫌そうな顔をする(苦笑)。
母: バックの何がそんなに楽しいの?
Y: うーん、男子とやってるときは
相手の攻撃を止めて、「ヤッタゼ!」ってカンジになるのが面白い。
母: 女子のときは?
Y: ・・・・強い相手だったら「ヤッタゼ!」になるかなー・・・・。
母: 女子だったら、もう少し前の方でもできるんじゃない?
シュート撃てるし、楽しいよ?
Y: ヤダ。ヘタだもん。
母: ドリブルして上がってったり。加地君みたいに。
Y: ヤダ。絶対ヤダ。
母: ボール持てないからじゃない?
少しキープできるようになると、感じ方、変わると思うよ?
Y: ・・・・。
実は、その土曜日、
AZMの練習が終わった後、SFMのママさん練習があった。
帰るYに、帰宅後の指示など与えてバイバイしてから、
今度は自分たちが同じ場所で練習をする。
ただ、それまで女の子達と一緒にいたHYコーチが
今度はママさん練習に入っているので、
うらやましいのか、ヒマなのか、
女の子数名は、そのまま残って、鉄棒のところで遊んだりしながら
それとなくHYコーチの様子をうかがっていた。
で、結局、彼女たちの粘り勝ち。
ミニゲームの時間になると、すーっと寄ってきて
球拾いなんかをなにげに務めながら、
いつのまにーか、なんとなーく、中に入っているのだった(笑)。
ま、コッチも人数多くはないから、全然いいんだけどね。
それなら、ということで
AZM残党+HYコーチ対ママさん、のゲームになった。
子供たち、オオヨロコビ!
・・・・喜ばれた(苦笑)。
この日は
大人ほど背丈のある6年生しみんちゃんに、驚いた。
彼女は、ひょろっと背が高い。
足が長くて、走るとスゴク速い!
もともと陸上をやりたい子なのだけれど
小学生できちんと陸上の基礎を教えてくれるところが近くにないので
それなら体力増強のため、というような理由で去年AZMに入ってきた。
だから、足は速いが、ボール扱いは全くの初心者だった。
同じ学年で、低学年からサッカー好きでボールを触っている子に比べ
その部分では確かにハンディはあった。
結局、頼りないYみたいな中学年DFを並べざるを得ないチーム状況もあって、
6年生になってからはスイーパーとして
後ろに控えていることが多かったしみんちゃん。
どちらかというと、高い背を活かしてヘッドで返したり
なにはともあれクリア、みたいなダイレクト・プレーが多かった。
でも、今回、ゲームで1対1になってみて
格段に上手くなっているのに気がついた。
何が上手いって、
キープできるようになったのだ。
足が長いから、体を寄せていてもとんでもなく遠いところで
ボールを持たれちゃうのには、もう笑うしかない。
そして、球を横に動かしながらDFをかわそうとするが、
多少長めにボールがぶれても
足が長いのでちゃんと次のプレーにつながるし、
蹴り合いみたいになっても、届かないところに出たが最後、
長いリーチ(?)できれいに蹴られちゃう。
ザ・身体能力の差だ(笑)。
いや、身体能力的に足が長いのは前から変わらない。
変わったのは、
多分ものすごく練習したのだろう、
ボールを芯でとらえて蹴れるようになったことと、
足下で持つようになったことだ。
それまで、ただ足を出していたようなところで
きちんとキックになるだけで、
印象的にはものすごく上手くなったカンジがする。
プラス、
前なら、DFに詰められて慌てて蹴ってミスになったような場面でも、
一呼吸落ち着いて足下にボールを置き、
周りを見てから攻めてくるところなんか、
別人級に上達してる!
これだよなぁ、と思うのだ。
持てないからバック、のはね返し専門DFのYだって
(背が低くて足は短いにしろ)
ボールを持てるようになると、すごくプレーが変わるのに。
・・・・ここでも、練習不熱心が彼女の足を引っ張っている。
翌日、栗坊の練習会に行った。
パス練、シュート練から始まる体育館サル会だ。
Yのシュートは、確かにマトモだった。
だんだん強い球が蹴れるようになっているのだ。
リフティング56回は、同学年女子が何人も100回を越えている今となっては
相対的にちっともエラかない数字だが、
伊達に50回続けられるわけでもないな、と思った。
それなりにミートが良くなっているのだ。
彼女のシュート練を見て、
HYコーチが、YをFWに、というのは
あながち見当違いでもないんだろうな、と思うことにした。
あとは、本人が自分のプレーを広げていく意志を持つかどうか、
の問題だ。
・・・・もったいないねぇ、あんだけ蹴れてるのに。
1年たっても、自分のほうは大して進歩していない。
祝・リーガ初得点で始まったこの日記だけれど、
結局リーガでは、まだその1点しか入れてない。
他人の事、言う前に
自分が努力しなくっちゃ。
・・・・だよな。うん・・・・。
2003/10/31(金) ねぶ。
我ながら、よくもっていると。
昨日の木曜日は超早起きだった。
仕事上、木曜までにやらなくてはならないことがあったが、
睡魔には勝てずに連日素直に寝てしまったため、
それを挽回するために、2時半起床。
お陰で、やるべきことは片づいたが、眠い。
それでも、一週間の中で木曜が一番テンション上げないとならない日なので
とりあえず上げとく。
夜の9時半まで上がったままで突っ走ると、
もーダメだー。
バタンと倒れるようにその場で寝てしまった。
でも、終電には乗りたかったので11時半に目が覚めた。
慌てて帰ってくる。
家で限りなく夜食に近い夕食を食べ、
身の回りを片づけてから、やっと次の「宿題」に取りかかる。
書きましたよ、フロント宛てに。
もう、今日が締切だもんね。
東京が来シーズンの席割りと価格を変更したいそうだ。
価格変更のほうは、多くの場合、値上げだ。
諸般の事情で、これは分かる。
席割り変更のほうは、これまでの定位置で観ることができなくなりそうな
自分達にとっては困ったプランだ。
そこで働いているのが企業の論理なら、
それとして展開すればよかろう。
そうしてくれた方が、まだ理解可能だったかもしれない。
書いたところで、もう何も聞き入れてはもらえそうもない、
という話も聞こえてくる。
仮にそうだったとしても、
なんか、書いて投げつけたくなった。
ここに転載はしないけれども(長いから)、
送りつけて、ちょとだけ気が済んだ。
でも、お陰でものすご〜く、ねぶい。
また倒れてその場で眠れそうなくらいだ。
明日の集合、早いんだよな。
引率だから遅れるわけにいかないんだけど、
明日起きられるかが、今から心配。
うー。ねぶい。